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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


紫陽花の季節

●紫陽花の少女
 とある家の前にはいつもこの季節になると紫陽花がさいていた。
「また……この季節が来ちゃったなぁ。いつもこの季節になると今年こそは!?って思うんだけどなぁ」
 大きな眼鏡をかけたおさげを二つさげたブレザー姿の少女が傘を差しながら咲いている紫陽花を見つめながら小さく呟いた。
「毎年毎年こう思って、何もできないんだよね……」
 どこか自身なさげに少女は呟く。
 そこへその家の住人の少女、逢坂・雪菜(あいさか・ゆきな)が学校から帰宅して来た。
 毎日の様にこの時期になるとここで紫陽花を見つめているその少女の事を雪菜は覚えていた。
 いつも声をかけようと思いつつ、機会をのがしていた雪菜は今日こそはと思い少女に声をかけた。
「ねぇ、いつもそこで紫陽花を見てるよね?その紫陽花、私が手入れしてるんです。いつも見てくれてありがとう、でもなんでいつもその紫陽花を見ているの?」
 不思議そうに雪菜が聞いた。
「あ、えと……その……」
 急に話掛けられ、慌てたらしいその少女は言葉に窮する。
 見るからに余り人付き合いが得意そうには見えない少女はパニックに陥りかけた気持ちを落ち着かせるように大きく息をはく。
「あの……紫陽花の花言葉って知っていますか?」
「紫陽花の花言葉?」
「『元気な女性』っていうんです。私は……見ての通りだから、そういうのに憧れてて……、ついこの季節になるとそれを考えてしまうんです……、私も紫陽花みたいに輝けたら良いなって……」」
 その少女の言葉を聞いて雪菜はしばらく考え込む。
「つまりあなたは自分を変えたいってそういう事?」
「はい……」
「そういう事だったら私が良い場所を知ってますよ。一緒に行きませんか?」
「え?どこ……ですか?」
「草間興信所っていって、色々な人が良く集まってるんです。きっと力になってくれますよ」
 そう言って雪菜は少女の手を取った。
「あ、そういえば自己紹介がまだでしたね、私は逢坂雪菜といいます。あなたは?」
「私は……木村・紫織(きむら・しおり)といいます……」
 雪菜に誘われて紫織と雪菜は草間興信所に向かったのだった。

「で、それでなんで俺の所に来るんだ?」
 草間・武彦(くさま・たけひこ)は不機嫌そうに雪菜に話掛けた。
「ここなら色々な人が来るから力になってもらえると思ったんです……」
 雪菜がどこか申し訳なさそうに武彦に言った。
「ま、そういう事ならここに来ている人間に力を借りるのは良いが、俺は手伝わないからな?」
 武彦はそう面倒くさそうに呟くのだった。
「ありがとうございます、よかったね紫織さん」
 武彦に許可をして貰った雪菜は嬉しそうに紫織に向かって微笑み、それに紫織も小さく頷いたのだった。

●興信所にて
 紫織達と草間のやりとりがあった後、奥から一人の男性がやって来る。
「あれ?草間さん何かあったんですか?」
 そう言ってやってきたのは宮小路・皇騎(みやこうじ・こうき)であった。
「あ、皇騎さんお久しぶりです」
 その姿を見て逢坂・雪菜(あいさか・ゆきな)が小さく頭を下げる。
「あ、雪乃さんこんにちは、久しぶりですね。今日はどうしました?」
 見知った雪菜の顔を見つけて、皇騎は以前の事件の後の遺症等が雪奈に残っているのではないかと心配していたのだが、元気そうな雪奈の姿を見てその心配はなさそうだと胸をなでおろしながらも皇騎がそう聞いた。
「あ、そ、その……、今日は知り合いの事でちょっと相談があってきたんです」
 そう言って雪菜が隣にいる木村・紫織(きむら・しおり)の事を紹介する。
「今日はこの紫織さんが自分を変えたい、というのに皆さんの力を借りれないかと思ってここに来たんです」
 そういわれて皇騎はなるほどね、という顔で武彦の方を見たが、当の武彦は新聞に顔を埋めてそ知らぬ顔をしていた。
 そしてそんな会話の直後であった。
 急に興信所の入り口のドアがばたんと開く。
「そういう事ならこのちーちゃんに任せなさいっ!?」
 そう言っていきなり現れたのは月見里・千里(やまなし・ちさと)であった。
 たまたま学校が絵りにお茶を飲もうと興信所にやって来た千里であったが、入り口の所で皇騎達の会話を聞いてしまいいてもたってもいられずに現れた、という訳だった。
「自分を変えたいんだって?それなら良いアイデアがあるよ。あ、私は月見里千里、気軽にちーちゃんって呼んで良いよ」
 まるでマシンガンの様な勢いでそうまくしたて、紫織の手を取る千里であった。
「は、はい……」
 千里の勢いに押されて思わず紫織がそう頷いたのを見て、千里は満足そうに笑顔を浮かべる。
「それじゃあね、この中から好きなのを選んでもらえるかな?」
 そう言って千里が鞄から取り出したのはカードであった。
 いわゆるカードゲームと呼ばれる物でそこには様々な姿をしたキャラクター達が描かれていた。
 紫織はよく判らないと言った様子で千里の勢いに飲まれたまま、カードを手にとってその中から一枚を選ぶ。
 そこには綺麗な純白のドレスを身に纏った天使の姿が描かれていた。
「あーこれをえらんだか」
 なにやら千里は頷くと今度は小声で紫織になにやら囁く。
 囁かれた紫織は急に聞かれた事に驚き急に赤面する。
「ね、私の女の子なんだし恥ずかしがる事なんてないって。他の誰にも言わないからさ、ね?」
 そう言って千里はそのまま勢いで、聞きたかった事を聞こうとする。
 そんな千里に紫織は観念したかの様にぼそぼそと答える。
「ふーん思ったより紫織ちゃんって……」
 なにやら感心したかの様に頷いた千里を皇騎と雪菜はただ呆然と見ているしかなかった。
 そして千里はなにやらメモをとると紫織の手を取る。
「草間さん、奥借りるからね。あ、皇騎さんも草間さんも来ちゃダメだよ?」
 そう言って、武彦の了承を取る間も惜しむかのように千里は紫織の手を取って、奥の部屋へと向かったのだった。
 そして千里が奥の部屋へ入った丁度その時、興信所のドアが再び開くのだった。
「草間ー、これ仕事のお礼で貰ったけどあたしじゃ食えないからやるー……ってどうしたんだ?」
 そう言って入って来たのは情報屋の法条・風槻(のりなが・ふつき)であった。
 風槻は入ってくるなり呆然としている皇騎と雪菜を見て狐につつまれた様な表情を浮かべるのだった。

●外の姿
 奥の部屋へと入った千里は部屋の鍵をしっかり閉める。
「じゃあ紫織ちゃん、これを着てもらえるかな?」
 そう言ってどこから出して来たのか千里は一着のドレスを紫織に手渡そうとする。
 そのドレスにはご丁寧に天使の羽根までついていたのだが。
「え、えーと、この服どこから出したんですか?」
 先ほどまで絶対に持っていなかったはずの服が急に現れた事に紫織は驚く。
 しかも先ほど紫織が選んだカードの服装そのものだったから。
「私はねー。実は手品師なんだよ」
 千里は自らの力によってその服を出した事をごまかす為にそんな風に紫織に話す。
「え?え?て、手品師って……」
「まーまーいいからいいから、」
「そ、そんな事言われても……」
「気分を変えるにはまず姿からってよく言うでしょ?」
「あ、そ、そんな事言わないと思う……」
 どんどん迫ってくる千里にじりじりと下がる紫織だったが、不意にその背中が壁に当たる。
「着替えるのが一人じゃやりにくいって言うなら私が手伝ってあげるから」
「え?そ、そんな事は……きゃーっ!?」
「いいからいいから……って紫織ちゃんって思ったよりスタイルいいんだねー」
「そ、そんな事ないですよぅ……」
 紫織は思わずそんな今にも無きそうな声をあげた。

 そんな声が扉の奥から聞こえてくるのを聞いて皇騎が小さく溜息を付く。
「一体中で何をやってるんでしょうかね」
「さぁ?」
 風槻も判らないと云った様子で首を横に振る。
 ここにやってきて最初にあった事がそれだった風槻には今だに状況が良く飲み込めていないのであった。

 しばらくしてドアがあき、千里と紫織が出て来る。
 千里はどこか満足そうな笑みを浮かべ、逆に紫織はどこか泣きそうな表情を浮かべていた。
 そして皆がその表情もだが、驚いたのは紫織の着ている衣装であった。
 紫織の姿は羽根の生えた天使といった姿をしていた……いわゆるコスプレというものであった。
「千里さん、これは一体どういう事ですか?」
 皇騎が恥ずかしそうに身を縮こまらせている紫織にではなく千里に聞いた。
「え?これ?コスプレだよ?」
「……い、いえそういう事ではなくてですね……」
 一瞬頭を抱えかけた皇騎であったが気を持ち直して再び千里に聞いた。
「だって紫織ちゃんは自分を変えたいんでしょ?だったらまずその服装から変えて見るのがいいんじゃないかと思ったんだよ」
 自信満々に話す千里に対して、皇騎は次の言葉を続ける事ができなかった。
 そこへ今までずっと蚊帳の外にいた風槻が二人に話を聞く。
「あのよければあたしにも事情を話してもらえないかしら?何かあたしでも手伝える事があるかもしれないし」
 風槻のその言葉に、今まで呆然と様子を見ているしかできなかった雪菜が風槻にそっと声をかける。
「あの、それは私が説明します……」

 雪菜はそう言って風槻に話かけ、今までの事情を説明した。

「なるほどね……。それでそこにいる千里が紫織の事を変えてあげる為にあの格好になるのを勧めた、と。そういう事で良いのかしら?」
「え、ええ。そういう事です」
 雪菜のその説明を聞いた後、満足そうな笑みを浮かべる千里と、恥ずかしそうにしている紫織の事を順に風槻は見渡した。

「あのね千里……だっけ?あなたのやりたい事はよく判るわ。でもね紫織の事をもうちょと考えてあげてもいいんじゃないかな?」
 風槻に諭す様に言われた千里はむっとした様な表情を浮かべ、反論した。
「私は紫織ちゃんの事を考えてるよ。だからこうやって紫織ちゃんが変われる様にって思って……」
「それは判るは。でもね?外見だけ変わるんじゃ全く意味がないの。千里のやろうとしてる事はもうちょと紫織が勇気をつけたらやればいい事だと思うわ」
「じゃ、じゃあ風槻さんならどういう風にやるの?」
 そう千里に言われて、風槻はしばらく顎に手を当てて考えこんだ後、千里の事を見つめなおしてこう言った。
「判った。あたしなりの方法みせてあげる、だからまずはその服を着替えさせて上げてきなさいな」
 そう言われると千里は返す言葉がなかった。
「それじゃその方法というの、私も見せてもらうからね?」
「ええ、いいわよ」
 自信満々に風槻に言われて、しぶしぶ千里は紫織の事を着替えに奥の部屋へと向かうのだった。

●遊戯
 しばらくして紫織が元の制服に着替えて出てきた。
 千里はぶつぶつと呟きながら後に続いてきた。
「……折角作ったのに……よく似あっていたのに……」
 まだ何か納得のいかない様子の千里を見て風槻は小さく溜息をついた。
「千里?確かに外見を変える事によって人が変わる事はあるけど、それじゃ今の場合は解決にならないと思うよ?」
「それじゃどうするのよ?」
「うーん、そうね。ここにいる皆で街へ遊びに行きましょう」
「え?」
 今度は紫織も怪訝そうな声を上げる。
「あ、皆といっても草間は留守番ね、それじゃ行きましょう」
 皆の了承を取る間もなく風槻はそう言って一行を興信所の外へと連れ出すのだった。
「出たは良いですけど、これからどうするんですか?」
 皇騎がそう風槻に聞いた。
「そうね。まずは最近出来たっていうアミューズメントセンターにでも行きましょう」
 そう言って風槻は歩き出した。

 アミューズメントセンターへと着いた一行は一階にあるゲームセンターに入った。
「それでここでどうするの?」
 まだ不信そうに見ている千里に、風槻はにっこり笑顔を浮かべて答えた。
「遊ぶのよたっぷりとね」
 そう言って風槻は手始めに手直にあるゲーム機を指さしたのだった。

 しばらくして、様々なゲー向きなどで遊び着くした一行に風槻は笑って言った。
「それじゃ今度は上にあるカラオケにでも行きましょう、その後はそうね、ボーリングなんかも良いわね」
 千里はそんな風にしている風槻にも歌間らないといった様子で聞いたのだった。
「こんな風にしてて一体何が変わるっていうのよ」
「あら?まだわからないの?」
 意外だとでもいう用に風槻が千里に聞き返す。
「判らないから聞いてるんじゃない」
「うーん、そうね。言葉でいうのは難しいわね。強いて言うなら紫織に心から笑ってもらう為かしら」
「心から笑ってもらう為?」
「ええ、あたしが見た処、紫織は自分自身の良さが判って無いんだと思うの。だからそれを判ってもらう為に心から楽しんで貰えれば見つけられるんじゃないかな?と思ったのよ」
「そうですね、私も彼女が無理に変わるのではなく、彼女らしさをもっと上手く表せる様になるのが良いと思います」
 風槻と皇騎の言葉を聞いて風槻の顔をまじまじと千里は見つめる。
 しばらく見つめていたが、千里は急に破顔する。
「なるほど、そういう事か。そういう事なら私もできる限り精一杯協力するよ」
 千里はそういうが早いか紫織の手を取る。
「紫織ちゃん早くカラオケ行こうカラオケ」
 急な千里の変化に紫織は戸惑いながら千里に手を惹かれて怪談を上り始めるのだった。

●心の在り方
 数時間後、アミューズメントセンターから出てきた一行は今度はショッピングをしていた。
 主に見るのは紫織の服であった。
「あ、これなんてどうかな?紫織ちゃんに似合いそうだと思うけど」
「私はこっちの方が似合うと思うけど……」
「よし、それじゃその両方とも着て見てもらいましょうか」
 当の紫織はまるでマネキンの様に色々な服を着せられて、戸惑うばかりだった。
 ひとしきり買い物を済ませ、ブティックを出てきた一行は荷物持ちを皇騎に任せて興信所への帰途へと着いた。
「あの……、ちょっとこれは買いすぎなんじゃないでしょうか?」
「あら?女性の数人の買い物でこれは少ない方だと思うわよ?」
 主に紫織の買い物がメインではあったが、どうやらその中には他の風槻や千里や雪菜の物も含まれている様だった。

 しばらく話ながら歩いて来た一行はそこまでは何事もなく興信所へと戻って来る。
 興信所の入り口には強持ての黒い服を来た男たち数人が待ち構えていた。
 一行は一瞬何事かと身構えたが、男の一人が発した言葉にその緊張はほぐれる事になった。
「皇騎様、探しましたよ。さぁ帰りましょう」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、まだ……もうちょっとだけ待ってくれ。私は逃げも隠れもしないから」」
 男はしばらく考えていた様子だったが小さく頷く。
「判りました、約束ですよ?私達はそこに止めてある車で待っていますので」
「わかったわかった」
 仕方ないと言った様子で皇騎が答えると男達は扉の前から去って行った。
 興信所に着いた風槻は、荷物を降ろすと紫織に話しかけた。
「今日一日楽しかった?」
「え?あ……はいとても……楽しかったです…」
「そう良かったわ。私達も楽しかったわ。ねぇ千里?」
「うん、とても楽しかったよ」
「あの……それで……?」
 まだ判らないと云った様子の紫織に風槻は続けた。
「紫織は決して駄目なんかじゃないのよ。あたし達は今日一日紫織と一緒にいて楽しかった、紫織はあたし達と一緒にいて楽しかった。これってつまり紫織は紫織らしくいればいいって事じゃないかとあたしは思うのよ」
「私が私らしく……?」
「そう、変に着飾るのではなく、紫織は紫織らしく胸を張っていれば良いんだと思うのよ」
「そうそう、少なくとも私は今日一日一緒にいて楽しかったし今の紫織ちゃんと友達になりたいよ」
 千里もそう風槻に続ける。
「だからさ。無理に変えようとするんでなくて、今の自分を大事にして、もう一歩だけ踏み出す様にすれば良いんじゃないかな?」
「あと一歩踏み出す……」
「そう、その一歩の為に今日はあったと思うのよ」
 風槻のその言葉に紫織は顔を上げて笑顔で答える。
「はい、私……明日から下を向かずに私らしく前を向いて生きて見ます」
「頑張ってね」
 紫織のその言葉に今まで黙っていた雪菜が励ましの言葉を送る。
「それじゃあ私は紫織さんのこれからを祝って、今日の経費は全部私持ちという事でどうでしょう?」
 皇騎がおどけた様にそう話すと一行の間に笑顔の輪が出来上がった。
 そしてひとしきり笑いが収まると紫織が皆に一つの事を聞いた。

「あの……よければ皆さん私の友達になってくれませんか?」

 紫織のその問いに対して皆が一つの答えを出したのだった。

 『Yes』……と。


Fin

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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≪PC≫
■ 宮小路・皇騎
整理番号:0461 性別:男 年齢:20
職業:大学生(財閥御曹司・陰陽師)

■ 月見里・千里
整理番号:0165 性別:女 年齢:16
職業:女子高校生

■ 法条・風槻
整理番号:6235 性別:女 年齢:25
職業:情報請負人

≪NPC≫
■ 木村・紫織
職業:高校生

■ 逢坂・雪菜
職業:高校生

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■         ライター通信          ■
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 どうもこんにちは、もしくは初めまして、ライターの藤杜です
 この度は草間依頼『紫陽花の季節』にご参加頂きありがとうございました。
 納品するのが遅くなりすみませんでした。
 今回は皆さんがどういうやり方で紫織に接するのか楽しみにしてましたが、この様な結果になりました。
 いかがだったでしょうか?楽しんでいただければ幸いです。

●宮小路皇騎様
 いつもご参加ありがとうございます。
 今回はどちらかというと、皆の様子を見守る形になりました。
 いかがだったでしょうか?

●月見里千里様
 いつもご参加ありがとうございます。
 今回はまるでハリケーンの様に場を動かす役回りになりましたが、元気な千里さんを上手く描けていれば良いなと思います。
 いかがだったでしょうか?

●法条風槻様
 初めてのご参加ありがとうございます。
 今回は全体的なキーパーソン的な役周りになりましたがいかがだったでしょうか?
 今回風槻さんがいなければこういう終わり方はなかったと思うので、ご苦労様でした。
 楽しんでいただければ幸いです。


2006.07.28.
Written by Ren Fujimori