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<東京怪談・PCゲームノベル>


闇の羽根・桜書 T < 宿すは現 >



◆▽◆


 ふらふらと、それはある意味では覚束ない足取りであった。
 ただ前に道があるから歩いてみる。それくらいに軽い気持ちで、比嘉耶 棗はふらり―――1つの廃工場の前で足を止めた。
 ねっとりと絡みつく、霊の雰囲気は強い。
 ・・・どうしてここに溜まっているのだろうか?
 ここで昔、なにか大きな事故でもあったのだろうか?
 考えても分からないものではあるが、棗はジっと工場の中を見詰めた。
 朽ちかける直前といった建物は見るからにみすぼらしく、何年も人が訪れた形跡は無い。
 ジっと中を見詰めている時だった。
 ―――――ふわり・・・何かが、中を歩いている。
 それは、半透明な幽霊でもなく、輪郭がぼやけて青白くなっている人でもなく、キチンとこの世に存在する“人間”の姿だった。
 しかも・・・その姿には見覚えがあった。
 小さな身長、頭の高い位置で結ばれたツインテール・・・
「あれ、もなちゃん・・・どこいくんだろう・・・」
 歩いて行く背筋は真っ直ぐで、迷いの無い視線はキっと前方を見詰めている。
 そして・・・彼女の周囲には、まるで珍しいものでも見るかのように、霊達がグルリと囲んでいる。
 あんな中に居て、もなは怖くないのだろうか?
 勿論、もなのココロは見かけとは違ってそれほど甘くない事は知っていた。
 ・・・でも・・・
 棗は暫く不安そうに建物を見詰めた後で、意を決して中へと足を踏み入れた・・・。
 足元に転がっている板を踏まないように避けながら、風に舞い上がる砂埃に視界を悪くさせて、前へと進む。
 カラカラと乾いた音を立てて空き缶が転がっていく・・・・・・・・。
 棗は工場の中に入ると、乱れた髪を直した。
 湿った空気は埃っぽく、深呼吸でもしようものならむせ返る事は必死だ・・・。
 割れた窓ガラスが床に散らばり、窓枠のみが残ったそこからは斜めに陽の光が入ってくる。
 光の筋が一直線に床に突き刺さる。その中では埃がキラキラと舞っている。
 棗は両手で口元を覆うと、そっと目を閉じた。
 もなの気配だけでも感じ取れれば・・・と、思っていたのだが、どうにもそうは行かない。
 霊達の気配に阻まれて、あの淡い色をした雰囲気は掻き消えている。
 それに―――――
 奥のほうには、得体の知れない何かがいる。
 この廃工場に漂う全ての負の雰囲気を背負っているかのような、ドシリとした黒い存在は・・・
 何なのだろうか?きっと、とても強い“ナニカ”ではあるだろうけれども・・・。
 けれど今はソレを考えている場合ではない。
 もなの行方を捜さなければならないのだが、後姿はおろか、気配すらも感じられない。
「・・・もしかして、霊たちが行く先にいるのかな・・・?」
 思えば霊達は棗の存在を無視して、どこかに突き進んでいる。
 その先にいるものは、廃工場の奥に陣取っているらしい得体の知れないナニカではない。
 先ほどチラリと見た、もなの周囲を囲んでいた霊。
 きっと、霊の向かう先にもながいるのだろう。
 棗はそう思うと、霊の後に続いて奥へ奥へと歩を進めていった―――――


◇▼◇


 細い通路を抜けた先、少し開けた場所・・・きっと、以前ここは何かの部屋だったのだろう。棗はそう思うと、そっと中に入った。
 床は今にも抜けそうで、下手なところを踏めばギィっと不快な音が鳴るのだろう。
 慎重な足取りで前に進み・・・ボロボロに朽ちかけた壁の前で、彼女の姿を見つけた。
 何かを熱心に見詰めている後姿に、声をかけるかかけまいかを悩んでいると、ふとツインテールが緩やかに揺れた。
 ふわり―――
 軽やかに空を切って髪が弧を描き、スカートが儚く揺れる。
 もながこちらを振り向き、棗の姿を認めると驚いたように唇を薄く開けた。
「棗・・・ちゃん??」
「うん・・・」
「どうして・・・??どうしてこんなところに居るの?」
 信じられないといった顔つきでもながそう言って、トテトテとこちらに走ってくる。
 身長140cmほどのもなは、見た目からして細い。
 華奢な手足に、心が痛くなるほどに細い腰・・・そして、おそらく見た目通り体重も軽いのだろう。
 今にも抜けそうな床を、トントンと飛び跳ねるようにしてこちらに走って来た。
「さっき、もなちゃんのこと見かけて・・・どこにいくんだろうって・・・」
「追いかけてきてくれたの?」
 パァっと、無邪気な笑顔が顔全体に広がる。
 純粋に喜んでいる、その顔は可愛らしく、棗は思わずもなの頭を撫ぜていた。
「ここ、色々いるみたい・・・だし、もなちゃん・・・大丈夫かなぁって」
 棗の指す“色々”とは、勿論霊の類の事だ。
 霊感の無い人にでも分かる、よどんだ空気を前にもなが何も感じていないはずがない。
 なまじ“現”等と言うものを宿している少女なだけに、その霊感たるや、棗以上のものを持っているのかも知れない。
 棗でさえもこれだけクリアに見える霊たちを前に、もなはどんな思いで1人この中を突き進んでいたのだろうか?
 しかも、霊達はもなの周囲に集まるようにして来ている。
 ・・・怖くない、はずがない・・・
 心配と不安が入り混じった棗の視線を受けて、もながニッコリと・・・まるで安心させるかのように微笑んだ。
 あたしは大丈夫だよ、だって、強いから―――普段と同じように、そう言うのかと思った棗の耳に飛び込んで来たのは、予想だにしなかった答えだった。
「色々って、なぁに??」
「・・・え・・・??」
「色々って、何か居るの?」
 キョトンとした表情に、嘘は見られない。
 つまりは、本心で言っていると言うことなのだろうが・・・棗にはその言葉の意味を理解する事が出来なかった。
「色々って、クモとかムカデとか??」
 硬直したままの棗に向かって、もなが不安気な表情を覗かせて周囲を盛んに気にしている。
「もなちゃん・・・クモとかムカデじゃなく・・・」
「・・・もしかして、先頭にGのつく黒い・・・」
「違うよ・・・。霊の類が、集まってきてるでしょう?」
 でしょう?とは、ほとんど確認の意味だった。
 いつもの天然ボケで話を変な方向へ捻じ曲げているのか、それとももなにとっては霊とは、空気と同じような存在なのか・・・。
 しかし、もなの答えは棗の予想を大きく裏切った。
「??霊??いるの??」
 首を傾げ、可愛らしく微笑む・・・
「あたし、霊感ないから、視えないんだぁ」
 無邪気なニッコリパート2―――――
「えぇっ・・・・!!??」
 大きく開いた口元に手を持っていく。あまりの驚きに、棗の目は点のようになっていた。
 現の守護者であるもなに、霊が視えないとは・・・なんとも不思議なことだった。
「視えないんなら、害なんて無いよね」
「そんなことないよっ・・・!」
 甘い考えに、棗がすかさず異論を唱える。
 視えていても視えなくても“カレラ”は“ナニカ”をしでかす危険性があった。
 こちらは視えていなくても、あっちはキチンとこちらを認識して見えている。
 自分が視えるか視えないかは、あまり関係の無いことだった。
「でも、あたし・・・ここに用事があるから、いかなくちゃならないの」
 もながそう言って、ヒラヒラと手を振る。
 あたしは先に行くけれど、棗ちゃんは帰ったほうが良いよ?
 そう言われているような気がして、棗は思わずもなの腕を掴んだ。
「・・・どうしたの?」
「私も、一緒に行く・・・」
「でも・・・これは、あたしの仕事だし、危険だし・・・棗ちゃんをソレに巻き込むわけにはいかないよ」
 困ったような表情で見詰めるもなの瞳を真正面から見詰め返す。
 決意を含んだ瞳を前に、もなの視線が揺れる。
 ・・・しばらく見詰めあった後で、もなが小さく溜息を吐いた。
「この先に居るのはね、夢幻の魔物(むげんのまもの)って言う・・・怪物・・・なの」
「夢幻の魔物・・・?」
「それをね、現に還すのがあたしの役目。・・・あたしの請ける仕事は、危険が多いの」
「それなら尚更一緒に行くよ」
 ふわりと、棗は柔らかい笑顔を浮かべた。
 その笑顔に、もながキュっと棗に抱きつく・・・。
「有難う・・・」
 薄い布越しに感じる、温かな体温に・・・棗はどうしてだか、切ない気持ちを抱かざるを得なかった・・・。


◆▽◆


 やはり棗の予想通り、霊はもなを執拗に狙っていた。
 彼女の持つふわふわとした独特の雰囲気にか、それとも・・・彼女が身に宿す現の力の強大さにか、周りを囲まれる事も暫しあった。
 そう言う時に、棗はもなの霊感の無さを痛感したのだった。
 あきらかに近づいたら良くない霊の方にも、もなは恐れを知らない無邪気な子供のように突進していった。
「そっち、危ない・・・!」
 そう言って棗が腕を引っ張るたびに、どうして危ないのか、キョトンと瞳を丸くさせて首を傾げるのだ。
 その純粋なまでに“分かってない”瞳を前に、棗は苦笑を返した。
 実際問題、棗には霊を視る力は持っているが、かと言って除霊や浄霊が出来るのかといわれたら否定しなくてはならない。
 棗は退魔師ではない。また、霊を天国、ないし地獄に送るような高度な霊能力も持っていない。
 何も出来ない・・・そのため、スルー以外に道はなかった。
 それでも何とか無事、もなの目指す場所に着いた時、棗は緊張からの解放にドっと深い溜息をついた。
「・・・ここで良いんだよね?」
「うん、そう」
 棗の問いに対して、もなは不思議な笑顔を浮かべるとコツンと床を鳴らしながら奥へと数歩進んだ。
「来たよ」
 優しい口調は、いままでに聞いたことの無いもので・・・
 どこか大人びた声は、まるで別人のもののようだった。
「怖がらないで。貴方が、大人しく現に還ると言うなら、あたしは貴方を傷つけないから」
「もなちゃん・・・?」
 言い知れぬ不安を胸に、棗はもなの隣に立つとその顔を覗き込んだ。
「・・・もなちゃん・・・!!」
 柔らかい笑顔を浮かべた顔・・・その色は、蒼白だった。
 今にも倒れてしまいそうなほどにギリギリの顔色をしながらも、もなが笑顔を崩す事は無かった。
「もなちゃん!」
「大丈夫なの。・・・これは、あたしの試練。もう、進むしかないから・・・」
 言っている言葉の意味は分からなかった。
 けれど、それがどれほどまでにもなの心を砕きながら発した言葉なのかは、悲し気に揺れる瞳の奥から窺い知る事が出来た。
「・・・棗ちゃん。人はね、生きている間に色々な経験をする。それが例え悲しいことでも、辛い事でも、全ては前に進むために起こる事」
「もなちゃん・・・」
 何を言っているの?
 そう続くはずだった言葉は飲み込まれた。
 暗がりからズシリと重たい音を響かせながら現れた1つの人影―――
 ぶよぶよと膨れた真っ白な脚、ダラリと床に垂れ下がった手、背に掛かる髪は縮れている。
 それは確かに、かつては人だったものの姿だった。
 様変わりはしているが、確かに・・・人であったはずだ・・・。
 あまりの異形さに、棗は目を大きく見開いたまま固まった。
 その様子を見ていたもなが、ふっと小さく息を吐き、寂しげな表情を浮かべるとポツリと呟いた。
「それを、あたしはこの子から教わった」
「もなちゃんの、知り合い・・・なの?」
「友達だったの。凄く・・・仲が良かった。あたしは、大好きだったよ」
 最後の言葉は棗ではなく、夢幻の魔物に向けられていた。
「でも、仕事は仕事。夢幻の魔物はこの世界に居てはいけないの」
「それでも・・・もなちゃんの、友達・・・でしょう?」
 棗の問いかけに、もなはふるふると頭を振った。
「“だった”だよ。友達、だったの――――」
 もながそう言って、スカートをたくし上げ、すっと太ももをなぞった。
 掌サイズの拳銃がもなの手の中にセットされ、真っ直ぐに夢幻の魔物に照準を合わせている。
 棗は混乱する頭の中で、必死にこの状況をなんとか打開できないものかを考えた。
 もなを夢幻の魔物と・・・友達と、戦わせる事だけは避けたい。
 いくら“仕事”だと言っても、きっともなは心のどこかでまだ迷っている。
 夢幻の魔物を傷つけたくない。もなの心を、少しでも救ってあげたい。
 ―――――それでも、夢幻の魔物は現の世界に還さなくてはいけない。
 仕方のないことだと言って、簡単に割り切る事は出来なかった。
 棗は意を決すると、ポンと軽く床を蹴りもなの隣まで走るとその手から拳銃を叩き落した。
「棗ちゃん!?」
 驚いたような表情のもなをそのままに、棗は手早く糸を取り出すとそれを夢幻の魔物に絡めた。
 ギリギリと糸が食い込み、夢幻の魔物が暴れ出す。
 それを何とか抑え込むように手に力を入れ・・・段々と、夢幻の魔物の体力を削っていく・・・。
「棗ちゃん!!」
「・・・もなちゃんは、見てて・・・!」
「でも、だって・・・」
「仕事のために、友達を傷つける・・・そんなもなちゃんを、見たくない」
 キッパリとした棗の言葉に、もなが目を伏せた。
 棗は、相手に大ダメージを与えるほどの攻撃技を持っていない。
 それに引き換え、もなはこの道のプロと言っても過言ではない。彼女は自分の身を、宿る現を、守る手段を持ち得ている。
 銃の腕はかなり良い。状況判断能力も凄まじい。例え夢幻の魔物相手でも、彼女は決して負けないだろう。
 ・・・もながやった方が、何倍も早く、確実に、そして・・・安全に終わるだろう。
 それでも、棗はもなが“友達”を傷つけ、最後には自分の心を傷つけてしまう、そんな姿を見たくなかった。


◇▼◇


 体力を消耗し、膝をついた夢幻の魔物を見て、棗はほっと安堵すると共に自らもその場に座り込んだ。
 凄まじい疲労感が全身をダルく駆け抜けるが、そんなことはあまり重要ではなかった。
 少々荒れていた息を整えて、ふっと顔を上げればもなが夢幻の魔物の隣に立ってジっと何かを考え込むように見詰めていた。
「・・・もなちゃん?」
「棗ちゃん。有難う・・・嫌な仕事、押し付けちゃってごめんね?」
「押し付けられたわけじゃないよ・・・?」
「ここから先はあたしの仕事。すぐ終わるから、目・・・瞑ってて?」
 何をするのだろうか?
 一抹の不安を感じながらも、棗はゆっくりと目を瞑った。
 途端に閉ざされる視界の向こう、何が起こっているのかは分からないものの・・・突然凄まじい突風が吹き荒れた。
 驚いて咄嗟に顔を庇う。
 ゴゥっと言う音を伴いながら、風が吹き荒れたのはほんの刹那の間だった。
 夢のように静かになった部屋の中、パタンと何かが落ちる音がした。
 水がどこかから落ちる、あのか細い音の合間、闇に閉ざされた視界の中・・・鉄臭い臭いが棗の鼻を刺激した。
「もなちゃん・・・?」
 呼びかけてみるものの、返事は無い。
 棗の脳裏に先ほどの突風が思い出される・・・あの時に、何が・・・!?
 パチリと目を開ければ、割れた窓ガラス越しに差し込んでくる陽の光がやけに目に痛く、霞む視界の向こう・・・夢幻の魔物は跡形もなく姿を消していた。
 その代わりに、もなが力なく床に膝をついている。
 その足元には真っ赤な血が溜まっており、左手首から止め処もなくあふれ出している。
 血溜まりの中で揺れる、真っ白な包帯が徐々に濡れていく・・・赤く、赤く・・・。
「もなちゃん!!!」
 棗は自分でも驚くほどの速さで立ち上がると、もなに走りよった。
 血が止まらない左手を取り、何とか止血しようと試みるものの、棗の手が血に染まるだけで止まる気配はない。
「どうして・・・なんで・・・」
「大丈夫よ、大丈夫なの・・・。これは、夢幻の魔物を送り返した際の代償・・・だから・・・」
 休んでいれば直に良くなると言うもなの顔色は悪く、このまま目を瞑ったら二度と戻ってこないのではないのかと言うほどに、瞳の力は弱々しくなっていた。
 どうしたら良いのか分からず、オロオロとする棗に薄く笑いかけるもな。
 ―――――どうすれば・・・
 血が止まらないのなら、何か他に策は無いだろうか??
 何か・・・何か・・・
 考え込む棗の頭に、1つのモノが浮かんで来た。
 それは口にすればたちまち元気になり、優しい気持ちになり、幸せになれる・・・スペシャルアイテムだった。
 ごそごそと着物を漁り、目当てのものが指先に触れると取り出した。
「もなちゃん!チョコあげるからしっかり・・・!」
 ファンシーな包みにくるまれたソレをもなに手渡し―――もながクスリと音を立てて笑うと、柔らかい視線を棗に向けた。
「棗ちゃんは、変わらないね。・・・変わらないで・・・ね・・・?」
 “変わる”とはどう言う意味なのか、どうしてそんな事を言うのか。
 問い返す前に、もなが目を閉じ・・・そのまま、微かな寝息を立てて夢の世界へと旅立っていった―――――


◆▽◆


「あぁ、もな・・・起きた?」
「麗夜ちゃん・・・。・・・ずっとそこに居たの?」
「もなが起きるまではついててあげようと思ってね。本読んでた」
「・・・棗ちゃんは?」
「無事に家に送り届けたよ?冬弥が・・・ね」
「そう・・・」
「随分心配してたみたいだけど、きっと冬弥が上手く言ってると思うよ」
「でしょうね」
「・・・それで?俺に何か言いたい事、あるんだろ?」
「何もないわ」
「そんなわけない。もながそう言う顔をする時は大抵何か言いたい事がある時だ」
「・・・大した事じゃない」
「それじゃぁ、俺も本気で聞かない。だから、楽に話せ」
「ねぇ・・・麗夜ちゃん・・・」
「ん?」


     「変わらないものって、この世には・・・ないのかな・・・?」



               ≪ E N D ≫


 
 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  6001 / 比嘉耶 棗 / 女性 / 18歳 / 気まぐれ人形作製者


  NPC / 片桐 もな


 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『闇の羽根・桜書 T < 宿すは現 >』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 全体的に暗い雰囲気の闇の羽根ですが、流石は棗様・・・!
 最後は無事に可愛らしくまとまりました(笑
 チョコを出すあたり、棗様らしいなぁとほほえましく思いながら執筆いたしました。
 すこしでも棗様らしさが描けていればと思います。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。