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<東京怪談・PCゲームノベル>


■□■□■ハーブ達のロジカル<2>■□■□■


「えいっ!」

 籠に掛かった藤色のハンカチがぴょんっと飛び上がる、否、蹴り上げられる。ぷは、と息を吐くように声を漏らしたのは――籠一杯の、小さな、人々。その姿は淡く光を纏い、薄い羽を背中に持っている。中の一人がぴょいっと飛び出して、鼻先で羽ばたく。

「ぷはっ、苦しかったんだよー……えーと、お使いさんなんだよねっ? あたし達ウィッカさん達のトコに行かなきゃなんだよねっ、お届け物なんだよねっ!」
「……え、えっと」
「夜はね、月の力がもらえるんだよねっ! 草花って夜は閉じちゃうのが殆どでしょ? 休んでるんじゃなくて、花を咲かすのと違う方向に、違う力を使ってるんだよねっ! こーやってお喋り出来るんだよねっ!」

 元気一杯に、それは笑って見せる。小さく細い腕を振り回して、身振り手振り交じりに説明する姿は可愛らしい。思い浮かぶのはティンカーベル、彼らは――妖精、なのだろうか。

「森の中、夜は危ないから、あたし達も付いて行ってあげるんだよね! あたし達、役に立つんだよねっ! 道も知ってるから案内してあげるんだよね、付いて来て欲しいんだよねっ!」
「あ、待ッ」
「早く早くなんだよねーっ!」

 ひらり、飛んでいってしまう――
 慌てて追い掛けながら漏らした溜息に、籠の中の妖精達がくふふっと笑って見せた。

■□■□■

 昔読んだ童話によれば、妖精達と言うのは気まぐれで、それと言うのも小さな身体には一つの感情しか収めていられないかららしい。シュライン・エマは目の前でちらちらと淡い光を巻きながら飛んでいく妖精を眺めて、そんなことを思い出し実感する。確かにこんなささやかな身体では、感情など一つでお腹一杯なのだろう。
 心配なのは、妖精達が気まぐれにこちらに敵意や不信感を持ってしまった場合だ。あっと言う間に流されて、籠一杯の一団がこちらの敵に回るかもしれない。ティンカーベルがウェンディの命を狙った場面を思い出すと、ぞっとしないものだ。
 そんな危惧も知らず、ぱたぱたと薄荷のニオイを散らす妖精は森を先導する。耳で追うシュラインと違って目で追う蕨野ビワは、闇に足を取られないようにしながらその後ろを小走りに付いていっていた。その口元からは、絶えず小さな歌が零れている。

「ウィッカウィッカ、お酒はウォッカ、車はウィンチ、ハーブはウィッカ……♪」
「あははははなんだよねっ、ビワちゃんの歌おかしいんだよねっ! もっともっと歌ってくれたらご機嫌になっちゃうんだよねーっ!」
「楽しんで頂けてれば、良いですけど……ところで、ウィッカさんって、どんな方……なんでしょう? 脚を運ぶのでしたら……外見ぐらいは、知っておきたいのです……が」
「ウィッカさんはね、真っ黒ずくめなんだよねっ!」

 くるくるん、っと宙返りして、妖精が言う。

「ウィッカって、魔法使いのことよね。ウィッチだと女性のみの魔法使いを示すけれど、ウィッカだと両方の性別を包括するとか。もしくは、ウィッチは訛った言葉の一つで、正確にはウィッカとされる、とか」
「詳しいことはよく判んないんだよねっ!」

 きゃはははは、と甲高い笑い声が上がるが、深い森にそれがこだますることは無い。現実と非現実の境をあやふやにする夜と言う状況の所為だろう。辺り一面に立ち込める黒は、影も日向も包括したものだ。擬似的な混沌とも呼べる。
 夜に占いをしたら、当たる確率が上がったりするかもしれない。でたらめな歌を呟きながら、ビワはぼんやりと思う。

「ウィッカさんのところにお使いって言われたから、そうだと思ったんだよねっ。あたし達の中でもウィッカさんの所に行ったことある妖精って、そんなに多くないんだよねっ? ウィッカさんったらもしかしたらあたし達のこと食べちゃうかもしれないんだよねっ!」
「……それって、怖くない……んですか? 食べられちゃう、なんて……」

 ビワの言葉にはたと気付いた妖精は、途端に眉根を寄せて悲しそうな顔になる。同時に籠の中でくすくす笑っていた小さな声も、一斉に静まり返った。あまりの変わりようにビワが首を傾げると、妖精がひっくひっくと涙を零しだす――気まぐれにもほどがある。感情の起伏が、激しすぎる。

「食べられちゃったら怖いんだよ、行きたくないんだよっ! あたし達もう帰りたいんだよ、真っ暗な森の中なんて怖くて嫌なんだよーっ!!」
「あ、ああ、あの」
「怖いんだよ怖いんだよっ、そんなの絶対絶対嫌なんだよ、やだやだやだやだなんだよー!!」
「お、落ち着いて、ね? 食べられてしまうなんて確信は無いのでしょう? ウィッカさんのところに行った妖精達は、どこか別の場所で楽しく暮らしているのかもしれないのだし」
「そっか、そうなんだねっ! 怖がったりしなくて良いんだねっ!!」

 これは疲れる。シュラインとビワは思わず見詰め合って、互いに肩を軽く上下させた。
 子供でもここまで感情の起伏が激しく、騙されやすくはないだろう。種族としての特徴だとしても、一体これでどうやって生きていくのか。真夏の夜の夢に出て来る一連のそれとは随分違うようだから、妖精の中にもいくつか種類はあるのだろうが――調合や相性次第で効果がばらつくハーブらしいと言えば、そうなのか。

「それで、ウィッカさんのお家のこととかは、判らないのかしら?」
「んーんーん、森の奥の小さなおうちだって聞いたことがあるんだよねっ? 色んなニオイがいっぱいいっぱいしてて、ぽわーってしちゃって、うにゃーってしちゃうんだよねっ!」
「外見の特徴、などは……?」
「よく判んないんだよねーっ!!」

 きゃはははは、と甲高い声で笑い上戸に妖精はくるくると宙返りする。眼が回らないものだろうかと心配になってしまうぐらいだった。
 しかし、やっと道案内をかってくれる相手に出会えたのは良いが、この調子では『道筋』そのものを知っているわけではないらしい。どうしたものなのか、単純に歩き回るだけではダウトが見付かるだけかもしれないのだし。先刻の子山羊達の家も、彼女達の言う『森の中の小さな家』という条件には当て嵌まるのだから。

「ウィッカ、ウィッカウィッカ……ウィーン少年合唱団……♪」
「ビワちゃん、段々言葉がずれていってるわ」
「ウィンチ、ウィンボ、ウィンカー、うぃんうぃんうぃん……」
「いえいえもうウィッカと言う単語すら出てこなくなってるから」
「しゃるうぃーだーんす」
「もう本格的に『うぃ』しか合ってないわよ!?」
「あ、なんかニオイがするんだよねっ!」

 すんっと鼻を鳴らした妖精が勝手に飛んでいってしまうのを、慌てて二人は追いかける。こちらに合わせる余裕もない小さな心には参ったものだ――すんっとニオイを嗅げば、確かに、夜の森の湿った土や木のニオイとは違った何かが零れだしてくるのが感じられる。走って追いかければ、拓けた場所が出た。

 そこに鎮座していたのは、巨大なお菓子の家だった。

■□■□■

 チョコレートのドアに生クリームで覆われた屋根、スポンジの壁に氷砂糖らしい窓。あちこちにはジェリービーンズがこれでもかとデコレーションされ、スプレーチョコが更に彩りを増している。苺や桃などのフルーツがシロップたっぷりの様子で盛り付けられ、それはもうケーキなのか家なのか判らなくなっていた。
 拓けた場所に出ると、木のニオイで誤魔化されていた分が無くなり、その甘ったるいバニラの香りがこれでもかと身体を包んでくる。いくら甘党でも、この空気の中に三分いたら裸足で逃げ出すだろう。いっそ毒々しいぐらいだ。
 いや、実際毒なのか。その甘さを堪能したヘンゼルとグレーテルは、ぐっすり眠り込んで魔女に捕まってしまうのだから。

 って。

「わーわーわー、お菓子のお家なんだよお菓子のお家なんだよっ! 甘くて美味しそうなんだよーっ!!」
「あぐあぐ」
「ビワちゃん先に食べちゃうのずるいんだよ、あたし達も食べるんだよっ!!」
「あ、ちょっとちょっと、あなた達っ!?」

 とてとてと駆け出したビワがクッキーのレンガを剥がして頬張るのに、籠から一斉に飛び出した妖精達も続いてしまう。警戒心がなさすぎだ、大体ハンカチを跳ね飛ばすほどの勢いで出て行くのか妖精が。彼女達の主食は花の蜜だったはずなのだが――しかし目の前では、小さな羽虫のような妖精達がお菓子の家にがっついている。
 気持ちは判らないでもない、のかもしれない。たしかに幼い頃には誰でも憧れるものだ。しかししかし、話の結末まで知っているのにこうなってしまうのは。

 と、ビワは勢い良く齧り付いたクッキーを、一口で止めてしまう。

 口の中がもそもそして、どうもあまり味気が無い。間借りしている喫茶店で出て来るクッキーやスコーンは、手作りしているだけあって、素朴で良い味をしているように思う。飾り気がないから色合いはこんなにも綺麗じゃないけれど、それでも優しい味がする。ホットケーキだって茶色一色だけれどほこほこ美味しい。いや、黒く焦がしたら案外もっと美味しくなるのかもしれない。今度考えてみよう。
 しかしこの家は、何だか――絢爛な色味が、逆に毒々しいのかもしれなかった。そう言えばジェリービーンズには大量の合成着色料や防腐剤が含まれているし、遺伝子組み換えの食材も多いのかもしれない。大体にして、こんな森の中で虫も付かないというのなら、もっと様々の怪しげなものを使っている可能性だってあるのだ。それなら、こうやってがっつくのは、動物達よりも迷い込んできた人間――もしくは、それに近いものになる。

 なんだか拍子抜けしてしまった彼女は、妖精達があむあむとがっついているのを他所に、ローブの懐からそっと――海苔を取り出す。

「やっぱり……身体に優しい、海苔が良いです。千葉の海苔……は昔から、上総海苔と呼ばれて……その香りの高さが、全国でも……」
「ビワちゃんあなたどうして海苔なんか懐に持って」
「黒は良いですから、黒は……」

 ぺたぺたとレンガ職人のように生クリーム部分に海苔を張り出したビワに軽く頭痛を覚えながら、シュラインは息を吐く。とにかく妖精達を引き剥がさないことには、ここから離れることも出来ないだろう――と、その様子がおかしいのに気付く。
 妖精達はくったりとして、のろのろとした仕種で家に齧りついていた。飽きたならすぐに離れていってしまう性格だろうに、その目はとろんとして、まるで酔っ払ってでもいるようだ。手近な一人を掌に乗せて擽るが、くったりと気持ち良さそうにしているばかりである。

「ねえちょっと、大丈夫? ウィッカさんのお家に行くの、覚えてる?」
「んにゃぁああー、ウィッカさんのおうちはここなんだよぉおー……だってなんかいっぱいニオイするし、美味しいし……みんな帰って来ないの、ここが気持ち良いからなんだよぉおー」
「気持ち良いって、やっぱり酔っ払って――」

 はっと、シュラインは気付く。
 お菓子独特の甘い香りはバニラのものだ。バニラはそれ自体に甘みなど無いが、元々はこの香りもあるものではない。発酵と乾燥を何度も繰り返して出て来るのが、この香りなのだ。発酵。人間はたまに、そうしたもので酔っ払うことがある。米や麦やぶどうを発酵させ、酒として。
 まさかバニラは、妖精達にとってそう言った類の物なのか。
 慌てて何人かを引き剥がすが、彼女達は悉皆にぐったりと気持ち良さそうに夢見心地だった。マタタビを与えられた猫のように、ぐったんとしている。これだけの香気だ、大量にバニラが含ませてあったのかもしれない。

「おやおや、お困りのようじゃあないかね」

 響いた声と同時に、チョコレートのドアがキィッと開く。
 そこには黒尽くめのローブを目深に被った――
 …………。
 はみ出た鼻がどう見ても狼な人物が、そっと佇んでいた。

■□■□■

 そう言えば子山羊達のところに狼がいなかったのだから、どこかにいてもおかしくないのか。どこか冷静な部分で納得するシュラインに気付かず、魔女のつもりらしい狼はヒッヒッヒと笑ってみせる。狼と七匹の子山羊の童話に出て来る狼は何度も拙い変装を繰り返したものだから、やはりその延長がこのお菓子の家なのだろう。大胆なジョブチェンジだ。しかも中途半端で、何故だか力が抜ける。

「はろろ〜ウィッカさん、あたしたちお届けされて来たんだ、よねぇぇ〜……」

 くたくたと酔っ払った妖精がけらけらと声を掛けるのに、狼はニヤリとする。

「どうやらお使いを頼まれてくれたようだねぇ、ご苦労様だよ。さ、その妖精……ハーブ達を、こっちに寄越しておくれ。まるまる膨らんで、おーいしそうじゃないか……ヒッヒッヒッ」

 ……。
 とりあえず一歩引いてみるシュライン。
 明らかに怪しい。
 怪しいというか、胡散臭い。
 大体ウィッカどころか、普通に狼だろう。

「おやおや、どうしたのかね? それを私に届けに来てくれたんだろう?」
「いえ、まあ、そうなのだけれど……あなたが本当にウィッカさんなのか、私達には判断が出来ないものだから。妖精達も本物のウィッカさんには会ったことがないらしいし、少し貴方に質問してみても良いかしら?」

 にっこりと貼り付けた笑みを向ければ、一瞬狼は牙を剥き出しにする。しかしここで飛び付くのも得策ではないと考えたのか口を閉じ、にっこりと笑って見せた。狼と問答、これではまるで赤頭巾だ――シュラインはお菓子の家を、ざっと見渡す。一面は既に、ビワに黒く埋められていた。どうやら今は背後の壁に周っているらしく、姿が見えない――手助けを望めないのは少し苦しいが、いざとなったら、木にでも登ればどうにかなるだろう。狼は木を登れない。

「ほっほ、なんだね、なんでも聞くが良いさ」
「ええ、それじゃあ。……このハーブ達は一体何に使うつもりなのかしら。やっぱり、お菓子の材料に?」
「そうさね、匂いつけにハーブは欠かせないからねぇ」
「でもこの家はバニラエッセンスで間に合ってる様子ね? あまりハーブを使いすぎても逆にニオイが立たないし、意義がないわ」
「…………刻んでクッキーに入れるのさ」
「それにしては、そういうクッキーもないけれど。ビスケットやウェハースで、随分代用が効いていると思うわ」
「代用は結局代用さね……そっちの方が好ましいんだ、だから」
「どれも市販品なのね」

 いらいらと、狼の脚が小さく地団駄を踏む。ローブの後ろが盛り上がっているのは尻尾を立てているからだろう。妖精達を拾って何気なく籠に収め、シュラインはいつでも走り出せる体勢を作っておく。と、家の影にビワの姿が見えた。後ろを一周してきて、またこちらに戻ってきたらしい――海苔は尽きていない。一体どんなローブなのだ、何をそんなに仕込んでいるのだ。

「屋根のスポンジの切り方がちょっと乱雑だわ。植え込みのスコーンはお手製のようだけれど、殆ど膨らんでなくてぺしゃんこね。失礼だけれど、あまりお菓子を作り慣れていないんじゃないのかしら」
「…………」
「貴方は本当にウィッカさん? 私達、地図も持っているの。ここの立地とは、少し違うみたいよ」

 ひらりと翳したのは読めない地図だったが、はったりにはなるだろう。案の定引っ掛かったらしい狼は、その牙を剥き出しに唸り声を上げた。

「ええい煩いっ! さっさと渡さないと、お前も一緒に食っちゃうぞ!?」

 ぐわあっ! と牙を剥いて飛び掛かってくる狼に、シュラインは素早く踵を――――

「んぎゃあああ!!」

 …………返すまでも無く、狼は勝手にすっ転ぶ。
 見れば狼のローブを、海苔貼り作業に没頭していたビワが踏ん付けていた。

「あ、……すみません、大丈夫ですか……ああ、あなたの毛は茶色いんです、ね。黒が足りなかったんです、きっと……この海苔の佃煮が、将来ラッキーポイントに……」
「ぎゃああああ塗るな塗るな塗るな、ぎゃあああ!! つか目に入った、あいたたたた! ちっくしょう、覚えてやがれぇえええ――――ッ!!」

 目元に海苔の佃煮をこってりと塗られ、まじめにふまじめな怪傑狐のような顔にされた狼が、絶叫してばたばたと森の中に消えていく。きょとんとしたビワだったが、はて、何が駄目だったのか。海苔が嫌いだったなら墨汁の方が良かっただろうか、いやいやブラックベリーのジャムと言う手も。
 むうっと考え込むと、お菓子の家の中から小さな鳴き声がするのに気付く。先ほどまでは気付かなかったが――チョコレートのドアを軽く開けると、家の内部は外見と随分違った。壁はレンガで、屋根には梁が渡され木の地肌が見える。ドアの内側も、よく見れば藁で出来ていた。
 そして暖炉の前には、仔豚が三匹並んで縛られ、しくしくと声を漏らしている。

「……あなた達が、この家の本当の住人かしら?」

 ビワの後ろから家の中を覗きこんだシュラインは、苦笑して子豚たちの縄を解いてやる。

「うええ、食べられちゃうところだっよぅ、ぶぅー!!」
「危なかった、ですね……黒豚さんだったら、そんなことには……ならなかった、でしょうに」
「いやいやそうとは限らないでしょう。あなた達はこの森で長いのかしら、だったら少し聞きたいことがあるのだけれど」

 くすんくすん、顔をこしこしと拭く仔豚達は、シュラインが示した地図に顔を見合わせた。
 そしてこっくんと頷く。

「ウィッカさん達のお客さんだね、ぶぅ」
「ウィッカさん達なら知ってるよ、ぶぅー」
「僕達もよくお世話になってるんだ、ぶぅ!」
「ウィッカさん達……知ってるんです、か?」

 きょとんっと首を傾げたビワの言葉に、うんうん、と同じ顔をした仔豚達が頷く。

「僕達案内するよ、ぶぅ!」
「三人のウィッカさん、きっと待ってるよ、ぶぅ」
「助けてくれたお礼だよ、妖精さん達も忘れないでね? ぶぅー」




■□■□■ 参加PC一覧 ■□■□■

6587 / 蕨野ビワ     /  十八歳 / 女性 / 占い師
0086 / シュライン・エマ / 二十六歳 / 女性 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員

<受付順>


■□■□■ 配布アイテム ■□■□■

これが勝利への鍵だ!
☆ポプリ(全員)


■□■□■ ライター戯言 ■□■□■

 こんにちは、ライターの哉色ですっ。このたびは「ハーブ達のロジカル<2>」にご参加頂きありがとうございました、早速お届けいたします。
 ぐるぐる色んな童話を混ぜ込んでいるので少々判りにくいですが、今回は、前回に引き続き『狼と七匹の子山羊』『赤頭巾』、そして『三匹の仔豚』『ヘンゼルとグレーテル』……と言う感じでした。赤頭巾とヘンゼルグレーテルは大分さらりと小ネタ状態ですが(お菓子の家以外)、少しでも楽しんでいただければ幸いです。それでは、失礼をば。