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<東京怪談ウェブゲーム アンティークショップ・レン>
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アリアとお料理
●オープニング【0】
5月のある日のこと。アンティークショップ・レンの居候であるアリアは、何やら熱心に本を読んでいた。
(はて、あんなに熱心に何を読んでいるんだろうねえ)
そのことに気付いた店主の碧摩蓮は、静かにそっとアリアの前に回り込んで本の表紙を見てみることにした。
「おや」
軽い驚きの声が蓮の口を突いて出てくる。アリアが読んでいたのは、何と料理の本であったからである。
(……料理に興味があるようには見えなかったんだけどねえ)
居候ということで、当然ながら蓮はアリアに時折食事の用意をさせてはいた。アリアの腕前は可もなく不可もなく、まあ簡単なことなら普通に出来るといった感じだろうか。そもそも蓮も、目玉焼きだとかカレーだとかの簡単な料理しかアリアには作らせていないのだけれども。
「どうしたんだい、その本?」
蓮はアリアに声をかけた。
「あっ」
呼ばれてようやく蓮の存在に気付いたのだろう、アリアははっとして料理の本から顔を上げた。
「あの、お客様の忘れ物なのですが……。どんな内容なのか、確認を」
「で、ついつい読みふけっていたと」
「すみません」
「謝ることじゃないさ。それより、何か面白いことでも載ってたのかい?」
「面白い……ではありませんが、お料理にはこんなに色々と種類があるのだと感心していました」
「はー、なるほどねえ」
アリアの言葉を聞いた蓮は少し思案していたが、何か思い付いたらしく指をパチンと鳴らした。
「確か上客に、料理学校の校長が居たっけねえ……。あとは、料理上手のを何人か呼べば大丈夫だろう」
ふふっと笑みを浮かべる蓮。どうやらそこを借りて、有志の手でアリアに料理を教えてもらおうという腹積もりのようである。
ささ、アリアとお料理してみましょうか?
●お料理を始める前に【1】
料理学校というのは便利である。何故なら調理器具や食器といったものはしっかり揃っているし、コンロや流し場といったものも複数完備されているからだ。つまり同時にいくつもの料理を作るに適した環境である。……料理学校の存在意義を考えたらそれはまあ当たり前の話なのだけれども。
それはともかく、蓮の判断は正解であったと言えよう。複数人集まる時点で、複数の料理を教えることになるのは至極自然な流れであるのだから。
さてさて、この日借り受けた料理学校の教室にはアリアをはじめ8人の姿があった。その中に蓮は含まれていない。店を閉める訳にはいかないので、一緒には来ていないのだ。『任せたよ』と言って、アリアとともに皆を送り出していた。
(……もしゲテモノ系のに目覚めたら蓮さんどうするんだろ)
と、送り出された時にシュライン・エマがそんなことを思ったのは抜群に秘密である。無論可能性はない訳ではなかったが、そこはそれ、信頼というものだ。
「へ〜、食材もちゃんと揃えているのね〜」
教室の一角、あるテーブルの上にずらりと並べられた食材の山を見て、感心したように言ったのは隠岐明日菜だ。アリアが料理を作ると聞いて、何やら面白そうに思えたので覗きに来たのだった。
「……そのまま食っても大丈夫なの、それなりにあるよなー。ほら、野菜とか」
こんな感想を口にしたのは守崎北斗である。食いしん坊な北斗のこと、洗った野菜に味噌やマヨネーズなりつければ、それだけでぼりぼりと食べてしまうような勢いはある。
「……手は洗ったのか、北斗?」
そんな北斗をじろりと睨んで言ったのは、北斗の兄の守崎啓斗。ちょうどその時、北斗は真っ赤なトマトにこっそりと手を伸ばそうとしている所であった。
「いや、まだだけどさ」
「なら洗え。石鹸もあるからな」
流し場を指差す啓斗。なるほど、確かにそこにはまだ真新しい石鹸が置かれている。
「……アリアも、まず手を洗って」
それからアリアの方へ向き直り、啓斗が指示をした。それに続いてシュラインもアリアに言葉をかける。
「手を洗ったら、使う前に道具もね。ざっとでよいけれど、殺菌は調理の直前にが基本よ」
料理をする時は何よりも清潔にすることが重要だ。もちろん、手だけではなく包丁やまな板などの調理器具も同様である。
「はい、分かりました」
北斗が手を洗い終わったのを見て、流し場へ向かうアリア。石鹸を使ってしっかりと手を洗い始める。
その斜め後ろ、延長線上には椅子に座って激しい打ち合いの試合を終えて負けたボクサーのごとくうなだれている、料理の本を手にした青年の姿があった・・風宮駿だ。
「……俺の女神が……」
うなだれたまま、ぼそりとつぶやく駿。周囲のオーラがどんよりしていた。
何故駿がこのような状態なのか、順を追って説明してみよう。実は今回のきっかけとなった料理の本、これを忘れたのは駿であったのだ。ちょうどアリアが居ない時に店に立ち寄り、古本屋で買ったばかりのこの本をうっかり置き忘れてきてしまったのである。
で、それを思い出して今日取りに行った時、アリアと出逢ったのだ。そしてアリアに一目惚れ。『あなたはまるで女神のようです。いや、本物の女神もあなたの前では霞んで見える』などとアリアの正体も知らず告白したものの、当然のごとく『ごめんなさい』。……それからこの状態である。まあ、駿にとってこんなのはよくある風景なので気にしてはいけない。
「今日は何を教えていただけるのでしょうか」
手を洗いながら、誰ともなくアリアが尋ねる。それに対し、思案顔で答えたのは天薙撫子であった。
「そうですね、お話を伺ってから色々と考えたのですが……」
食材の山に顔を向け、撫子が言った。あれこれ考えてきた候補の中から、用意されている食材を見て最終決定するつもりなのだろう。
「ええと、普段は何を作っていたのかしら?」
確認のため、シュラインがアリアに尋ねた。
「そうですね。カレーや目玉焼き、インスタントラーメン……」
洗った手を綺麗なタオルで拭きながら答えるアリア。するとすでにエプロンをつけた啓斗がアリアに向かって言った。
「手を洗ったのなら、髪の毛はまとめてエプロンをつけるんだ」
「あ、はい、分かりました」
言われた通り、アリアは長い髪を後ろでまとめて止めた。こうするのは、調理中に髪の毛が料理の中に入ってしまわないようにするためである。
「……ともあれ、簡単な料理だからと言われたものばかりだと思います」
そしてエプロンをつけながら、先程の質問に対する答えの続きをシュラインに言った。
「……カレーをなめたらいけない」
その時、突然会話に入ってきたのは亜矢坂9・すばるであった。
「え、どうしてなんですか?」
きょとんとしてアリアがすばるへ尋ねた。
「熱くて辛くて痛みが早くなるのだ」
表情も変えず答えるすばる。その真偽はさておき、毎日火を通しているから安心であると考えるのは早計だ。火を通した後は、当然ながら冷えてゆく訳だ。この間に雑菌が繁殖してしまえば、いくら毎日火を通していても意味はなくなってしまう。
「材料とその扱い方で多用な味と風味となるのがカレー、というか料理だ」
続けてすばるは語る。確かにすばるの言うように、料理はちょっとした違いで最終的な味なり何なりに影響を及ぼす。
「例えば火加減命の卵料理、スクランブルドエッグなど単純なだけに本物論議が喧しく、ホテルの朝食などで悶着が起こったりする……」
「そんなに凄い料理だったのですか」
すばるの話を聞いて考え込むアリア。しかし、すばるの話には少し続きがあった。
「……そうだと、長閑な方々の間での話である」
受け売りかよっ!!
「そ、それで読んでいた料理の本あったでしょう? その中で、特に興味持った料理はあったのかしら」
話を戻そうと、慌ててシュラインが会話に割り込んできた。
「特にと言われると困ってしまいますが……目移りはしました」
(んー、だったら何でも作っていった方がいいのかしら。彼女の場合、本があれば無難に作れそうな気もするし……)
アリアの答えを聞いてそう考えるシュライン。まあカレーが作れているくらいだから、少なくとも本のレシピにさえ従っていれば普通の料理で大失敗することはないのだろう。
「……ではここは、家庭料理がよいのかもしれませんね」
ようやくメニューが固まったか、撫子が口を開いた。
「家庭料理なら、肉じゃががよさそうだな。……簡単そうに見えて作り手の腕が表れるから、あれはなかなか難しい」
ぼそっとつぶやく啓斗。撫子は頷くと、こう言葉を続けた。
「肉じゃがだけでは食卓が寂しいですから、それに合ったお味噌汁や煮びたし、酢の物なども作ってまいりましょう」
微笑む撫子。さすが和食が非常に得意なことはある。
「あー、そうめんゆでてねぎ切って、麺つゆで食うんじゃダメ?」
食材の中のねぎと、自分のお腹を触りながらつぶやく北斗。……結構お腹が空いてきているのかもしれない。
「今から手抜きを覚えさせてどうする」
「んだよー、一応料理じゃん? 流しそうめんマシンがあったらもっと完璧なんだけどなー」
啓斗に却下され、北斗は唇を尖らせた。
「じゃ〜、みんな頑張ってね〜」
手を振り振り、お水の入ったコップ片手に空いている近くの椅子に座る明日菜。
「作らないの?」
シュラインが明日菜に尋ねた。
「もちろんっ。私は食べる方よ〜」
「あっ、じゃあ俺も食べる方だ! 兄貴腹減ったー」
明日菜の言葉を聞いた北斗が、すかさず近くの椅子を確保して言った。
「働かざる者食うべからず……だ」
けれども啓斗はそれを無視してこうつぶやいたのであった。
「……俺の女神が……」
……まだ落ち込んでたんですか、駿さん。
●実際に作ってみよう【2】
調理開始前の準備も終わり、ようやく実際の作業へ入ることとなった。
作る料理は結構多い。まず肉じゃが、それから根菜類で具沢山な味噌汁、小松菜と油揚げの煮びたし、そしてきゅうりときくらげの酢の物。ここまでは撫子と啓斗が中心の和食である。
これにもう1種、落ち込みから立ち直った駿中心の本格インド風キーマカレーが加わることとなる。和食とこれを並行して作ることが出来るのだから、やはり場所として料理学校を蓮が選んだのは正解であった。
さて、最初にやるべきことは食材選び。それからその食材を切ってゆくことだ。
食材選びはアリアが行うことになった。これから実際に作ってゆくのもアリアが行うのだから、それは当然のことである。しかしただ必要な物をアリアに取らせるのではなく、状態のよい物の見極め方をアドバイスしながらだ。
「そうです、それを選ぶ時はその部分を見て……」
いつもの和服姿の上に割烹着を羽織った撫子が、アリアに食材の見方を教えていた。食材を選ぶアリアの表情も真剣だ。
食材を選んだ次は、それらを包丁で切ってゆく。まずシュラインがお手本とばかりに、包丁を手にしていくつか切り方を教えてゆく。
「いいかしら、よく見ていてね。これがいちょう切り……で、くし切り。じゃがいもなんかは面取りすると、煮崩れしにくくなるのよ。それに見た目も綺麗でしょう? さ、実際にやってみて」
一通りやってみせてから、シュラインはアリアに挑戦させた。
「こうして……もう1度ここで半分に……」
アリアの手つきは悪くない。回数を重ね経験を積んでゆけば、動作も素早くなることだろう。
食材を切り終え、まずアリアが作り始めたのは肉じゃがだった。これかキーマカレーが一番時間のかかると思われる品だから、その選択は正解であろう。
「いいか、じゃがいもの種類にもよるが肉じゃがには煮崩れがある。今日選んでもらったメークイーンは比較的煮崩れしにくい種類だ。煮崩れしないと、完成した時の見栄えがいいい訳だ」
「煮崩れすると味が悪くなるのでしょうか」
説明する啓斗にアリアが質問をした。
「悪くなるというか……変化はあるな。まぁ……世の中には煮崩れて味がしみた物を食うのが好きって奴も居るが」
啓斗はちらっと北斗を見て答えた。この辺りは突き詰めてゆくと個人の好みの問題にも行き着いてゆくが、やっぱり原型を留めているからこそこの料理だと分かる物もある訳で。
「ふーん、豚肉を使うのね」
明日菜がそんな2人の背後から、ひょっこり覗き込んで言った。
「関東では肉じゃがに豚肉を使うことが多いけど、関西では牛肉を使うのよ。そういう料理って色々あるから、覚えておくといいかもね〜」
そんなアドバイスをアリアに送る明日菜。ちなみに鶏肉を使うパターンもあったりする。
「場所によって異なるのですか?」
「そうよ〜。それに、同じ種類の肉を使うにしても、部位の違いもある訳だし。ま、それによって栄養価も少しずつ変わってくるのよね」
解説しながら、明日菜は1人うんうんと頷く。さすがというか、知識は豊富である。
「あ、計量カップは使っている?」
シュラインがアリアに話しかけてきた。
「これでしょうか?」
目盛りの入った透明のカップを手にアリアが答える。
「そうそう、それ。あと、計量スプーンあるでしょう。使う時はすりきりしないと正確な量にならないから、気を付けてね」
どうやらシュラインは、先程の切り方や今みたいな器具の使い方など、料理に関する知識方面をアリアに教えているようである。
その後アリアは肉じゃが、味噌汁、煮びたし、酢の物と順々にこなしていって、ようやくキーマカレーの番となった。
「いいですか。これは手早く仕上げるのが肝心なんです」
すっかり立ち直った様子の駿が、アリアにそう説明を行った。落ち込んでいた時の暗いオーラなど、今はどこにも見えなかった。
「そして火力。火力が弱いと、油分が分離してしまうことがありますからね」
そう言いながら火力の調整を行う駿。
「いつも作っているカレーとまるで違いますね。ひき肉を使うんですか」
「そうでしょう、奥が深いんですよ」
アリアの言葉に駿は嬉しそうに答えた。
「そうそう、カレーといえば」
と、何やら思い出したか、駿はアリアに向かって蘊蓄を語り始めた。
「韓国では5月14日をイエローデーといって、恋人の居ない男性はこの日に黄色い服を着てカレーを食べないと恋人が出来ないというジンクスがあるそうです」
そこまで言ってから、駿の手がはたと止まり、次第に表情が険しくなってきた。
「……そういや俺、黄色い服なんて1着も持ってないや……」
ああっ、落ち込んだっ! また暗いオーラが出てきてるしっ!!
「……いいんだ……どうせ俺には恋人なんて……」
もしもーし、駿さん戻ってきてくださーい……。
「手を休めないで! 作り方の流れは、一応聞いたことあるから! 教えるからっ!」
その様子を見ていた明日菜が、慌ててアリアへ駆け寄ってきた・・。
●気になるお味は?【3】
とまあ……あれこれありながらも、料理は全て完成。これから皆で試食である。
「「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」」」
手を合わせ声を揃えてから、一同は食べ始める。人数もさることながら、種類も多いのでテーブルの上はとても埋まっていた。
「あー、洗い物の後の食事はやっぱ旨いよなー」
一番食が進んでいたのは、もちろん北斗であった。北斗は洗い物を手伝わされていたのだ。
「どんなもんが出来るか想像つかなかったけどさ、わりといい感じじゃね?」
アリアに向かって北斗が言う。これは好評価と考えていいのかもしれない。
「ええ。煮びたしや酢の物も、初めてにしては上々かと思いますよ」
にこっと撫子が微笑みをアリアに向けた。
「肉じゃがも煮崩れしてないしな」
表情変えずつぶやく啓斗。その視線は肉じゃがに注がれていた。
「ほんと、ワインにも合うし」
と言って、どこからか持ってきたワインを飲んでいるのは明日菜である。
「飲む?」
おまけにアリアに勧めてるし。
「……この辛さが……今の俺の心に染み渡るなあ……。……『からい』と『つらい』は同じ字なんだ……」
しみじみとこう語るのは、キーマカレーを食べていた駿。落ち込みから戻ってきていないのか、周辺には暗いオーラがまだ漂っていた。
「今度は、冷蔵庫の残り物なんかで簡単に作れる物を覚えたら、ぐんとバリエーションは広がりそうねえ……」
シュラインがアリアに向かってそう言った。世に料理上手と言われる者たちは、こういうことがごく当たり前のように出来るのだからして。
「皆さん、私の料理を食べてくださってどうもありがとうございました」
頭を深々と下げるアリア。すると、それまで黙って食べていたすばるが口を開いた。
「……食とは生きる喜び。他人のために料理を作りもてなすということは、その拡大に他ならない。むしろ愛情こそが料理だ」
お、これはひょっとしてアリアの料理に愛情がこもっていたということですか、すばるさん?
「……とは知り合いの家のメイドの言である」
また受け売りかいっ!!
「しかしながら」
箸を置き、すばるはアリアに向き直った。
「この料理から、愛情をいただいた。ごちそうさま」
手を合わせ、静かにすばるは言った。
「ありがとうございました」
アリアはそんなすばるに、もう1度深く頭を下げたのだった。
「あー……どうだ、アリア。神聖都学園の地下に居る、モンスターたちにも差し入れるというのは」
啓斗が少し思案してから、アリアに提案した。
「……はい、そうですね。喜んでくれると私も嬉しいです」
アリアは静かにそう答えた・・。
【アリアとお料理 了】
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【 整理番号 / PC名(読み)
/ 性別 / 年齢 / 職業 】
【 0086 / シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
/ 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】
【 0328 / 天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)
/ 女 / 18 / 大学生(巫女):天位覚醒者 】
【 0554 / 守崎・啓斗(もりさき・けいと)
/ 男 / 17 / 高校生(忍) 】
【 0568 / 守崎・北斗(もりさき・ほくと)
/ 男 / 17 / 高校生(忍) 】
【 2748 / 亜矢坂9・すばる(あやさかないん・すばる)
/ 女 / 16? / 日本国文武火学省特務機関特命生徒 】
【 2922 / 隠岐・明日菜(おき・あすな)
/ 女 / 26 / 何でも屋 】
【 2980 / 風宮・駿(かざみや・しゅん)
/ 男 / 23 / 記憶喪失中 ソニックライダー(?) 】
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■ ライター通信 ■
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・『東京怪談ウェブゲーム』へのご参加ありがとうございます。本依頼の担当ライター、高原恵です。
・高原は原則としてPCを名で表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。
・なお、本依頼の文章は(オープニングを除き)全3場面で構成されています。今回は皆さん同一の文章となっております。
・今回の参加者一覧は整理番号順で固定しています。
・大変お待たせさせてしまい申し訳ありませんでした。アリアのあれこれ体験シリーズ……といっていいのか分かりませんが、そのお料理編をここにお届けいたします。
・昔、パソコンのプログラムなんかで人工知能ものみたいなのがありましたよね。単語を覚えさせてゆくようなやつです。アリアのこのシリーズを書いていて、それを高原はふと思い出してしまいました。何か似ている感じがしまして、ええ。
・アリアに次は何をさせたいか、ご希望などありましたらお知らせいただければ嬉しいです。
・シュライン・エマさん、122度目のご参加ありがとうございます。道具の使い方とかはほんと大切ですよね。これが出来ているかどうかで、仕上がりにも変化が出てきますし。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。きちんと目を通させていただき、今後の参考といたしますので。
・それでは、また別の依頼でお会いできることを願って。
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