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<東京怪談・PCゲームノベル>


諧謔の中の一日





【1】


 ―――ふと気付くと、彼はその空間に足を踏み入れていた。


「此処は……」

 一瞬だけ眩暈を覚えて、「彼」は半ば呆然と呟いた。
 そして……素早く周囲の雰囲気を感じ取って確信する。
 ―――此処は、ほんの数秒前まで自分が居た空間とは別の異界ではないか?
「……ふん」
 常人なら気の触れるだろう不条理に、しかし彼は軽く、不遜そうに鼻を鳴らす挙動で応えた。

 ――――そう。

 彼、天波・慎霰にとって、この程度のイレギュラは日常の一部ですらあったのだ。
 ……周囲に視線を巡らせれば、そこは和を存分に押し出した諧謔の空間。
 流れ落ちる滝の飛沫は不快なものでもなく、竹林の上からは陽光が眩しい。
(悪く無ぇな)
 慎霰は、短くそう思考してそっと目を閉じた。
 どうやらこの異界、即座に死に至るような凶悪ではないらしい……
「で。ありゃ、多分館……だよな」

 また、天狗たる彼の視力は、先程の挙動である一つの建造物を見つけていた。
 …遥か先にひっそりと在る、古ぼけた和風の館である。
(人が居るはずだ)
 時計を持っていないものの、確かそろそろ夕餉の時間であった筈だ。
 ……腹が自己主張の為に鳴ることは無かったけれど。空腹でないと言えば嘘になる慎霰である。

「まァ、折角の遭遇だ。何か面白ぇ事件でもあることを祈るかね」

 当座の目的は――――決まった。
 楽しげに笑って、彼は『ばさりと黒い翼を広げ、宙へ舞い上がる』。


 此処は――――自分の知らない、訳の分からない異界。

 そして目の前には―――――人の住んでいそうな、館。


「さて、出てくるのは化物か人間か。どちらにせよ美味い物があれば良いんだがな!」

 それだけ理解できていれば十分だ、と。
 彼、慎霰は空を駆けて目の前の館へ飛んでいくのであった。




【2】


「あらあら、突然此処に迷い込んだのですか?それは大変でしたわね」
「ああ。迷惑な話だぜ……」

 数分後。
 彼は座敷で、女性の柔らかい声に同意して頷きつつ、和食で固められた夕飯に舌鼓を打っていた。
「あ、これ美味い」
「それは幸いです。遠慮なくお食べ下さいましね?」
「……あ、ああ。ありがとよ」
 目の前の女性、唯―――何でも、この館の女将をやっているのだそうだ―――の女性らしい微笑みに新鮮なものを覚えつつ、彼は茶碗の白米を口に含む。
 見事な味だ。
「ま、この空間は些か出鱈目なきらいがあるからな。そういうこともあるだろう」
「そうだねぇ。慎霰君だっけ?天狗なぞやっていたのが運の尽き、という訳だね」
「……どうしようもなかったってことじゃねぇか、それ?」
「はっはっは、ま、そうとも言うな!」

 楽しげに笑う声に、じろりと一瞥。
 視線の先に居るのは、この館、『諧謔』に住んでいる二人の男。汐・巴とセレナ・ラウクードである。
「なんだよ。それじゃ犬に噛まれたようなもんじゃねぇか………と、ごちそうさん。美味かった」
「ええ、お粗末様でした」
 軽口を叩きながら、彼は唯に礼を言って椀を置いた。
 そう―――持ち合わせが無い、と言った自分を快く迎え入れてくれたこの館も、普通ではないのだろう。
 目前で茶を舐める二人の男さえも、何故だか不快ではない……。



「しかし……やっぱり普通じゃ無いよな、此処は」
 しみじみと呟いて茶菓子を一口する慎霰の周りには、他にも沢山のモノが「居た」。

「へー、おにーさんは天狗なんだー?凄いねー」
「凄い凄い!」
「天狗?天狗は僕らを食べたりしないの?」
「食べるの?」

 そんな様々な声の出所は―――人の身ではなく多種多様な妖怪である。
 小さな動物の形をしたものから、半ば人間のフォルムをしたもの。
 人が住むこの館に物怖じする事無く、慎霰の居る居間に上がりこんで騒いでいるのだった。
「なぁ、巴に、セレナ。此処は……こういう場所なのか?」
「ん」
「そう。異界だから、こんな妙な光景も許されるだろ?」
「……ま、確かに悪く無ぇな」
 短く肯定する二人に頷き返しながら、彼は周りの妖怪達と遊んでいる。
 悪意は無く、すぐに慎霰は彼等に溶け込んだ。
「さっき巴が言ったみたいにねー、此処には時々人が来るんだよー」
「うん。慎霰と違う人も、さっき見たかも知れないー」
「やくざみたいな人だったかもしれない!僕らを見て苛めようとしたかもしれない!」
「おいおい、よくヤクザなんて言葉を知ってるな……しかし、そうか……」
 漠然とした物言いに軽く頷いて、慎霰は心の中で状況をほぼ正確に理解していた。
 この諧謔空間は、どうやら“そういう場所”のようで………彼らの言う通り、こうして茶を飲んでいる今も、外の林には自分と同じように迷い込んだ人間が居るかもしれない、という訳だ。
(……悪い奴は懲らしめてやらないとな)

 彼にとって「それ」は、いつもの悪戯の延長上にある思い付きであったのだが―――それはさておき。
 空腹は去った。
 ならば、そう、悪戯の出来そうな相手が欲しくなるというのも自然なことなのだろう。
「成る程な……んじゃ、ちょっと外に出てくるわ」
「夕涼みですか?」
「そんなところだ。夕飯、美味かった。重ね重ねありがとよ」
 ひらひらと手を振って、彼は館を出て行った。
 ―――面白そうなことを思いついたなら、それを躊躇う理由は無いというのが慎霰の信仰である。
 軽い足取りで外に出てみれば、確かに夕涼みには丁度良い暗さと涼しさであった……。






「……今思い出したんだが、セレナ」
「ん?」
「……夕飯を食いに、“同じ類の奴がもう一人”―――此処に来てたよな?」
「あ」
「おいおい、本当に忘れていたのか?……なんにせよ、鉢合わせしなければ良いんだがな」
「慎霰君、自分は天狗だって言ってたもんねぇ……顔を合わせたらどうなるんだろう」
「………いや、漠然と検討が付くけどな」


 ………彼の去った後。
 館の居間でしみじみとそんな会話がなされたことを、慎霰は知らなかった。





【3】


「う…うああああああ!?い、一体どうして俺はこんな所に居るんだッ!?」


 妖怪達の云っていた竹林には、本当におあつらえ向きの「獲物」が居た。
 弱い者虐めしか出来なそうな、いかにも小物といった風情のチンピラが竹林をびくびくと歩いていたのである。


「お、お、お、降ろしてくれぇぇぇぇ!?」
 ―――竹に縛り付けてやると、男は大層良く鳴いた。
 見晴らしの良い景観が気に入ってくれたらしく、生の感情のままに叫んでいる。
「あっはっは!悪くねぇ趣向だな、これは!」
 そんな男を、地上で腹を抱えて笑いながら見据えている慎霰であった。
 これだから――――悪戯は止められないのだ。自分の幻術は今日も冴えている。

「さってと……次はどうするかな?」
 飽きるまでその様を楽しんでから、彼は喧しい竹林をそのまま後にする。
 ……周りを見回せば、本当に悪く無い景色が広がっていた。
(そうそうお目にかかれない景観だ)
 ならば、今日此処に迷い込んだことは正解だったのかもしれない………


 いつしか、彼は紅葉の美しい山の中に足を踏み入れていた。


「そろそろ誰か居ねぇかな……そうだ、今度は身包み剥いで川に放り込むか!?」
 そうすれば宿代も手に入って一石二鳥だ、などと呟いて彼は進む。
(中々今日は冴えているな。けど、女は駄目だ。泣かれたら煩くて敵わねぇ……)

 色々と考えながら山を分け入っていくと、やがて開けた川原に行き当たった。

「お……」
 そして、獲物を視界に捉える。
 ゆったりとした和装の――――男。長い髪が印象的な長身が、川原の石に腰掛けていた。
(この御時世に、随分と古臭い格好をしてやがるな)
 少しだけ違和感を覚えたが、その時の彼は、「残念ながら」気にしなかった。
 久々に会心の出来を決めた悪戯の後で、気分が乗っていた所為だろう。
「よし、おあつらえ向きに川の側だな……!」
 既に、今回の趣向は決定している。
 一人で浅く頷いた後に―――慎霰は一跳びで男との距離を詰め、その目前に着地を果たす!
「へへ。着地成功、と」
「む?」
 その常人ならざる跳躍を見ていた男は、ゆっくりと首を傾げてこちらを見てきた。
「なんだ小僧。己に何か用か?」
(随分と澄ましてやがるな、おい)
 もう少しケレン味の強いリアクションをするのが礼儀だろう、と心の中で悪態を一言。
 少しは手心を加えてやろうかとも思ったが、彼は一気に作戦を仕掛けることにした。
「へ、あんた、悪く思うなよ?」
「ふむ……事情は飲み込めんが、悪戯小僧の瞳をしているのぅ?」
「そんなこと分かっても遅ぇけどな。女だったら加減してやったんだが、残念だったな―――!」
 最早、言葉を交わす意味も無い。
 彼は強く強く男を睨み、その身に秘めた「幻術」の異能で彼を征服しようとして――――



「女は苛めないか。それに関しては同意だな、小僧」


 あっさりと、抵抗された。
「え……」
「修験の道ではなく、身に刻んだ妖術の類か。まだ若いようであるし……修行の果てに堕ちた訳でもない、か?」
 目論見を阻まれて放心する慎霰の前で、長髪の男が一瞥してこちらを見定めてくる。
「まぁ、力を使って悪戯をするからには…己が同じ目に遭うことも覚悟しているのであろう?」
「お、おい」
「寒中水泳も良い修行だ。行って来い、小僧」
 何を言っている、と問い詰めようとした時には―――冷たい水の流れる川へ、放り込まれていた。
 急速な変化に、思わず慎霰の身が凍る!
「だ、だああああああ!?」
 思わず叫んで飛び上がり、ほうほうの体で川原に上がると……薄く笑う男が、こちらを見下ろしていた。
(こいつ……)
 背中が、粟立つ。
「あ……あんた、何者だ?」
「ん?おお、もう喋れるか。元気が良いな」
 やっとのことで搾り出した、そんなありきたりの質問。

「己の名は梢。齢も最早数えておらぬが……貴様と同じく、六道より外れし外道の者よ」

 それに、目の前の男はにっこりと笑ってそんな返答を返してきたのであった。





【4】

「ま、まさか同じ天狗の先輩とは……失礼しました!?」
「はっはっは。大方、悪戯に昂揚して実力を測ることも忘れていたのであろう?」
「は、はぁ……」
「天波・慎霰。素質を見込まれて天狗に変わりし子、か。成程、成程…」

 そして、暫く後。
 とにかく梢に恐縮しまくって川原に正座する、慎霰のしおらしげな姿があった。

「ま、若い内はとかく悪戯を好むのがサガというものだが……相手は選ばんと目覚めが悪くなるぞ?」
「はい……」
 普段なら、誰に対しても敬語など使わぬ慎霰であるが―――目の前の男は様々の意味で例外であった。
 梢は、天皇の強き頃、或いは武士が日本の覇権を握っていた時代から生きている正真正銘の天狗である。
 先程の手際と云い、同じ天狗である慎霰としては一角の敬意も覚えるのである。

「さて、と……それにしても良い処に現れたな、小僧」
 ゆっくりと、慎霰の前に梢が立つ。
「丁度運動でもしようかと思っていたのだ。付き合え」
「え……運動って言うと?」
 小首を傾げて慎霰が訊くと、彼は楽しそうに腕を捲くった。
「知れたこと。天狗と言えば、相撲であろうが」
「い……いや、俺は」
「やらんのか?ああ、無論境界線も何も無いぞ。なんでもありの無礼講で行こうではないか」
「い、いいです、俺」
「……ふむ?」
 とんでもない、とばかりに首を振る慎霰に、一瞬つまらなそうに梢。
 そして―――悪戯めいた笑みを浮かべながら、くるりと後ろを向いてわざとらしく呟いた。
「そうかそうか、最近の天狗はそこまで軟弱な馬鹿者であったか?」
「っ…!?」
「聞けば、出羽、十界の修行も山に篭る期間が短縮されたとか!ああ、そのような時勢では致し方ないか!?はは、すまぬな小僧、己は古い天狗故―――最近の軟弱者の事情は知らんのであった!いや、許せ許せ。もう帰っても良いぞ?軟弱者には似つかわしい天狗の里もあろうよ?」
 舌に油でも塗ったのか―――
 第三者が見ればそう疑うほどに、急に舌の滑りが良くなった梢の口元である。
「……るよ」
「うん?」
 そして、矜持を踏み躙られては居ても経っても居られないのが天狗というものである。
「やってやるよ!先輩だろうが何だろうが関係あるか、テメェ、後悔させてやる!」
「ほほぅ?」
「やるさ!泣くんじゃねぇぞ梢の馬鹿天狗!」
 ゆらりと、激情に駆られて慎霰が立ち上がる。
 我も天狗で、彼も天狗。全く歯が立たないことなど―――有り得ないだろう。
(泣かせてやる!)
 妙な理論も否定せず、慎霰は梢と相対する……
「では、始めるぞ!」
 その一声で、梢は神速の速度でこちらに突っ込んできた!
 早く、細身の身体とは思えぬほどに重い―――組み合うことも出来ず、慎霰が吹き飛ぶ。
「ふふん、どうした?」
「……まだまだぁっ!!!」
 だが、慎霰とて凡百の異能を駆逐する天狗の一である。
 痛さをこらえるのも一瞬で、大声を上げながら梢に突っ込んで返答とする。

「っ、おお!」
「まだ甘いぞ、小僧―――!」
 再び地面に叩きつけられるが、一瞬で立ち上がって梢に向かう。負けられない。
 猪め、と苦笑しつつ梢が受け止めるが―――幻で形成されたその慎霰は、掴む前に大気へ溶け消える!
「ちぃ…!」
「遅えぇええぇえ!!」
 背後から、奇襲を見事に決めて慎霰が梢に掴みかかる―――が。
「甘い、と言ったぞ。だが幻術を織り交ぜた手腕は褒めてやる」
 “先程の慎霰と同じように”空気に溶けた梢の横から出現したもう一人の梢に、空高く投げ飛ばされた。
 どすっ、と痛そうな音が響き渡る。
「まだやれるか?」
「舐めてんじゃ……ねぇぇぇぇ!!」
 余裕で笑う梢に、起き上がりざま慎霰は強く念じて、術の具現、カマイタチを無数に放つ!
(死にゃあしねぇだろ?)
 既に本気で梢に向かう覚悟を決め、殺す気で一撃を放つが―――敵も、天狗なのだ。
「ふ、優秀だな?」
 本当に楽しそうに、梢が笑う。

「―――臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」

 修験者の行うポピュラーな護身の秘法と共に手刀を空間に刻み、彼は即座にカマイタチを無効化する。
 ―――その余波が、彼の頬を掠めて小さな赤い雫を湧かせた。
(この……)
 単純な九字に込められた念の強さに慄然とするが――――後には退けない。
「ふっふっふ、若い者とこうして遊ぶと昔を思い出すのぅ」
 楽しみながら、<まさかまだ終わらないだろう?>と言外に含む梢から、逃げられない。
 否、逃げようとしても梢は後ろから投げに来るだろう。境界は無いのだから。
(ど、どうすりゃ良いんだよ!?)
 思わず後ずさるが……嗚呼、そこでやっと彼は気付くことができた。
 幾度と無く投げ飛ばされるうちに移動して、自分の背後には滝が流れている……!
 ドドドドド、という音が、今はただひたすらに恐ろしい鳴動に感じられた。
「滝、というのも……修行の定番だ。そうは思わぬか?」
「な、な、な、な」
「寒中水泳で知れただろうが、真冬の水だ。或いは心の臓が止まるやもな?」
「や、やめ―――」
「残念だ。お前が女であれば、加減したかも知れぬ―――」

 そうして。
 無数の青痣を丹念に作った慎霰は、最後に巨大な滝壺に飲み込まれたのであった―――




「し、し、死ぬかと思った……!?」
 そして―――結局、三途の川は渡らずに済んだらしい。
「おお、良くぞ生きて帰ったな」
 ガチガチと身体を震わせて滝壺から上がってきた慎霰に、梢が手を差し伸べた。
「…」
 その手をとらず、じぃっと梢を見詰める慎霰。
「はっはっは、そう睨むな小僧。己とて、“年甲斐も無く”悪戯を仕掛けたくなることはある…」
 陽気に笑う梢の顔に―――先程の罵詈雑言を浴びせた影は、微塵も無い。
 先程は、真実自分のことを馬鹿にしているように感じられたのだが……と、そこで気付く。
(まさか!?)

 この男は。
 否、この男もまた。
 歳を重ねて術を磨き、分別や常識を備えた後でも―――天狗の悪戯好きを忘れていなかったのか!
「ぐ…梢さん、酷ぇ」
「ははは、許せ許せ。己とてお前が見込みの無い阿呆であったら滝になぞ投げ込まんわ」
 褒められているのか居ないのか、微妙なことを云ってこちらに微笑みかけてくる梢である。
「ま―――幸い、近くに諧謔という名の宿があるのでな。そこで風呂を借りるとしよう」
「あ、それって」
「む、知っていたか?それなら尚のこと都合が良い」
 こちらを、濡れることも厭わずに一気に引き上げてから、梢が先導するように川の上流へと歩いていく。

 ………そして。

「では、行こうか。今日は楽しかったぞ、慎霰」

 小僧、ではなく慎霰、と。はっきりとこちらの名前を口にして。
 梢は、本当に子供のように無邪気な笑顔で―――笑ったのであった。

「風呂って、もしかして温泉だったりします…?」
「ああ、しかも露天だ」
「おお、それは至れり尽くせりな……!」

 因みにこの後、旅館に住む魔術師や退魔師も交えて更に一騒動が起きたりしたのだが……


 ―――――それはまた、別のお話である。
 とにかく、慎霰は総じて見れば悪く無い暇潰しを、迷い込んだ異界で満喫したのであった。

                                    <END>





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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【1928 / 天波・慎霰 / 男性 / 15歳 / 天狗・高校生】




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■         ライター通信          ■
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 天波・慎霰様、初めまして。
 ライターの緋翊と申します。この度は「諧謔の中の一日」へのご参加、ありがとうございました!

 慎霰さんは私の作品に初めてご参加頂いたので、極力プレイングに忠実になるようにお話を進めさせて頂きました。梢と同じ天狗であるということでしたので、元気な性格で、空を飛び術を操る慎霰さんのイメェジを持ちつつ……梢との絡みは、どこまでからかって良いのだろうかと試行錯誤を繰り返しながら、このような形になりました。其方様のイメェジから逸脱していなければ良いのですが……諧謔の空間で繰り広げられた一日、果たして如何でしたでしょうか?


 楽しんで読んで頂けたら、これほど嬉しいことはございません。
 それでは、また縁があり、お会い出来ることを祈りつつ………
 改めて、今回はノヴェルへのご参加、どうもありがとうございました。

 緋翊