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<東京怪談・PCゲームノベル>


『東京怪談 徒花 ― 人形帰葬 ―』


 願っていたのはあなたをそっと抱きしめてあげる事、ただそれだけ―――。


 ええ、そうですね。
 あたしは、きっと彼女を憎いと思う事は無いはずです。
 ―――綾瀬まあやはそう優しく微笑みながら口にした。
 彼女自身が言う通りにきっと彼女は生涯あの人形を恨む事は無いのだろう。
 それはあの人形が綾瀬まあや自身と孤独と言う部分で似ているからかもしれない。
 人に作られた存在。
 しかも、人間の一部を使われて。
 あの人形を作ったのは室町時代に稀代の人形師と謳われた男だった。
 ただし彼は人間が嫌いだった。
 彼は山奥の農民の出だと言う。
 口減らしによって親に殺されそうになったところで、彼は逆に親を殺したのだそうだ。
 そして彼は死にかけていたところを渡りの薬師に拾われて、育てられて、たまたま立ち寄った村の人形師に手先の器用さと才能を認められてそのままその村に残り、人形師となったそうなのだ。
 彼の作る人形は彼の足利義満にも愛でられたと言う。
 そしてその縁で彼はとある姫に愛された。
 だが、親に殺されそうになり、また薬師や人形作りの師匠の相手もさせられていた彼がどうして人の愛情を信じられようか?
 彼は姫に一体の人形を贈った。
 しかしそれは子どもの骨を使い作った、人の髑髏の人形であった。
 彼が何を考えていたのかわからない………。
 そして彼は、怒り狂った足利義満の命によって殺された。
 それがその人形の出自だと私はあなたに教えておこう。


 そしてその人形はこの平成と呼ばれる時代にまで残った。
 綾瀬まあやがその人形と出逢ったのは、もちろんその人形が起こした事件に関わったから。
 その人形は自分と同じくらいの背丈の少女を襲い、その骨を抜き、骨を抜いた人間の身体に入ろうと、そういう殺人、所業を繰り返していたのだ。


「私はね、愛しているの。私の作り主様を。私は抱きしめてあげたい。教えてあげたい。人の柔肌で。人の温もりを。だから私は私が着る皮を求めているの。そして見つけたわ。綾瀬まあや。あなたのその身体なら着れる。あなたの腕で私はあの方を抱きしめる。あなたのその胸で私はあの方に母を教えてあげる。できるのなら私があの方の子どもを産んであげる。だから、ねえ、綾瀬まあやさん。私にあなたのその身体、ちょうだい」



 綾瀬まあやはその人形にそう言われて、
 そしてそれを受けてたった。
 もうこれ以上犠牲者を出さないために。
 しかし、綾瀬まあやが人形に同情しているからこそ彼女はその人形をどうする事もできないだろう。ひょっとしたら自分からその身体を人形に差し出すかもしれない。彼女にはそういう危うさがある。
 だからその人形をどうにかできるのは、綾瀬まあやの心をも救えるのはきっと私の言葉を聞いているあなたなのだろう。
 ああ、私が誰かって?
 私は、その人形を作った作家だよ。
 これは私からのあなたへの依頼だ。
 聞いてもらえるかな?


 ―――――私がそれを夢見たのは、雪が降る夜だった。
 一体どのようなシンパシーで私が彼の言葉を聴いたのかは定かでは無い。
 それはたまたま摘み取ったクローバーが四葉のクローバーだった、という程度の事かもしれないし、
 もしくは私と綾瀬まあやとの縁ゆえかもしれない。
 まあ、どのような理由にしろ、私がそれに拘る事は無い。
 退屈ならいつでもしている。
 それを潰せるのなら、たとえそれがただ一瞬の謎でもそれを解くための労力を私は厭いはしない。
 それにそれが綾瀬まあやだというのなら、たとえそれが1+1=?の設問であったとしても2を書く事を私は厭いはしない。それこそその方が苦痛だとは思わない。
 呼吸をするように目の前にある謎を解くのは、退屈だから、ただそれだけ。
 今回はそれに花が添えられた、という事。
 綾瀬まあやという徒花。実のならない花が。


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【1】

「いい加減に彼女には幸せになってもらいたいものですね」
 にこりと太陽のような金髪に縁取られた美貌に人好きしそうな笑みを浮かべながら彼はそう感想を述べた。
 至極まっとうなご意見、だと私も苦笑いをする。
 頑なな幼女のように自分が幸せになる事に懐疑を抱き、そしてそれを口に出さない代わりに彼女はもっと厄介な破滅への道にいつも自分から足を踏み入れる。
 私の身を案じる彼が、そのような発言をするのも、だから推測できた事だ。
 誰だって大切な者を、他の第三者よりも優先し、必要ならば隔離したがるその感情は、完全には責める事はできはしない。
 その感情が理解できるからこそ。
 往々にして人は、いつだって、そうやって自分の感情を切り替えられるか、それともエゴイスティックとも取られかねない大切に思う情と、純潔な保護欲とに挟まれるか、だ。
 もうひとりの部下は、その色素の薄い瞳を考え込むように細めて、私の顔を見つめている。
 そして、ぴしゃりと言い切ったその口で、彼は、眼を細める後輩の髪をくしゃっと撫で、言った。
「それでもセレスティ様はなされるのでしょう? そしてそれをこなされてしまう。ですから私どもも何も言えなくなってしまう。危なげなく目の前にある謎を解いてしまうあなたはあまりにも有能すぎますから。そしてそんな主だからこそ、私たちは心配にも想いますが、それ以上にそれをできる主に期待し、ついていきたいと願うのです。それはまた私たちの想いでもありますから」
「いえ、私だけでは無理ですよ。キミ達が居てくれるから、私も謎に向き合えるのです」
「それで、私たちは何をすればよろしいですか、セレスティ様?」



【2】


 どんなに華麗に見える手品にも種はあるし、もちろんその裏で手品師がしている努力は血反吐を吐くようなそんな痛ましくもさえあるモノ。
 この世には須らく対価というモノが存在する。
 そして、私は労力という対価を払い、
 再びこの夢に立つ。
 彼を私の夢に招き入れる。
「今度はあなたに招かれるとは思ってもみなかったよ」
 臙脂色の着物を着た彼は私の夢に現れるなりくっくっくと声を押し殺して笑った。
 私の夢は私の屋敷の応接室を場としている。
 私は彼にソファーを勧め、彼もそれに素直に従った。
 夢とは言え、美味しいお茶は心を和ませる。
 お茶の銘柄はローズティー。
 それを飲み、彼は深くため息を吐いた。
「これは美味しいね。私が生きている時はこんな美味しい物は無かったよ」
「そうですか?」
「ん?」
 私の物言いに彼も苦笑気味で顔を傾げる。
 彼も彼を私の夢に招き入れた私の意図に確かに気付いているのであろう。
 気付いた上で彼は、しかしそれに気付いていないフリをしているのだ。
 なるほど、なかなかのタヌキだ。
 だけどそういう相手の尻尾を掴んで、負かすのは、
 ―――キライじゃない。
「お褒めのお言葉は嬉しいですが、でも、キミにはこれは泥水のような物なのではありませんか? 感情が沈んでいれば、どれほど美味な物を口に入れても、その味が美味しく感じられる訳がありませんから」
「私の感情が沈んでいると?」
「沈んでおられるでしょう? 自分では処理しきれない感情の深みに。それには底は無く、キミは今もそれに沈んでいっている」
「容赦が無いね。哀れみの感情が皆無だ」
「おや、哀れんで欲しいのですか、キミは?」
「やめてくれ。哀れみなんか、欲しはしないよ」
「なら、理解や共感は?」
「それもいらない。そんなモノに私は逃げるのも真っ平だ」
「ふん」
「何がおかしい?」
「いえ、キミはいつだってそうやって人と向き合わずに逃げるのだな、と」
「逃げる? 私が?」
「はい。逃げていらっしゃるでしょう?」
「逃げているつもりはないよ」
「人に自分を理解させない、共感させないという事は、人を恐れているという証拠ですよ。理由が無くなりますからね」
「理由? 私には理由と成るものなんか何一つ無いがね」
「おや? ならば私の夢に立ち、私にまあや嬢を救えと言ったのはどう説明するのですか?」
「それは忍びなかっただけさ」
「まあや嬢が? それとも人形が、でしょうか?」
「綾瀬まあやが。そして失われた命たちが」
「ですから、私はそれを理由と言っているのです」
「はん。今一意味がわからんね、セレスティ・カーニンガム。その理由とあなたが言っている理由とが、同じだとでもあなたは言うのか?」
「言うんですね、それが。それはキミも、いえ、キミが一番ご存知なのでしょう? その感情の澱が溜まった深みに沈んでいけばいくほどそれは矛盾した痛みとなってキミを襲うのですから」
「痛みとか、苦痛とかは、首を切られた時に全て消えたさ」
「それが嘘だと言うのですよ」
「即言うね、あなたは。よもや感覚や口だけで、言っているのではないだろうね?」
「まさか。ちゃんと理論を構築して、その構築済みの理論に従って、駒を動かしていますよ」
「将棋は知らんよ」
「できればチェス、と言っていただきたいですね」
「チェス?」
「西洋の将棋ですよ」
「なるほど。それであなたはその、チェスと見立てたこの私とのやり取り、王将を取るための道筋はもう考えているのかな?」
「ええ。王将、キングを取るための道筋はもう既に見えていますよ。知っていますか? 将棋のプロは盤上を見れば、数十手先がわかるそうですよ? そして私は、昨夜のキミの話を聞いて、キミというキングを取るための手をもう完全に読めています」
「それは予測だろう? あなたが勘違いをしていたのなら、それは意味は無い」
「そう想いますか? なら、つみましょうか? キミはどうして今回に限り綾瀬まあやを救って欲しいと?」
「…………」
「その人形の事について調べさせました。その人形は既に何十人も人を殺しているそうですね。今に至って突然キミがそれを止めさせようとしてきたのは、どうしてです?」
「…………」
「説明できませんか? したくない? そんな簡単な問いはすぐに解けますよ。この事件の糸は、簡単に解く事ができます。要するにキミは本当に人間などどうでも良かったんですよ。そして、人形が大切だった。それはキミの罪の形だったから。ええ、キミはあの人形に自分を重ねている。自分として、あの人形を作ったから。だから人形がまあや嬢を殺すことが耐え切れなかったのです。彼女がキミにそっくりだからね」
「私が、あの彼女と?」
「ええ。誰よりも人を求めている癖に、しかし自分の犯した罪を言い訳に自分をないがしろにして、自らを傷つけるその自虐的なところが。誰もが罪を侵さずにはいられない。時には原罪ですら背負わされる。それでもそれを受け入れて、誰か一緒にそれを背負ってくれる人が現れたのなら思い切って一緒に背負ってもらえばいいのですよ。相手はそう言うつもりで言っているのだから。大事なのはその後。ただ、ずっと甘えたままでいるのか、それともそこから変わっていくのか。キミ達は私から見ればそういう人に対して接する事、そしてその先にある変わる事から逃げてしまっている。キミもまあや嬢を救ってくれと言い出した事からそれを認めているのでしょう? 愚かですよ、本当に。キミはキミを好いてくれた姫のその心に甘えてしまえばよかったんです」
「ふん。できると思うかい、私が? 親に殺されかけ、それ以降も本当に酷い生を送った私が」
「だから、それで怖かっただけなのでしょう? 姫に愛されるのが」
「ふん。彼女が本当に私を愛していたとどうしてわかる?」
「愛していましたよ。彼女自身に聞きました。時を越えられる者が聞いてきました。彼女の想いを。彼女は本当にキミを愛していましたよ。そしてそれをキミもわかっていた。罪作りですね、本当に。自分を愛してくれ、やっと一緒に幸せになれるだろう人をしかし、不幸にした。自分を殺させるきっかけにした。キミは逃げた」
「………さい」
「うるさくはありません。本当の事です。キミは彼女と幸せになる事に罪悪感を抱いた。そして、ひね曲がった甘え方をした。自分を殺させた。自分を本当に愛する彼女だからこそ。姫に与えたあの人形はキミだった。子どもの骨を使い作った人形は、自分が口減らしで殺されそうになって、だけど生きたいと望むばかりに親を殺した事への罪悪感の表れだった。生を生きながらえてしまったキミは、生きる事に喜びを見出せなくって、自分が死ぬ事を見抜いてて、仕組んだ物、事だった。甘えだった、彼女への。彼女ならそれを分かってくれると思ったから。そして事実、姫はキミのその思いを汲み取り、骨の人形を贈られた事を伝えた。その事を彼女は泣きながら言ったそうです。そして、成仏できずに居たキミはそれを見、その姿がまあや嬢に重なった。それがたまらなくなった。違いますか?」
「…………そうだ」
「それが聴きたかったのです。今回のこの事件、人形を倒す事だけでは解決はしません。これを解決するには、キミ自身も救われる事を望まないといけないから。そしてそれを認めたキミは、そうなる事を承諾したという事でよろしいですね?」
「……………本当はずっと救われたかった。愛されたかった。あの人形に宿っている魂はそんな私の想いなんだ」
「ええ。わかっています」
 ―――だからまあや嬢が人形に殺される事を望まなかった。
「あの人形に宿っているのは、姫の魂です」
 そしてだからこそ、彼が必要だった。
「私が人間が面白いと思うのはその意志です。ある人間がその志半ばに倒れても、他の人間がまたその志を受け継ぐ。例えその道は何処にも繋がっているようには思えずも、しかし必ずお互いが知らない人間同士の意志が受け継がれていく。それが人間です。ここに人形があります。この人形を作ったのは、永遠に動き続ける人形をテーマに人形を作っていた者でした。キミがもしも生き続けていたのなら、きっと辿り着いていた道でしょう。そして、そのキミの知らぬ人形師が作った道が、キミの道に繋がるのです」



【3】


 樹海と名づけられた正しさがわかるように風が吹く度に木々が奏でる波のような音は深く、壮大だった。
 そしてその音が盛大に奏でられる中で彼女は私を振り返った。
「どうしてここが? 誰にも言わなかったのに」
「私の肩書きをお忘れですか?」
 肩を竦め、私がそう言うと、彼女は小生意気そうな子猫のように笑って、
「リンスター財閥総帥で、水霊使いで、」
「「占い師」」二人一緒にそれを口にしあって、私たちは笑いあった。
「でも、占い師、という事だけでは説明し足り無いほど、色んな事を知っていらっしゃいますよね、セレスティさんは」
「何でも、という程ではありませんが」
 目を細めて、拗ねたように言ったまあや嬢に私は首を横に振り、それから彼女を真っ直ぐに見据えた。
「でもここでキミに言うべき言葉はわかりますかね」
 まあや嬢はただ笑う、という行為だけを実践して見せた。
「いい加減、ご自分を傷つけるのはおやめになってはいかがですか? いえ、キミがそれほどまでに自分を傷つけなければならない、自分は幸せになってはいけないと想いこんでしまうほどに大切に思っている人たちをキミはこれからも傷つけ続けていくつもりですか? キミがやっているのはそういう事ですよ。キミはそろそろそれに向き合わなければならない。大切な人たちをこれ以上キミを苦しめる亡霊にしたくは無いのなら」
「あたしは、…………あたしはそんなつもりは、ありません………………」
「いえ、キミはわかっているはずです。それに今回の事だってそうです。キミはひょっとして自分が犠牲になる事で人形も、そしてこれから人形に殺されるはずだった人たちも救われる、などと見当外れの事を考えているのではありませんか?」
「それは………」
「見当外れも甚だしいですね。キミは、それでこれまで人形に殺された人たちにどう言うつもりですか? 自ら命を差し出した者の言葉を、無慈悲に奪われた者たちが聞くと想いますか?」
「…………」
 まあや嬢は私から目を逸らした。
「知っていますか? キミが自分自身が幸せになる事を罪悪としている事を。忘れていませんか? キミを愛している人たちは、だけどそれをキミに望んでいる事を。独りでそれを背負うのが怖いのなら、誰かキミの隣に居る人にそれを背負ってもらえばいい。大切なのはその後です。そうやって人は生きるのでしょう? 生きていけるのでしょう? そして誰よりもキミが生きる事を望んでいたのは、キミを愛していたご両親だ。戦う相手を、戦う方法を、間違えてはいけません、綾瀬まあや。私はキミならそれができると、信じているんです」
 そしてまあや嬢はその場に崩れるように座り込んで、泣き出した。
 ―――だからもう、彼女は大丈夫だと私は思った。
「そういう事です。ですからもう、彼女はキミに身体を与える事はしませんよ」
 突如、周りの樹が倒れ、私へと向かってくる。
 が、これが何の意味を成すだろうか?
 私は空気中の水分子を操り、それで倒れてきた樹を砕いた。
 私の目の前に現れた人形は、私に対する敵意と憎悪を隠そうとはしてはいなかった。
 でも彼女の相手は私では無い。
「姫。もう良い。もう良いのです。私は、もう大丈夫ですから。そして私はあなたに間違った甘え方をした事を、謝りたいから」
 そう口にした彼に、人形は、全ての敵意や憎悪を消した。
 そして次いで、人形から光り輝く姫の魂が抜け出し、その魂は同じく私が用意した人形から憑依を解いて抜け出した彼の魂と抱き合い、二人は天上から降り注いだ金色の輝きに包まれて、消えた。
 後に残されたのは、口減らしで殺された子どもらの恨みに囚われた魂が宿り、姫をそそのかし、多くの人たちを殺させてきた怨霊の結晶たる人形。
 それが立ち上がり、左手の手首を右手で握り、強引に左腕の骨を抜いてそれを剣として、
 私に立ち向かってくるが、
 私は彼に杖の先を向けて、空中の水分子を操作し、水弾を作り出した。
「生憎と、キミと剣を交えて楽しむ気分ではありませんので、簡単に済まさせていただきます」



【ending】


 人形を破壊した事で、あれに殺された人たちの魂も解放された。
 そして事件の全てが終わった数日後、
「セレスティさーん、こんにちはでしぃー♪」
 いつもの通りに人の顔にくっついてくる虫、もとい、スノードロップの花の妖精を剥がして、私は彼女に微笑み、
 しゅたぁ、と右手を上げた彼女に、「こんにちは」、と言う。
 そして、
「こんにちは」
 と、私は腰まであった髪をばさりと短くした、ショートカットの髪にいくぶん照れくさそうにしているまあや嬢に微笑んだ。
「美味しい紅茶とケーキがありますから、ご一緒しましょう」
 冬の終わり、春の到来を感じさせる暖かな日、私たちは同じ席に座り、とりとめもない話に花を咲かせた。


 →closed



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【1883 / セレスティ・カーニンガム / 男 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い】


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■         ライター通信          ■
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 こんにちは、セレスティ・カーニンガム様
 いつもありがとうございます。
 このたび担当させていただいたライターの草摩一護です。
 ご依頼、ありがとうございます。


 人形繋がり、という事で以前セレスティさんに参加していただいたノベルとも繋がせていただきました。^^
 本当にこういう嬉しいギミックをノベルに込められる事をたいへん幸せに想います。
 今回は人形師とセレスティさんのやり取りが重要なキーとなるのですが、会話で進めるチェス、という雰囲気がセレスティさんらしくって良いかな、とこのプロットを考えている時にすごく想いまして書かせて頂きました。^^
 セレスティさんを書かせていただいている経験が顕れているノベルだと良いなー、とすごく想います。


 それでは今回はこの辺で失礼させていただきますね。
 ご依頼、本当にありがとうございました。
 失礼します。