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<東京怪談・PCゲームノベル>


『ブレンディットは死んだ。』

「いらっしゃいませ〜」
 その館に足を踏み入れて早々メイドにかしずかれたのは、藤田あやこだった。言葉少なに挨拶を交わすして早速応接室に通される。
 出された珈琲を飲みつつ軽く愚痴をこぼしていると、現在の館の主、時掛栞がやってきた。
「ちょっと豆の質、悪いんじゃない? 淹れ方はいいんだけど」
 あやこがその黒髪を撫で付けながら。様々なビジネスに手を出しているだけあって、細かな点は目に付くのだ。
「すいません……貧乏なので」
「いいけどね。それで? 何か面白いことがあるって聞いたんだけど」
 そこで栞は簡単に経緯を話す。そして今回はこの物語を読み解いてほしい、と原稿を差し出した。
「ああこの依頼を受けてくださると決めてから目を向けてください! 有無を言わせず中に入っちゃいますから!」
「……使い難い力ね」
「ごめんなさい……」
「でも……」
 あやこが独りごちる。
 もしかしたら何か皇女の手助けになるかもしれない。そして私が元に戻る助けに。
「そうね」
 返事を出し惜しみして珈琲に口をつけつつ上目に栞を眺めてみると、判決でも待つかのように深刻に目を瞑って祈っている姿が見えた。
 しかし嗜虐心がくすぐられるのを堪えて、あやこはいいわよ、と簡単に首肯する。すると今度はプロポーズを受け取ってもらえたように喜ぶ栞。
 我慢の限界だった。
「ただし」
 古めかしい応接机に置かれた原稿を取り上げる。内心で心躍らせながら。
「明日一日、あなたは私のモノね」
 読み始めると、途端に周囲が揺らいでいく。
 異界内異界みたい。あやこは次第と薄らいでいく意識の中で声に出す。が、それも空気を震わすことはなく、やがて完全に物語に呑まれていった。
 突然自らの身体を引き合いに出された栞の、素っ頓狂な叫びを聴きながら。

◆革命の城

 あやこが目を醒ますと、身体中がちくちくした何かに包まれているのが解った。痛さというよりむず痒さに負けて飛び起きると、早くも眩暈を覚える事に遭遇する。すなわち。
 寝ていたのは大量のイグサの上。天蓋のない馬車でガタゴト運ばれている、ということに。
 急いで飛び降りてくっついた草を払う。そこそこにはキメていた服が台無しだった。


 ひとまずあやこは持っている通貨が通用するのを確かめると、宿屋でシャワーを浴び服を綺麗にしてもらって、昼過ぎに城へ向かった。
 城の周りには堀もなく、さらに街の防備も格別に頑強なわけでもなく、平和ぼけしていた。それがこの国の誇るべき点とも言えたのだが、今は街の入口には関所が設けられ、城の警備も厳重になっていた。
 あやこが正門の大扉で8人の兵に止められたところ、機先を制して問いかける。
「私っ、お城で働きたいんですけど!」
 猫撫声で媚び媚びである。
「必要な時は前もって触れを出します。その折に改めて申し込みなさってください」
 ここまで門戸を閉ざしているとは。
 あやこは軽く舌を打つ。普通、担当の者に話くらいは通すだろう。
 だったら、と愛想笑いで正門をやり過ごした後、城の周囲を観察し、5分ほどで通用口を発見した。そこで女中が姿を現すのを待っていると、都合よく女性が一人で出て行くのが見えた。
 あやこはそれを追いかける。そして人通りがないのを確認すると、迷う事無く背後から体当たりで押し倒して宿屋で拝借していた手拭を噛ませる。目的の為には多少の犠牲も必要なのである。素早く身包みを剥いで本体の方はどこかの小屋に突っ込んでおく。
「あら、デザインはなかなかだけど……」
 やっぱりメイドの服は似合わないわ。吐き捨てるように言うと、あやこは颯爽と通用口をくぐっていく。
「まずは」
 逆賊を追い詰める為にも前王から話を聞こう。そう思っていたあやこだったが、すぐに霊界ラジオを持ってきていない事に気付く。というよりあんな折り畳みできないノートパソコンのような物など持ち歩きたくもないわけで、当然自宅に眠っていた。
 そこで現王の話を聞く為に城で証言を集める事にした。


 1時間後。あやこは赤い絨毯の敷かれた長く高い城の廊下を歩きながら、証言を整理していた。
 曰く、伯父は穏健な前王に反発していた派閥の中心だった事。傾国緊急時軍事顧問なる閑職に嫌気が差していた事。現在過激派が力で城・街を治めている事。生来平和に浸かったこの国の人間はついていけない事など。
 これは王子の王権奪回を目指した方が良さそう。
 あやこが真面目に考えていたその時。横の扉が一気に開け放たれる。あやこは避けようとすら思う事ができないうちに、見事に顔面を強打していた。
 がぐぼくッ!
 あまりの唐突さにふらりと尻餅をつくが、よく解らない音と視界に輝く星を意識しながらも鼻声で扉を開けた主を詰問する。こんな開け方は偉そうな爺しかいない。
 ところがそんな予想と違い、そこにはへたり込んだあやこと同じ目線しかない少女二人の姿があった。
「あっ、ごめんなさいおばさま!」
「…………な、なんて……?」
「え……ご、ごめんあそばせ? おばさま?」
「っっち……っが――――うわよ!! おばさまって誰よオバサマって――――!!!」
「あ、ほらフィン、これくらいの人はタイヘンなんだからおねえさまってゆうの! この前おそわ」
「た、たた大変ってなによ! この私に向かってそんな口を利い……!!!」
「きゃあぁぁ! メイドがおこったぁぁ――――っ!」
 部屋から廊下から逃げ回る二人。なんだかんだで楽しんでいた二人をあやこが捕まえたのは、城を半分踏破した頃だった。


「で? 服作るんだって?」
 あやこが切り出したのは、女の人生を滔々と語って一息ついた午後4時の事である。
「なんでしってるんですか? おねえさま……」
「あーほら、今噂でしょ」
「そうなんですか。……あ、あの」
 柔らかい視線で促す。既に先程までの気は晴れていた。
「……がんばってもがんばってもお洋服できなくて……お金もなくて……どうしたらいいのかわかんなくて」
「周りの大人は?」
「さいしょうさんにおこられるってゆうの」
 交互にいらえる双子。
「……親は?」
「お父さまもお母さまもてつだってくれない」
 その言葉に、あやこは少々腸が煮え返る思いだった。確かに貴族なのだから下手に宰相との問題に手を出すと地位が揺らぐだろうし、獅子は我が子を、とも言う。いざとなれば賄賂でも贈るのかもしれない。だが娘に何の助言もないとは。年齢に対してこの試練は重すぎるのではないか。
 あやこは気付けば二人の頭をぐりぐりして、宣告していた。
「大丈夫! 私がやってやるわ!」
「ほんと?」
「でも……わたしたちがやらなきゃ……」
「何言ってんの。あなた達は精一杯頑張った! その報酬よ」
 抱き寄せると、二人は声を殺して泣いていた。11歳の子供が、国をも左右しかねない問題を二人だけで解決しようとしていたのだ。その緊張の糸を解いていいと言われた。それはどんなに暖かいだろう。真に理解する事はできない。理解できなくとも、だからあやこは絶対に双子の味方でいようと心に決める。
 そしてさらに2時間後。洋服制作としては驚異的な早さで一着の服が仕上がっていた。

◆同盟の行方

 しかし事はそう上手くいかなかった。双子が宰相にその服を届けると、それを一瞥するや契約違反だと吐き捨てたのだ。双子を苛め倒そうとの意図は明白だった。
 再び絶望の底に叩き落されたような足取りで帰ってくるのを見て、同盟破棄の決意を新たにする。
 そこでまず双子に地下の場所を尋ねる。王子を救出して王位を簒奪させる為だ。
 と、その前にやる事忘れてた。
 あやこは双子をその場に置くと、宰相の部屋の扉を思うがままに蹴り開ける。
「な、何……」
 あやこは斜に構えて微笑を浮かべる。
「あなた、死ぬかもね」
「貴様……! 前王めの手先か」
「さあ?」
「ふん。遅いわ。もはや我が軍は指呼の間におる。そして同盟軍と信じたブレンディットは自」
「あはは。喋っちゃ失格でしょ」
 あやこがわざとらしく嘲笑すると、宰相は一気に顔どころか首まで紅潮させる。
「そ・れ・か・ら、地震にお気をつけあそばせっ」
 言い放つと反応も待たずに部屋を出る。
 宣戦布告、終わり。
 怒りを噛み締めるように。
 そして急いで双子を連れて走る。途中その辺の部屋で見つけた細剣を佩き、少し息が切れる頃に辿り着いた階段を静かに下りる。
 10分程探索しただろうか。無骨な扉の前に三人の兵が立っている部屋を発見する。
何事もやってから考えるのが生きていくコツだ。秘かに気合を入れると、あやこは無防備に近寄る。
 そして間合いの一歩外から一気に飛び込んで剣を突く。一人。さらに体勢を整える前にもう一人の腹を。最後は向き合う形になってしまう。だがそれも一瞬。あやこの《僕》が背後から敵の顔を包み込む。そして息をしようとしたその時、敵の運命は決した。口から恐ろしい数の蛾が進入し、やがて消化器官を潰してしまった頃には敵は動かなくなっていたのである。
 あやこは双子の目を覆って部屋に入る。
 ギ……。軋む木。
 重々しく開かれたそこは、果たして王子の監禁場所だった。物音を聞きつけ隙を窺っていた王子が扉を覗こうとしていたのだ。
 王子は咄嗟に身構えようとするが、それより先にあやこの横をすり抜けた双子が「うぃるー」と抱きついていった。唖然とするのはあやこだけではない。当の王子もまさかといったように目を丸くしている。
「王子様……この娘達って実はすっごいご令嬢ですか?」
 とはあやこの素直な感想。こんなに良くも悪くもソレっぽくない高位の娘がいるのは国としてどうなのだろう。
 王子がなんとか体裁を保つべく、しがみついているものを引き離しつつ胸を張ってこちらを見る。
「あなたが誰なのか解りませんが、僕と敵対する者が女の子を連れてきたりはしないでしょう。ありがとう。感謝します」
「藤田あやこです……王様」
「……どういう、事でしょうか」
「どうもこうもありませんわ。今の王はあなたで、あなたの目的も私が手伝えるということです」
 あやこがさらりと言ってみると、王子は全てを理解したように唾を飲み下し肯んじた。
「では行きましょう王様」
「解りました。……この娘たちは僕が」
 その心意気にあやこが満足して部屋を去る。王は、一度目を伏せ、遅れて出てきた。


「王様」
 階段を駆け上がっていた時、あやこが話しかけた。
「このまま玉座に向かっても辿り着けないかもしれません」
「それは……僕が全力で活路を開き」
 その愚かな意見は黙殺する。
「私が混乱させます。王様はその隙にブレンディットを」
「……お気を、つけて……」
 王は自分に力がない事を悔やんだ。あやこがどう混乱させるのかも分からない。しかし訊けない。自分が聞いて出来る事などあまりなく、ただ足手まといになると思ったから。
 そんな感情をあやこは敏感に感じ取ると、柔らかく微笑んで。
「その思いがあれば、立派な王になれますよ」
「ああ。ならねばならない。……それで」
 僕はどうすればいいんだ、と王が乗ってくる。
「それは時が来れば解ります。王様はただ頭上に注意してください」
「……分かった」
 話し終わったところで、丁度一階に着く。そこであやこは一旦王たちと別れ、元来た通用口に走る。女中の姿をした女が城の廊下を全力に近い速さで走るのを訝る人間もいるだろうが、構っていられない。
 視界を流れる扉という扉。乱暴な風を起こして駆け抜ける。
 しっかりと覚えておいた城のキッチンに入り、奥から外に出ると、堅牢ではないが壮麗な城を見上げ、精神を集中させる。
 それに必要な法陣を胸に描き、言葉を刻む。
「――――――――」
 呪は理。呪は言霊。摂理は神の創りきなり。夢幻は無限の幻想を示し、幻想は世界を破る。壊れし世界を覆うは異形。異形は摂理を崩す者なり。

 ――――其は、神を弑す者なり。

 瞬間、閃光の爆発が街を包む。
 そして夜の暗闇が戻った頃、そこには砦のような異形の怪獣がいた。
 大気を殺さんばかりの咆哮をあげて城に突進する怪獣。
「――――――――」
 耐え切れずに崩壊する城の一角。それでも怪獣は攻撃の手を緩めない。次々に削られていく国の象徴。一回の突撃毎に確実に瓦礫と死が降り積もっていく。城が震える。
 どれほど蹂躙したであろうか。怪獣は飽きたように数歩下がると、徐にその翼を拡げ、盛大に瓦礫を巻き上げながら上昇した。
 下弦の月が城を照らす中、街の周りを旋回し、時に城の尖塔にぶつかる怪獣。
 その時、怪獣の視界に同盟軍の野営が映る。途端に矛先を変える獣。街から10数里を隔てていたその距離を縮めたように、二度の羽ばたきと滑空で野営の上空に到達する。
「――――――――!」
 軍のほぼ中央で勢いよく接地しながら、再び吼える。
 しかし今度はその強大な音波が直に人間を破壊する。同心円状に波のように拡がっていく脳幹破壊と無音の殺戮。まるで獣を崇めるが如く、軍の半分が遍く倒れ伏す。生き残った四隅の兵も惨憺たるものである。本能を揺さぶられる猛りを前に、人は畏怖をもって神に祈るか逃げ出すかしかない。
 ところが、さらに続けて怪獣が欲望に任せて暴れると兵達が絶望したその時、虐殺は高い知性の感じられる俗語とともに唐突に終わりを告げた。

   ――――何人も我が国に手を出す事まかりならん――――

司令官のいなくなった兵達が一様に顔を上げる。

   ――――我の再び現れる時 人は死に絶えん――――

 脳髄に叩き込まれるように、直接脳に響く声。その声を胸に誰もが平伏すると、夜も厭わず急いで引き返す準備を始める。
 そんな光景を尻目に怪獣は舞い上がると、城の方に戻っていった。
 のちにこの兵たちが語り継いでいく、神の獣の伝説だった。


 城の真上に戻った怪獣は次第に小さくなっていき、謁見室のベランダに降り立った時にはその姿は人間の女の姿となっていた。
 華麗に着地する。
「……あなたは何者なんですか?」
 そこに呆然と立ち尽くしていた王、ウィルが問いかけると、髪を靡かせつつ秘密、と口の前で指を立てる女。
「「あやこーすごーい」」
 女――あやこは、双子の声援には笑顔で答える。
「……仇は?」
 王はゆっくりと謁見室に振り返る。あやこが視線の先を見ようと中に入る。
 崩れた一角から月明かりが差す、その中に、玉座の傍でうつ伏せている人間を発見した。血が段になった床を染め、その人物の生の終焉が見て取れた。仰々しく外套を羽織っている。
 そして不思議な事に、玉座の周りには瓦礫の欠片も落ちていなかった。ウィルの父の魂が守ったのだ。そんな事をあやこは言う気にもなれないが、そう信じてもみたくなる光景だった。
「僕が来た時には、もう……」
 王子が後ろで独りごちる。あるいは何かを言って欲しいのかもしれないが、あやこはあえて何も答えなかった。かたき討ちが無駄で虚しい事など決してない。それを為した後のやるせない感情は、時と人が和らげるのを苦しんで待つしかない。今、それをするのは、あやこではないのだ。
「隣国の宰相とやらが来てたんだけど、王様どこかで見ました?」
 王は自らの伯父をじっと見つめながらかぶりを振る。
「そうですか。でもまー、こんな目に遭ったんだからあの人は攻めてこないでしょう。国際会議で何か言ってくるでしょうけど、その時は突然の王権交代と知りながら手を貸した――とか言ってればいいんです」
 王は無言。双子はそんな王を支えたいと主張するように、多少汚れたシャツを僅かに掴んでいる。
「……じゃあ王様、私はこれで」
 王は反射的にこちらを向く。しかしすぐに顔を逸らし、横目で不安そうに声を出す。
「どこかに行くのですか……?」
「ええ。やる事ないですし」
「……できれば、ここで……」
 王が言いかけた時、あやこの視界が揺らぎ始める。ここに来た時に体験した、夢と現実を繋ぐあの感覚。それが他人にどう映っているのか、王たちは俄かに騒ぎ出す。しかしその声も届かなくなってくる。
「だーめ」
 ここは、あなたとその娘達が生きる世界なんだから。
 聞こえたかどうかも解らない。それでもあやこは最後の会話に答えた。
そして視界は完全にブラックアウトした。

◆館とあやこ

 気付いた時、あやこはソファに横たえられていた。軋む身体をじっくり起こす。掛けられていたブランケットがはらりと落ちる。
 立ち上がる。
 応接室で人を探すと、奥のキッチンにいたメイドを見つけた。早速主人を呼んでこさせる。そして再びソファに座り、事の次第を報告する。
 それを終え、今度は栞が結果報告をする。栞によると、あやこが読み始めて20分程経ってソファに倒れた時に原稿を見ると、その文字は砂のように消え去るところだったという。
 しかしあやこにとってそれは関係ない。ただ、この経験が皇女の助けになるのかは解らない。が、興味深い体験だったので良いということにした。
 それにあと一つ、あやこには楽しみが残っているのである。
「それで栞ちゃん?」
「……な、なんですか? あっお帰りですよね! ほんとにもーありがとうございましてっ! え、えへへへへへへ!!」
「うふ。今から可愛がってあげるわよぉ――――」
 手をわきわきとさせるあやこ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「ほらほらもっといく〜! あっははははははは!!」

 それから明後日まで、悲鳴やらなにやらが尽きることはなかった…………。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
◆PC
【7061/藤田・あやこ/女性/24歳/IO2オカルティックサイエンティスト】

◆NPC
【4885/時掛 栞/女性/21歳/作家】

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■         ライター通信          ■
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 はじめまして京乃ゆらさと申します。今回は発注していただいて……ありがとうございます!
 なんというか、最初厳しい文字上限があると思って詰めてしまったので不自然かもしれません申し訳ないです。ですが楽しく書かせていただきました。あやこさんの設定を見る度に微笑を浮かべてたのは内緒です。あと霊界ラジオというとあの有名発明家さんのアレしか浮かばなかったので「折り畳めないノーパソ」になってしまいましたが、よかったのかどうか。さらに原稿が消えた理由としては、少々力押しすぎて平和的でなかったということで;

 今回、あやこさんが少しでも楽しんでいただけたら幸いです。それでは、ありがとうございました!