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<東京怪談ウェブゲーム アンティークショップ・レン>


空の時計



 今年も柿が実る秋が東京に訪れた。
 うるさいセミの鳴き声もなくなり、先日まで蒸し暑い夏が日本中を唸らせていたのが遠いことのよう。

 レンの店には客が一人顔を見せていた。
 妖しいものから危険なものまで自然と集まってくる店だが、今回はまた摩訶不思議な物をレンに託そうとする客は青白く、そのままふらりと倒れてしまいそうだ。
 差し出されていた物は懐中時計。青空そのものを切り取ったかのような時計盤をもち、その針は時をうつことなく止まっていた。神秘的なオーラまで小さな体から漂わせている。
「ふむ……」
 蓮が訝しげに時計を丹念に見る。鎖がチャラチャラと揺れた。
「これは……。ここじゃ預かれない品物だよ」
 時計を机の上に置き、依頼者に付き返す。
 やはり自分の力では何も出来ないと客は落胆した。だが続けて蓮は微かな望みを与える。
「裏の時計屋に持っておいき。こちらから渡っていけるから」
 蓮は店の奥へと案内した。

「おう、久し振りだな! 蓮!」
 豪快な、裏の時計屋の主人。体もがっしりと筋肉質で、客とはアリと熊ほどに大きさが違う。とても時計という繊細な物を扱う職人とは思えない。客はたじたじに身を引く。
「客がいるんだから驚かせるでないよ」
「あ、わりい。で、なんだ?」
 蓮は懐中時計のことを伝え、渡した。
「ははーん、そうか。……これが、ねえ」
 主人は何かピンときたらしく、どかどか歩くと客の背中を叩いた。その力が強すぎて前につんのめり倒れてしまう。
「大丈夫か? わりい」
 主人は客の手を取り、無理やり立たせた。
「この時計は大丈夫だ。もうすぐ助太刀がくるさ」

  ***

「こんにちはー!」
 チリンと扉の鈴を鳴らして、少し赤味がかった漆黒の髪を揺らしながら赤羽根灯がレンの店にやってきた。
「って、あれ? レンねえさんいない?」
 おかしいなぁと呟いて首をかしげる。
 店の奥に行くと、カウンターの前で商品を見つめている女性がいたことに気づく。
 自分よりも背が高く、長い黒髪が背中を覆っていた。その女性が振り向いて、にこりと笑顔になる。
「こんにちは」
「こんにちは。レンねえさんいないみたいですね」
「そうね、どこに行ったのかしら?」
 そう言う藤田あやこは、左目が澄んだ紫でオッドアイだった。一瞬、少女はその瞳に見惚れてしまう。
「おや? いいところに……」
 蓮が奥から顔を覗かせた。
「あ、レンねえさん! こんにちは!」
 久し振りに顔をあわせる灯はレンのそばに駆け寄って全身ではしゃぐ。

「ちょうどいい。二人ともやってみないかい?」
 蓮があることを持ちかけた。それは懐中時計をどうにかしてほしいという依頼。
「うん、レンねえさんの頼みだし。それで何なの?」

  *

 二人は裏の時計屋に案内された。
 目の前には時計屋の主人、依頼人、蓮が並んでいる。それぞれの紹介がすんで。
「この時計ですね?」
 あやこと灯は使い込まれた古い机に置かれた金時計を覗き込む。
 そこには時の止まった青空の懐中時計。

 ふと脳裏に蘇る、あの傷跡。あやこは片時も忘れない、自分が持つ銀の懐中時計を取り出した。二つを見比べて瞳に涙を浮かべる。
 その横で確認のために灯が尋ねた。
「これはぜんまいを巻いても動かないの?」
 予測通り、三人とも動かないと返事した。巻き上げても、注油しても。ただ壊れたわけではないらしい。
 あやこは瞳にたまった涙をふき取って。
「秒針は人の生活――営みを刻み、知らせてくれる物。故障で無いなら特別な事情があるはずだわ」
 手に収まっていた銀時計の鎖を掴んで揺らした。四人の前にその輪郭をはっきりと示す。
 ふたがしっかりと閉められているのに、時計盤は透き通って見えていた。

 5:46

 針はそこで止まっている。
「1995年1月17日 5:46」
 その言葉に、四人ははっとした。
「兵庫県南部地震――世間には阪神淡路大震災という名称が知られてるわ。死者は私の両親を含めて六千四百三十四名」
 静かにゆっくりと告げるあやこから、頬に雫がこぼれ落ちる。
 マグニチュード7.3もの大打撃を受けた当事者だ。
「瓦礫に埋もれて、地震で起きた火事に焼かれ、多くの人が亡くなってしまった。死ななくても、いい人たちが……」
 あやこは涙が止まらずハンカチでぬぐう。鼻をそっとすすり上げて。
「あやこさん……」
 灯はあやこの肩を抱く。他人事ではないのだ。実家は京都にある。震度5の揺れ、まだ小さくてもそれが重大なことだと理解していた。現場にいたあやこはひとたまりもなかっただろう。いまだに恐怖感と失った悲しみがその身を巣食い傷跡を残していることが窺い知れた。

「ごめんなさい……」
 ちょっと瞳を腫らしながらも姿勢を正す。灯のおかげで涙が止まると話を続けた。
「私の時計は封印の役目をしてるの。だから針は動かないわ」
 そしてもう一度、時計が止まるのは何か訳があるのだと言う。
「そうだね、何か時計に変わったことがありませんでしたか?」
 あやこの意見に乗せて灯が依頼人に質問する。
 うつむき、手をもじもじと小刻みに動かす。
「あ、あの、実は。時計から声が聞こえることがあるんです。時々、ぬくもりを感じることさえあって」
 依頼人の周囲がずんと重くなる。長い前髪の間から覗くその顔は真っ青だ。
「お願いします! どうにかしてもらえませんか!」
 ばっと顔を上げて早口でまくしたてた。さっきのおどおどした言動は一瞬で抜けていた。それほど困っていたのだろう。
「声、とぬくもり……」
 顎に手を添えて灯は考え込む。
「針が止まっているのは始め、陽が昇り沈んでいく事象を司ってるのかと思ってた。昼夜がなくなるのかも、と。どうやら違うみたい」
 ん〜とまた考え込む。
 あやこは灯の横で依頼人の金時計を手にとっていた。じっと左の紫の瞳でじっと霊視している。
 紫が捉える時計。その上で陽炎が薄く揺らいだ。消えかかりそうな中でそれは確かにあやこの眼前に存在している。
「今、霊視しているんだけど……」
 一斉に皆があやこに注目する。
「鳥、のようなものが視えるけど気のせいかしら」
「え!?」
 灯は慌てて金時計を覗き込む。
「鳥が宿っているなら、私、話せるかもしれない」
 灯は四神《朱雀》の守護を受けた巫女だ。聖なる炎を巧みに操り、火と鳥との意思疎通を苦も無くできる。
 金時計に指を添えてまぶたを閉じ集中した。
 ほどなくして、脳裏にあやこが視た陽炎が浮かんでくる。とても沈痛なおももちでこちらを見ている小鳥。灯はそれだけで心が張り裂けそうだ。
(鳥クン、どうしてここにいるの? どうしてもらいたい?)
 だが、ピュイと鳴くばかり。しばらくそうしていたが、何も得られそうになくて術を解く。
「ふぅ」
 一息つくと、まぶたをゆっくりと開けた。
「どうだった?」
「答えてくれなかった」
「そう」
 二人は気落ちする。
 鳥と話せれば、すんなり方向が決まっていたがその道が塞がれたとなれば。
「……これの処分ね。時計の針を進められるかどうか難しいところだわ」
 あやこは珍しく気難しそうな顔で時計を見つめた。
 鳥が宿ったまま時計の針が動くとも思えない。鳥は霊だ。何かの想いが針を一時的に止めてるのかもしれない。天国へ上げるとしても、そのあと時計の針が動くかは分からないのだ。
「この時計どうしますか?」
 灯は依頼人に確かめる。
「手荒な方法ですが、鳥が宿っていても時計自体を壊せば、もしかしたら天に昇ってくれるかもしれません。針は進められませんけど」
 灯の焔は魔を焼き払い、その上に浄化と治癒する力がある。だが今回は魔でもなく浄化や治癒でもない。それでもコントロール次第では万物すべてを燃やせる強力な焔――。
 依頼人は少し考えてから、頷いた。四人は間を取る。
 灯は一歩下がると、時計に手をかざして。
「朱雀の焔よ、時計を焼き尽くせ!」
 ボウッ
 神聖な焔が姿を現した。金時計へ一直線に向かって、小さな体を燃やそうとめらめらと輝きが増す。

 パキンッ
 灯は目を見開く。
「う、うそ……」
 時計はさきほどと変わらぬありのままを皆に見せていた。溶けることも変色もせずに。焔を跳ね返されたのだ。
「効かなかった?」
「いや、少し違うよ」
 一部始終を黙って見ていた蓮が口にする。
「鳥には願いと想いがあるんだ。それを成就しない限り、昇天しない。そして時計は鳥を守り、鳥は時計を守っている。簡単には壊れないさ」
「じゃあ、どうすれば」
 しばし、一同は沈黙。
 そこに、あやこが割り込む。
「失礼だけど、これの持ち主はご存命かしら?」
 依頼人は依頼してきた人物であって持ち主ではないかもしれない。
「あ、私です。でもこれは三年前、買ったんです」
「その直後には変なことは起こらなかったの?」
「声やぬくもりが現れたのは、最近です。――そう……いえば、前の持ち主は少年だったと聞きました」
「少年?」
「なんで男の子が懐中時計なんてものを?」
「それはたぶん、身内から譲り受けたものかもしれないわ。他人からなら子供らしい贈り物を用意するはずだもの」
「なるほど」
 灯は頷いて。
「その男の子はどこにいるんだろう?」

  *

 依頼人が言うには、少年の住んでいた街は自分たちがいるここらしい。だが、遠方に引っ越してしまった。そして、金時計から声とぬくもりがするようになったのも依頼人がこの街に引っ越してきてから。
「なんだか話が見えてきたわね」
「鳥クンはきっと男の子に会いたかった」
 元々金時計に宿っていた鳥の意識が蘇ったのだろう。

 二人は裏の時計屋から離れ、商店街を歩いていた。依頼人がこの街に来て辿った道に必ず鳥の思い出の地があると踏んで。
「――それにしても、店員はいるようなのに、なぜここはお客の姿が見えないのかしら」
 周囲を見渡す。
「時計屋のご主人は別世界だからとか、曖昧なことを仰ってましたが」
 この世界は地上の世界と全く瓜二つだという。しいて言えば、奇妙な裏の世界。

 前を先導する依頼人は振り返り。
「最初、この街に来た時はここを通ったはずです」
 二人の後ろを指差して。
「この先が僕の家へ通じていますから」
「じゃあ、歩いてみましょう」


 灯はあやこをちらっと一瞥する。
 自分よりも背が高いあやこは背筋を伸ばして、オッドアイの瞳で先を歩く。
 先ほどから気になっていることが頭に離れなかった。
 思い切って口を開く。
「あやこさん」
 呼ばれて長い黒髪を揺らし踵をかえす。
「なに?」
 優しく凛とした声音。
「なぜ、封印の時計を持ってるの? 悲しいものだから捨ててもいいと思うのに」
「そうね……。でもいつか」
 胸に手を添えて。
「この心で受けとめたいの。まだ私は両親の死、震災を直視できてない」
 銀時計をぎゅっと握る。
「この中に私の記憶がある。記憶から逃げることはできない」
 そう決心した心に瞳を伏せるあやこ。
 灯は何も言えなかった。重く辛いことをあやこ一人で抱え込んでいても。励ましの言葉すら、安っぽくなってしまうように思えた。

  *

 灯は突然その足を止めた。手に持っていた金時計に目を凝らす。
「どうしたの?」
「時計が……あたたかい」
 二人は顔を見合わせる。この近くに何かあるのかもしれない。辺りを見回すと。
「? ……これ、もしかして」
 依頼人が洋服店を眺めていた。二人もその場に駆けつけると、それはチラシが貼り付けてあった。雛の飼い主募集のチラシだ。
 洋服店になぜ……?
 まずはこの世界に唯一存在する店員に聞くことにした。

「店の前にある飼い主募集のチラシは?」
 レジで退屈そうに腰を下ろしていたおばさんが顔をあげる。
「チラシ……? あ、あぁ。あれかい? もう飼い主は見つかっちゃったよ、残念だったね」
 いえ、そうじゃないと断ってから灯は用件を言った。
「いやね、そこの玄関先に鳥が巣を作っちゃったんだよ。だけど、親鳥がなぜか帰ってこなくなっちまってね」
 それで雛を一時的に保護したのだと言う。そのまましておくのも忍びなくて。
「そうですか。飼い主になられた方、とても優しい方ですね」
 灯のその言葉に少し興奮して笑顔を零す。
「そうなんだよ! 小学生くらいの男の子が飼いたいと言い出した時には少し渋ったんだけどね。それからちょくちょく顔を見せてくれて、雛の成長を言ってくれるんだよ。あんな優しい子はいないよ」
 それから饒舌になった店員に嫌な顔をせずに聞いていた灯は、自然に話題を逸らす。
「さきほどから気になってたんですけど、若者の洋服店を経営されてるんですか」
「いや、違うよ。娘が経営してるんだ。自分の好きな服を仕入れて売ってるんだよ。私はたまたま手が空いたから、ここにいるだけさ」
「いいなぁ。凄いです。みんな惹かれるものばかりですから!」
 チュニック、ブラウス、カットソ−、スカート、ワンピースなどをまんべんなく眺めていく。あやこも一緒になって、あれがいいこれがいいと依頼を忘れてるのではないかと勘ぐってしまうくらい騒ぐ。依頼人はその賑やかさに「女性ってすごいなぁ」と意味なく感心した。

 しばらくして洋服店を出る。あやこも灯も満足気味だ。依頼の途中だというのに、数着買ってしまう。
「立派な誘導だったわね」
 片目をつぶる。
 あやこのそれに、少し頬を紅く染めてうつむく。
「やっぱり、飼い主は誰? とか聞くと警戒心を持たれるから」
「おばさんというのは話好きだもの。それを利用しない手はないわ」
 二人でふふっと笑顔を漏らす。


 また商店街を歩くことにしたが、今度は何も反応がみられなかった。そこで、依頼人の自宅へ向かうことに。
「ここから右に曲がるんです」
 商店街から一方通行の道が左右に伸びていた。左は大通りへ、右は住宅街。
 もうすぐで自宅のアパートが見える時になって再び――
『ピュイー!』
 甲高く鳴く鳥の声。
「「「!」」」
「ぬくもりが」
 灯の一言で他の鳥が鳴いたのではないと確信した二人。さっと辺りを見回すと、そこには一軒家に囲まれた小さな公園があった。遊具が二つ、奥に砂場があり背の低い木々ばかりで視界が開けていた。
「そういえば、ここに立ち止まった覚えがあります」
 依頼人は懐かしそうに目を細める。
「ふるさとの公園に似ているんです」
「それだわ、きっと」

 あやこと灯は公園に踏み込む。
 金時計はどんどん熱を帯びてきている。ここに何か鍵があるのかもしれない。
 二人は手がかりを細部まで逃さないよう、丁寧に草木の裏まで覗いていく。


「あったわ!」
 数十分経ってあやこが叫ぶ。灯と依頼人は駆け寄った。
 あやこの前にはお墓のようなもの。土が盛り上がり、名前が書かれた小さな立て札が挿してある。そこには”ピーちゃんの墓”と名付けられていた。
 砂場の近く、木に上手い具合に隠れている場所。

「きっとこれだわ」
「そうですね。この時計が鼓動を打ってる」
 灯が時計を見えるように差し出す。どくんどくん、とまるで音が聞こえるかのように波打っていた。
「男の子は泣きながら、このお墓を作ったんだろうね」
 灯の視界がかすむ。涙を滲ませていた。
 あやこは小鳥に優しく訴える。
「大切な思い出を蝕みたくないでしょう? このままでは悪霊になってしまうわ」
 そう、このまま時計に宿っていても、悪しき人間や霊に感化されて悪霊になってしまうかもしれない。影響がなくても、時計に宿り続けていけば人間界の干渉をまともに受けることになる。
「例えば雄鶏は朝を告げ、時は巡るわ。人間の感情に左右されることなく。あなたもそうよ」
 そうして、あやこは時計の上に手の平を置き、音無き声で指を弾く。――エルフ秘伝の解呪。鳥自身が縛り付ける封印を解くために。
 応えるように、鳥が背景を透かせ姿を現す。依頼人にも見える姿で。おぼろげに儚く。
『ピー、ピピー。ピュ、ピュピ、ピー』
「悲しくてたまらなかった。自分の死で泣かせたことがつらかった。男の子を元気にさせたかった」と小鳥の意志を伝える灯。
「でも、鳥クンが天国で飛び回っていれば、男の子は喜んでくれるよ?」
『ピーピー』
「うん!」
 小鳥は精一杯羽根を広げ、羽ばたかせた。
「さあ、空(カラ)を破って天国(ソラ)へおかえり」
 あやこの言葉で。ふわっと時計から旅立つ。
 公園の木々を一周して、そのまま空へと消えていく――。

  *

「ありがとうございました」
 依頼人がお辞儀をする。
「いいえ。小鳥も天国へ行けましたし、時計も動くようになりました」
 あやこも頷く。

 あれから、金時計は針を刻むようになった。命を解放して喜びを表してるかのように。

  *

 依頼人と二人が帰った後で。レンの店では。
「頼んで良かったねぇ。あの二人ならやれると思ったよ」
 時計屋の主人は口角を上げてにやりと笑う。
「最初から気づいてたんだろ? あれに宿っているのが鳥だということも、解決方法も」
「それを言うならあんたもそうじゃないかい? ”裏”の時計屋なんだからね」
 お互いふっと鼻で笑った。
 食えない二人である。



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■         登場人物            ■
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【整理番号 // PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

 7061 // 藤田・あやこ / 女 / 24 / IO2オカルティックサイエンティスト
 5251 // 赤羽根・灯 / 女 / 16 / 女子高生&朱雀の巫女


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■         ライター通信          ■
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藤田あやこ様、はじめまして。
この度は、レン「空の時計」にご参加くださり、ありがとうございました。
とても詳しくプレイングが書かれてあり、的確なポイントを示されていたので大変助かりました。考えていた私のイメージとほとんど同じでしたので驚いてます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
リテイクなどありましたら、ご遠慮なくどうぞ。
また、どこかでお逢いできることを祈って。


水綺浬 拝