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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


   「恋情募りて墓標求むる」

 ガラリ、と。郵便受けから取り出した手紙の束を抱え、薄茶色の髪をポニーテールにした少女、宿禰は玄関の引き戸を開く。
「ええの来とるか?」
 声をかけられ、驚きのあまり郵便物を落としてしまう。
 目の前には黒衣と白袈裟に身を包んだ黒髪の青年。人形のように整った顔立ちの人物は、無言で身をかがめてそれを拾う。
「す、すいません清明様! 自分が拾いますのでどうかお気遣いなく……っ」
 宿禰が慌てて手を出したときには、手紙は全て清明の手の中にあった。
「……コレやな。妙な念がこもっとる」
 清明は言うなり封を開け、手紙を読み始める。
 本当は住職である父親宛に来たものなのだが、清明は勝手に代行している。
当初は止めていた宿禰も、住職本人から『清明やったら心配いらん』と言われ、黙認している。
「……文楽人形か。普通の人形やったらつまらんけど、1メートル以上、10キロはある人形が夜、ひとりでに動きまわる。しかも、それを見た人形遣いが数人死んどる、ゆうのは中々おもしろそうやな」
「し、死人が出ているんですか……」
 思わず表情を強張らせ、恐怖と不安をあらわにする宿禰。
「――雷明のヤツ、昔蝋人形館行ったときえらい怖がっとったからなぁ……。これやったら楽しめるかもしれん」
「って……何をするおつもりですかっ!?」
 宿禰の言葉に、清明は感情の見えなかった顔に微かな笑みを浮かべて見せた。
 清明は雷明の嫌いなおかずをわざと食卓に並べ、雷明の苦手な蛇をペット(護法)にするような人間だ。弟を怖がらせるためだけに何をするのか、わかったものではない。
 黒川家に養女に入って9年。宿禰は清明の性格を未だにつかめず畏怖していたが、さすがに今度ばかりは黙っていられなかった。
「その依頼、私も行きます!」
「アホ言うな。あかんに決まっとるやろ。荷物抱えたまま仕事はできん」
「嫌です。ちゃんと祓うのを見届けさせてください!」
 キッパリと吐き捨てる清明の衣を握りしめ、宿禰は必死の形相で叫ぶ。
 清明は無表情な冷たい瞳で見返していたが、やがて何を思いついたのか、ニヤリと笑うのだった。


チョンチョンと、拍子木の音が鳴り響き、舞台の幕がざーっと開く。
 右手の床がぐるりと反転し、語り手である太夫と三味線弾きが姿を現し、黒子が「トザイ、トーザイー」と声をあげる。
 亜真知は微笑みと拍手で迎えた。淡い色合いの和服に身を包み、長い黒髪をした彼女は日本人形と見紛うばかりに美しい。
 今回、亜真知はただ文楽観賞にきたわけではない。
 公演が始まって以来、怪我人が続出。はては死人までもが出たという怪異に興味を示したのだ。
 文楽の人形は、基本的に顔の動きや右手を操る主遣いと、左手遣い、足遣いの3人で操る。一人遣いはその他大勢の脇役のみ。
 亡くなられたのが脇役や足遣いなど名前の出ない役柄だったこともあり、公演中にも関わらず、配役を変えて続行することになったそうだ。
 亜真知は、問題の人形がどの演目に出るどの人形だか知っていた。
 だが拍手と共に現れる娘人形に目を奪われたのは、それと知っていたからではない。動きの一つ一つが、人間よりも人間らしく、表情豊かで。生きているとしかいいようのない美しさを持っていたからだ。
 顔を出して登場する主遣いの姿が目に入らないほどの圧倒的な存在感。
 表情を持たぬ人形に表情をつけるのは、人形遣いの手腕。とすれば、その技量はあまりにも素晴らしいものだった。
 演目は、『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』。
 14歳のお半は隣に住む38歳の長右衛門に焦がれており、伊勢参りの帰路、行き合わせ同宿する。その夜お半は付き添っていた丁稚に言い寄られ、長右衛門の部屋へと逃れ、男女の関係に至る。
 その後、長右衛門はお家騒動にて陥れられ、更にお半の妊娠が発覚。
 長右衛門は昔、心中を誓ったが1人死なせてしまった女性とお半を重ね、2人は共に死を選ぶ、という内容だ。
 休憩時間、亜真知はロビーで小型のノートパソコンを開く。
 文楽の人形は、肩と腰の輪、手足のみで中は空洞。女には足さえなく、足遣いは着物の裾を動かす。そのため、一つの首(かしら)を化粧、髪型、衣装を変えて使いまわすことが多い。特に女性の首には種類が少なく、主役を飾るほとんどが『娘』の首になる。
 そこで、この人形の首の過去の経歴を調べてみる。
 普通、どの首がどの役をやったかなど、到底調べられるものではない。明記されるのは種類だけだ。しかし、それができるのが亜真知だった。
 検索してクリックして、などという面倒な手順はいらない。自分の欲しい情報のみをどんな場所からでも引き出せる。
 しかし、以前の舞台に問題はなく、衣装においてもこれといった由来は見つからない。
 ――やはりお半様の魂が人形に宿った、というのが有力でしょうか。
 この話は世話物といって、当時の実話を基にしている。どの程度の脚色を施されたかは不明だが、実在した人物ならば悪霊となってもおかしくはない。
 ――霊視をした限り、悪霊の気配はなかったのですが……。
 そう考えたとき。
 ふと、ロビーの横で打ちひしがれている少女の姿が目に入った。13歳の少女が1人でいることは珍しく、しかも知った顔だったので思わず声をかける。
「宿禰様?」
「あ……亜真知様!」
 少女は顔をあげ、亜真知の顔を見るなり驚きの声をあげた。
「奇遇ですね。先日はどうも、ありがとうございます」
 先日、幼い少女が両手いっぱいに荷物を下げ、坂道をあがっていくのを見て思わず手を貸したのだった。
 そのときは藍色の作務衣姿だったが、今は着物姿なので見違えるようだ。
「文楽はよく観に来られるんですか? 本日はお1人で?」
「いえ、初めてです。その……兄、のような方と……」
「ような、やないやろ」
 宿禰の背後から声をかけたのは、黒髪に黒い瞳、無表情だが整った顔立ちの青年。彼もまた、着物姿だ。
「あ、清明様。こちら、先日荷物運びを手伝ってくださった亜真知様です」
「――はじめまして。榊船 亜真知と申します」
 宿禰の紹介を受け、亜真知は穏やかな微笑みと丁寧な挨拶を返す。
「清明や。こないだは宿禰が世話になったみたいやな。……一般人とはちゃうようやけど、自分も『お半』が目的なんか?」
 簡単な礼と共に尋ねられた言葉に、亜真知は怪訝に思う。
 彼自身、霊力は強いようだから自分が普通の人間とは違うこと……だから『お半』が目当てだと予測されること自体は意外ではない。
「……お二人も、ですか?」
 清明1人ならばわかる。が、何故彼女を伴うのかがわからなかった。
「そうや。まぁ、宿禰は俺が仕事の報酬をもらうんを邪魔しに来ただけやけどな」
「ですが、雷明様は大きな人形が苦手だ、とおっしゃったのは清明様です!」
「そうやで。『せやから』持って帰るんやろ?」
 必死になって叫ぶ宿禰に、清明はにっこりと微笑んでみせる。
「そんなのダメです!」
「そしたら、自分で何とかせぇ。結界はったるから自分で人形を説得するんや。泣くか叫ぶかしたら助けに入ったるけど、その場合報酬に関する文句は聞かんで」
「――泣いたら負け、ということですね」
「そんな、危険ですわ!」
 2人のやりとりに、亜真知が口を挟む。
 いくら結界を張るとはいえ、あの人形はそこらの浮遊霊などとはわけが違う。度胸試しで対峙するようなものではない。
「わたくしがその役目を引き受けます。ですから宿禰様は……」
「そらあかん。こっちは仕事として依頼を受けとるんや。自分に祓われたら面子が立たん。……それやったら、まどろっこしい真似せんと俺が祓うわ。勿論報酬はもらうけど」
 清明の言葉に、宿禰は懇願するような瞳で亜真知を見る。
「……わかりました。けれど、危険だと判断すればすかさず止めに入ります」
「構わん。術さえ使わんのやったらな」
 清明は一言つぶやき、2人に背を向ける。
 それを見送り、宿禰ははぁー、と深いため息をつく。
「……あの、宿禰様。よくわからないのですが、あの方は何故それほど人形を持ち帰りたいのでしょう?」
「そ、それは弟の……雷明様が嫌がるから……。清明様は、そういう方なんです。嫌っているのではなく、愛情表情のようで……」
 投げかけられた言葉に、宿禰は困惑するようにうつむいた。
「……宿禰様は、その方の身を案じているのですわね」
「――はい」
「でしたら、わたくしは宿禰様にお味方しますわ。共に頑張りましょう」
 微笑みかけると、宿禰は喜びをあらわにする。
「あ、ありがとうございます!」
 宿禰の背後に立つ人物……高僧の姿をした守護霊も、穏やかな笑みで頭を下げる。
 これほど立派な守護霊が背後にいながら、彼女自身に霊力が感じられないのは、そういったものに関わらせたくないからだろう。身の危険からだけではなく、恐怖からも護ろうと。
 その考えに、亜真知も同調した。
 

 全ての演目が終わり、静まり返ったホールの中。
「宿禰、絶対にこの線から出たらあかんで」
 宿禰の周囲に円状の結界を張りながら念を押す清明に宿禰は怯えた様子でうなずく。
 亜真知はそっと、震える宿禰の手をとった。
「……大丈夫です、宿禰様。わたくしがついておりますわ」
 穏やかで優美な微笑みを前に宿禰はホッとし、弱い笑みを返す。
 ざぁーっと、不意に舞台の幕が開く。
 拍子木の音がなければ口上も、三味線も太夫の声もない。
 静かな闇の中、現れ出でるは娘の姿。鮮やかな緋の着物の裾を運び、しずしずと歩を進める。そしてちょい、と客席に目を向けて。
『ハテ、何ぢゃいな。こなさん、何してござります』
 太夫とは違う、娘らしい声色が響く。
「……お半様、ですね」
 恐怖に怯える宿禰の代わりに、亜真知が尋ねる。 
『アイ、そりゃモ、見ての通り。しかしそりゃ演目、舞台の上。首(かしら)としての歴史はあれど、お半となつたはこの月初め。私が心は他にある。長様よりも、愛しい方が』
 娘人形、お半はそういって哀しげにうなだれる。
「……あなた自身の想いは相手役の長右衛門様ではなく、あなたを遣う人形遣いの方にある、と?」 
 尋ねる亜真知に、お半は恥ずかしそうにしなをつくり、小さくうなずく。 
 舞台の上、あれほどまでに輝いて見えたのは、彼女が魂を持っているだけではない。人形遣いの愛と、それに応えんとする想いがあってのことだろう。
 だからこそ、魂が宿った。それは怨霊などが乗り移るのとは全く違う現象だった。
「……ならばどうして、人を呪うんですか。愛しい方のお仲間なのでは?」
 今度は、宿禰が怪訝そうに声をあげる。
『そりゃ仕方がないわいな。あの方の悪口をいふのぢゃもの、そりゃあんまり。下手な遣いで足を引っ張るのぢゃもの、私を遣うてみよふとするのぢゃもの。アア、腹が立つ、腹が立つ……』
 静かに、淡々と語っていた人形の様子がどこか違ってくる。
 宿禰は戸惑いの表情を浮かべ、不安そうに亜真知に目を向ける。
 空気が淀み、キィィ、キィィと妙に高い張りつめたような音が響き、舞台の端からいくつも人形や首が現れ出る。
 同じ演目に出た登場人物たち。そして別の演目に出たものたちまで。主だった役はその服装のまま、脇役となるものたちは首の姿で、ふわりふわりと闇を踊る。
 宿禰はそれを真っ直ぐに見据えたまま、亜真知の袖をきゅっとつかんだ。
『私を遣うはあの方ばかり。アア、されど哀しきかな、公演終われば別離の運命。そりゃあんまりぢゃ。……添うて添われぬこの身なら、ともに死ぬるは定まり事』
「――まさか、主遣いの方を……?」
『そうぢゃとも、千秋楽を迎えた日こそ死出の道連れ。邪魔だてさせぬ!』
 お半の言葉に反応するかのように、いくつかの人形の口がパカリと裂け、牙をむき出し、目はぎょろりと金色に縁取られた赤いものに変化する。
「――……っ」
 宿禰は、声にならない悲鳴をあげた。
 『がぶ』いう鬼の形相に変化する人形のからくりを知らぬものには、ゾッとする変わり様だろう。
 いや、知っていたとしても闇の中、目前にすれば十分に身の毛がよだつ。
「宿禰様……っ」
 亜真知の声かけもむなしく、思わず後ずさろうとした宿禰は、足をもつらせ転倒する。
 しりもちをつき、手をついたその先は……結界の外だった。
 人形たちはいっせいに宿禰に襲いかかる。
 ダダダンッ。
 舞台ならば効果音が入るような、派手な立ち回り。
 それは、一瞬のことだった。
 宿禰はぎゅっと目を閉じ、恐る恐る目を開けたとき、ようやく亜真知が杖を片手に自分を大量の首たちから護ってくれたことを知る。
 イグドラシルという、知性ある星杖。その価値を宿禰は知らなかったが、淑やかなだけではなく凛々しくもある亜真知の姿の美しさに、同性でありながらも見とれてしまう。 
 同時に、清明も式神の白蛇を使い、お半を捕らえていた。
 亜真知は結界を出て、そのお半の前に出でる。
「恋しいお気持ちは、わかります。けれど……あなたのしていることは間違っています。演目上のお2人が死を選んだのは、ただの身勝手はありません。お半様は母君と長右衛門様の奥方に申し訳が立たぬと、長右衛門様は亡くなられた恋人と、死を選ぼうとするお半様を想ってのことなのですよ」
 他人や世間への義理や人情。そうしたものが、心中の背景にはあった。
「それを演じるあなたならば、わかるでしょう。……あなたのしていることは、ただの人殺しですわ」
 穏やかながらも、キッパリとした言葉。
 娘人形はがくりと頭を垂れ、袖で顔をおおった。
 戦意なしと見なしたのか、清明のけしかけた白蛇は拘束を解く。
「……もう大丈夫ですよ、宿禰様。……清明様、彼女は声をあげず、涙も流しませんでした。お認めですわね?」
「あぁ」
 意外にもあっさりと答える清明。
 それを聞き、宿禰は緊張の糸が切れたかのようにボロボロと涙をこぼす。
「……すまんかったな。ほんまに危険な目に遭わすつもりはなかったんや」
 申し訳なさそうにつぶやく清明に、宿禰は小さく首を振った。
「――自分がおってくれて、助かったわ。あんだけの数やったら、護りきれんかったかもしれん」
 恥ずかしがって遠慮する宿禰を背に乗せた清明は、荷物を持って家まで伴う亜真知に心のこもった礼を述べる。
「……何故あのようなことをされたのです?」
 静かな問いかけに、清明はふっと笑みを浮かべる。
「『現実に触れよとは切実な経験をせよということである』、ゆうてな」
「安部能成、ですね。夏目漱石の門下であり、哲学者の」
 人間は自分が苦労してこそものの本質がわかる、ということだ。
「そうや。――うちは、こういうことを商売にしとる場所や。そこに住む以上、ただ護るだけっちゅうわけにはいかん」
 ――それが、彼なりの優しさなのだ。
 ただ危険から遠ざけるのではなく、少しずつでも慣れさせ、理解してもらおうと……。理解せぬまま巻き込まれることほど、危険なことはないから。
 宿禰のいう「愛情表現」の意味が、なんとなくわかった気がした。
「こんっのクソ兄貴っ!!  宿禰連れ出して何しとったんや!」
 家の前の石段をあがると共に、怒声が飛んだ。
「文楽見物や。……なんや、自分も来たかったんか?」
「ようゆうわ、どうせまた危険な目に遭わせよったんやろ! 宿禰、兄貴にはついて行くなて、何べんゆうたらわかるねん!」
 実の兄を指差し、大声で叫ぶ金髪の少年。顔のつくりこそ似ているが、いくつものピアスをつけており、清明よりもずっとガラが悪い。
「す、すいません。でも、あの……」
 宿禰は清明から降ろしてもらい、慌てて頭を下げる。
「阿呆、宿禰を責めてどうするんや。……宿禰はな、自分を護るためについてきたんやで。雷明がええ年こいて人形怖いゆうから……」
「こ……怖ないわぁ! いつの話やねん!」
 清明の言葉に、雷明はかぁっと赤面しながらも怒鳴りたてる。
 それから、小さく咳払いをし、口調を和らげ。
「……あんな、宿禰。そんなん、心配せんでええ。苦手なもんがあったかて、自分でなんとかするわ。せやから、わいなんかのために無理せんとき」
 ため息まじりに宿禰の頭を撫でる。
「だ、大丈夫です。それに今回は……亜真知様がいてくださったから。雷明様をお護りしたいというと、協力してくださるとおっしゃって……」
 宿禰の言葉に、雷明はようやく亜真知に顔を向ける。
「――あー、そら、どうも……。よかったな、宿禰。えぇ友達できて」
 眉間にしわを寄せていた少年は、照れくさそうに亜真知に会釈し、誤魔化すように宿禰に目線を変える。
「え、いえ、あの……友達、というか……」
 雷明の言葉に、あたふたする宿禰。
「そうですわ、宿禰様。お嫌でなければお友達になっていただけますか?」
「いいんですか!?」
 嬉しそうに叫ぶ宿禰に、清明が「質問に質問で返してどうするんや」と静かなつっこみをいれる。
「嬉しいです。自分などが名乗りをあげては迷惑かと思ったのですが、本当はその、以前会ったときから……」
「……宿禰、告白とちゃうんやで」
 顔を真っ赤にして語る宿禰に、雷明が苦笑する。
「――そしたら、あがってもらい。雷明、自分も茶ぁくらい付き合うやろ」
 清明の言葉に、雷明は反論するように苦い顔をして……それから宿禰の嬉しそうな顔に目をやり、ため息と共にうなずいた。
「雷明様もご一緒してくださるんですか? 嬉しいです。では、早速お茶を入れてまいりますね!」
 宿禰は、大喜びで玄関へと駈けていく。
 その後を、亜真知と清明、雷明がゆっくりと追うのだった。 



 
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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号:1593 / PC名:榊船・亜真知 / 性別:女性 / 年齢:999歳 / 職業:超高位次元知的生命体・神さま】

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■         ライター通信          ■
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 榊船 亜真知様

こんにちは、ライターの青谷 圭です。ウェブゲームへの参加、どうもありがとうございます。

今回は文楽人形の怪、なのですが。文楽の世界を表現するため、今までにない長文になってしまい、申し訳ございません。
おっとり穏やかな亜真知様ですが、今回は他人を護るため、凛々しく、若干厳しい面も描かせていただきました。
イメージを壊していなければよいのですが。

ご意見、ご感想などございましたら遠慮なくお申し出下さい。