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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


[ うたかたのバトルステージ ]


「こんだけ人が集まったんだ、普段そうは出来ないことをしてみないか?」
 それは村雲・翔馬(むらくも・しょうま)の一言から始まる。
 今までの経験から即座に何かを察知した草間・武彦(くさま・たけひこ)は、この後に何か問題になる発言が出ぬよう必死で抵抗しようとした。
「っ……どうか普通に年を越させてくれないか? な、飯食ってテレビ見て、皆で喋って年越せば満足だろ!?」
「いや、そいつはおもしろそうじゃねーか。こんだけ腕自慢の人間も揃ってる……腕試ししてーと思ったんだよ」
 しかし、そんな武彦の言葉など聞くこともなく、翔馬に便乗するよう口を開き会話を広げたのはギルフォードだ。
「腕試し…ならば堅気の人間を殺すわけでもない」
 そしてポツリ、鬼鮫(おにざめ)までもが静かに同意する。
「待て待て待て! 此処にいる奴…俺含めてだ、全員が全員闘えるわけじゃないだろ」
「ん? でも別に腕試しなら、敵わないと分かってる相手に向かって楽しむってのもありじゃないか? それに、拳だとか剣だけが闘うってワケじゃないだろ。対戦方法さえ考えれば、闘えない奴だって楽しめる筈だ」
「あら、面白そうじゃない。うちからはさんしたくんに桂を推しておくわ。好きに使って頂戴」
 結局武彦の抵抗は、いとも簡単に翔馬の案にかき消され、碇・麗香(いかり・れいか)の推薦により、この企画には拍車がかかる。
「お、暴れても大丈夫そうな空間がいくつかあるじゃねーか」
 扉を開けながらそう言うギルフォードは嬉しそうだ。
「よし。んじゃ、参加者集合な」
 声と同時、何人かが立ち上がり、翔馬の辺りへと集まり始める。

 勿論それには彼女も勢い良く便乗した。こんな機会、そうは無いだろう。
 目的は勿論遊びではない。今この場で対戦したいと真っ先に願う相手、それは過去同じ組織に所属していた宿命のライバルのような関係――そして犬猿の仲でもあるエヴァ・ペルマネント。
 今彼女の姿こそ見えやしないが、気配は微かに感じている。同じ存在だからこそ、彼女にはそれが分かる。そしてそれは、相手――エヴァも同じことだと思う。

「たとえ引きずり出してでも――――対決するよっ」

 小さく、けれど強く呟くと、彼女は広げていた扇をパチンと閉じた。



    □□□



 主催メンバーは除き、集まったメンバーは黒崎・吉良乃(くろさき・きらの)――現在パンドラに乗っ取られ中であり、その肩書きは吉良乃の友人である――、シュライン・エマ、桃・蓮花(とう・れんふぁ)、三薙・稀紗耶(みつなぎ・きさや)の計四人。
 シュライン以外は穏やかな肩書きを持つものはおらず、特に吉良乃に関しては全身が青白く、頭の黒い角や背中の翼に尻尾と、その姿は集まった者の中では一番奇抜なものだった。そんな吉良乃の眼は、先ほどからキョロキョロと左右に揺れている。早速対戦者探しをしているのかもしれない。
「んじゃ今から開始にするが、そっちから闘いたいと思う相手を選んで欲しい。基本的には一対一の真剣勝負だ」
 そんな翔馬の切り出しにまず、シュラインが対戦する意思はないと告げる。競うよりはコツコツマイペースに動いている方が性に合っているからと言うこと、そして今後の予定を告げると、シュラインは輪を抜け台所へと向かった。そしてそれを見計らったかのよう、皆に向けて言ったのは稀紗耶だ。
「あー…なんだ、年の瀬くらいはやっぱ血生臭いことは止めないかぁ? こう、折角の宴なんだ。ここは一つ、酒の一気飲み大会で――――」
「私はエヴァ・ペルマネントとの決闘と希望するよ」
 しかし、稀紗耶の言葉は聞いていなかったのだろう……というより、実際はその耳に周りの音など入っていなかったと言うべきなのだろう。蓮花は既に対戦相手の申請を始めていた。万が一にも誰かに先を越されては困るからだ。そして、それを聞いた翔馬はすぐさま頷き承諾する。
「よし、いいだろう。場所は…あっちの空間に行くといい。本気でやるには邪魔も入らない。ん――ただ、肝心の相手が居ないな? 呼んで来るから、最初に行ってろ」
 そう言われると蓮花は無言のまま頷き、指し示された空間の方へゆっくりと向かうことにした。
 行き着いた先は半開きのドア。手を伸ばせばそれは簡単に開き、ぽっかりと姿を見せたその先には、遮る物など何一つ無い荒野がただ広がっていた。何も考えず闘うには最適な場所だろう。
 そっと足を踏み入れれば、そこは幻ではない、現実の世界が確かにあった。土も風も匂いも、全ての感触がリアルなもの。
「わたしの相手はやっぱりユー…なのかしら?」
 ドアの開く音と同時、背後から響く声。振り返れば、そこに彼女は立っていた。
 美しく黒い髪を持つ蓮花とは異なり、長い金髪を揺らし、青い眼を射抜くように見る赤い瞳は言葉とは裏腹で、既に戦闘態勢をとっている。そうではなくて……好敵手とは言えないだろう。
 やがてエヴァの周囲が淀む。怨霊が、ざわめいている。
「エヴァ……!」
 勿論蓮花も、黙ってこの状況を見ているだけではない。同じことが出来るのは蓮花も同じ。ただ蓮花だからこそ、蓮花だけが出来ることがある。それがエヴァの全てを上回れば勝ちが決まるだろう。
「…蓮花」
 ようやく重い沈黙を破りようやく発せられたエヴァの言葉。
「覚悟するねっ!!」
 言葉と同時、蓮花は地を蹴った。


 こうして、それぞれの年越しバトル開幕――…‥。



    □□□



 キイィン――‥‥

「……っ!!!!」
 会戦と同時、最初に響いたのは軽い金属音。互いの表情に変化は無い。それが当たり前のように一旦距離を取ると、互いの手に持った物へと目を向けた。エヴァはその手に片手剣を、一方の蓮花はエヴァの持つ剣よりも長い刀を構えている。お互いその見た目に似合わず、それらを一瞬の内に軽々しく扱っていた。
 周囲の怨霊により作られた武器、武器の形は違えど本物であることに変わりは無い。最初から本気で斬りかかる気でいた――それが分かったお陰か、どちらともなく僅かに口の端を上げては再び地を蹴った。
 再び金属の交わる音。今度は重く、それは交わったまま継続的に互いの耳へと響き続ける。
「ユーの力、まだまだこんなものではないでしょう?」
 不意に、目の前のエヴァが不敵な笑みを浮かべては挑発的な言葉を口にした。
「当たり前ね!」
 対抗すると同時、刀を持つ手に力を入れると、エヴァが後ずさり焦り始めたのを蓮花は確かに感じた。更に力で押す。金属音に交わり、今は足元の砂がじゃりじゃりと、音を立てていた。
 しかし、今にも鼻っ先が当るか当らないかの距離で、蓮花の力押しに必死で耐えていたかのようなエヴァは、その表情から焦りを消す。
「……そう」
 余裕が生まれたわけではない。最初から…焦ってなどいなかっただけだ。蓮花も完全に油断していたわけではない。エヴァを相手に、そう易々と、こんな短時間に勝てるとは思っていなかった。しかしそれに気づいた時、既に逃げる術など無かったのだ。
「――――なら、最初から全力で来なさいっ」
 声と共に、蓮花の刀が上空へと弾かれた。それはあまりにも突然の出来事。
「前も、下も留守なようね?」
「――……!?」
 新たな武器をすぐに生成すればよかったのかもしれない。しかしホンの一瞬、青く雲ひとつ無い空へと弾かれた武器に気が逸れ、エヴァの行動から目を離した時、蓮花の身体は一気に吹き飛ばされていた。
「…きゃんっ!」
 何が起こったのかはわからない。ただ、背中から地面に叩きつけられ、起き上がろうとした瞬間力の入らない身体に気づく。
「っ…ぁ……!?」
 ザクッと、蓮花の耳のすぐ横で土を抉る音がした。それは今、蓮花の顔の横に突き刺さっている。それは地に倒れこんだ彼女の顔を目掛け突き刺されたエヴァの剣。咄嗟に避けはしたものの、蓮花の頬には一筋の血が流れ、黒く美しい髪は数本、地面へと落ちた。
「…………」
 今は武器を無くした蓮花に馬乗りとなったエヴァは、まだその剣を地面から抜くことなく言う。
「弱い者に興味は無いわ…でも、ユーはまだ中途半端に力を隠している」
 この状況から抜け出そうと思えば抜け出せた。上半身はほぼ身動きが取れない状況だが、脚は――否、脚は既に血に塗れている。さっき吹き飛ばされた時、その前に……何かがあっただろうか?
「何にしても…勝つのはわたし、だけれどね」
 よく覚えてはいない。
 それでも、飛び上がり蓮花から離れたエヴァは、彼女が立ち上がるのを知っていて、待っている。まだ勝負は始まったばかり、ここでトドメを刺すつもりはないらしい。
「起きなさい。そして、武器を取りなさい」
 その言葉にようやく上半身を起こすと、ようやく今の状況を理解することが出来た。
 エヴァの足元には犬の怨霊が数匹。その口元に、肉片を見た。足の動きを怨霊の犬で封じられ、身動きが取れない所を一瞬にして剣の柄で突かれ、脚を千切られ吹き飛ばされたと言ったところだろう。
 それでも、こうして考えている間に流れる血は全て止まり、欠けた部分は修復を始める。目の前のエヴァも、剣を片手に持ったまま、ただ黙ってそれを見ていた。
 ようやく脚の修復が終わる頃、蓮花は手を突きながら立ち上がり、エヴァに向かい真っ直ぐと言葉を放つ。
「……ううん、私は私の方法であなたに勝つの。だから……っ」
 言い終わるや否や、完全に動く脚を確認しながら一気にエヴァとの距離を縮める。今度は蓮花の番だ。ただし、今回その周囲に怨霊を纏うことはなく、武器を生成することも無い。
「何っ!? まさか丸腰で来るつも――」
「言ったでしょ? 私は私の方法でって、ね」
 剣の間合いを潜り抜け一気に懐へと潜り込むと、まずはエヴァの手を軽く捻り剣を落とす。そうして次の剣を生成しようとした彼女の右肩を目掛け、拳を打った。
「くっ……ぅっ!?」
 多少の身長差はあるものの、蓮花の拳はエヴァの肩にクリーンヒットし、今度はエヴァが地に倒れる。
 しなやかな身体の動き、独特の呼吸法。それらはホンの一部でしかないが、これが蓮花が得意とする中国拳法を交えた戦法だった。
「冲拳…基本中の基本ね」
 くすくすと小さな笑みを浮かべ、今度は蓮花がエヴァを見下ろした。ただし、その時間は僅かなもので、エヴァの目が見開かれると同時、蓮花は後退し怨霊を纏め一つの形を生成する。得意とする剣舞の中でも、特に好んで使う青龍刀。
 ようやく本気を見せ始めた蓮花に、エヴァの表情から笑みが消えた。そこにもう言葉は無い。
 再びエヴァの手の中に剣が生成されると、彼女の周りを取り巻いていた怨霊や、生み出された悪霊が共に蓮花へと向かってくる。
「エヴァも…やっと本気になったね? なら私もまだまだ――」
 身動きを封じようとする怨霊を、自ら使役する怨霊で相殺し、エヴァの振るう剣を受け止めた。縦に振るわれたその剣はすぐ刀から離れ、今度は横からの攻撃に変わる。多角度からの攻撃が続き、暫くの間は蓮花がその攻撃を受け止め続ける羽目になった。勿論大人しく受け続けるわけも無く、時折拳や脚でカウンターを入れようともする。
 そして何度目か、剣と刀が交わった時、二つの刃は同時に折れ、互いに間合いを取り直す。
「痛っ……」
 痛手を負ったのはエヴァの方だった。運悪くなのか、それは蓮花が狙ったものなのか、折れた刀が彼女の脇腹に突き刺さっていた。それを引き抜き脇腹を押さえれば、やがて血は簡単に止まる。
 血に染まった刃はカランと音を立て投げ捨てられると、蓮花の反撃が開始された。
「まだっ……」
 完全に傷が塞がりきらないエヴァは、ただ蓮花から距離を置くことだけに集中する。しかし蓮花の刀は、絶妙な間合いでエヴァの身体に傷を負わせていく。決して致命傷にはならない、けれど細かく、回復のスピードが追いつけなくなっていく程の傷。
 ようやく本物の焦りが見えてきたエヴァに、蓮花は間合いを詰め、肘を食らわす。鳩尾に入ったそれに、エヴァは顔を顰めるが、それと同時に身体に受けた傷の回復は追いつくこととなる。
 お互い一歩も譲らない。まだ致命的な攻撃を浴びせることも出来ていなかった。結局全てが寸でのところで避けられる、受け止められる、激しい攻防戦。
 一時はエヴァの剣と怨霊の勢いが止まらず、蓮花が再び押される形ともなる。
「っ、…いやんっ!」
 何度地に這いつくばったか分からない。それでも起き上がり、何度でも反撃した。これまでどおり中国拳法に剣舞を交える手法は勿論、時には怨霊の力を凝縮した球状の物を飛び道具のように放ち、エヴァの意表もついてみせる。蓮花ならではの闘い方だ。
 何時間闘い続けたのかは分からない。この間に年が明けているのではないかと思うほどの時間にも、まだ数分しか経っていないようさえ感じた。
 ただ、この空間の限界が近づいていることに互いが気づいていた。入って来たドアの半壊具合、度重なる衝撃による地割れや陥没により、まともに立てるような足元がなくなってきていること。そして、怨霊どころか霊さえもその姿を消し始めているということ。
 いかなる形でか、そろそろ決着はつけなければいけない。そうして何度目かの向かい合いで、それは簡単につくこととなった。本当に、傍から見れば呆気ないものだっただろう。
 蓮花とエヴァ、二人は同時に地を蹴り、同時にそれぞれの武器を構えた。すれ違うと同時、振るわれる武器、爆風と激しい砂煙。
 エヴァは蓮花の居た位置に、蓮花はエヴァの居た位置に立つ形となると、互いに振り向かないまま、動きも言葉も無い。
 ただそよ風が吹き、その風が切れた金髪を空へとさらっていった。
「っ……これは…わたしの負け、なのかしら…」
 不意に零された声。剣が落ちる音と同時、ドサリと二つの音がしては、砂を少しだけ巻き上げる。
 落ちたのはエヴァの両手。右手は肘の下から、左手は手首から下が、長い金の髪は、腰から下の辺りからバッサリと切り落とされている。
「ううん…そんなこと、無いんじゃない……かな?」
 しかし、蓮花の表情は浮かないもの――否、その口調さえ、平静を保ってはいられなかった。
 最初はゆっくりと。けれど、一度始まればそれは急激に――――崩落する。
 蓮花の右脚は完全に欠落し、バランスを失い地に突こうとした右手も親指の付け根から下が存在しなかった。
 二人にとってこの程度、命に関わることではない。しかし、互いが身体の一部を失い、すぐさま次の行動には動けなかった。それが一つの区切りとなる。
「蓮花――――また何時か…再戦を、楽しみにしてるわ」
 そう小さく言うと、エヴァはそのままドアを潜り消えていった。最後、その両手は既に再生された状態で…‥。
「エヴァ…私もね」
 声はもう届かない。ただ、そう言葉にすると同時蓮花は起き上がる。
 蓮花にとっての宴は終わり、後は現実世界に戻るだけだ。再び脚、そして手の感覚を取り戻すと、蓮花は立ち上がりドアを目指した。



    □□□



 全ての闘いが一通り落ち着きまったりとした空気の中、皆は蓬莱やシュラインによって配られた蕎麦や饂飩に手を付け始める。その味に文句はなく、希望すればおかわりの準備もされていた。まさに最高のもてなしだ。
 宴の最中、多少傷ついた者や酒で潰れた者も出たものの、"夢が覚めれば全て元通り"……その言葉を信じ、今は各々自由にこの年越しを楽しんでいる。勿論全てが元に戻ったとしても今この瞬間、この時間の記憶は消えないものだろう。今日一日、こうして興信所で過ごしてきたことは、確かな記憶として来年も、その先も振り返ることが出来るに違いない。
 多くの人に出会い、関わり過ごしてきた年。その年の終わりを大切な人や親しい人、あるいはライバルと過ごせるのは貴重なことだろう。
 遠くでは鐘の音が響いている。簡易的な補修はしたものの、宴の最中割れた窓から微かに冬の冷たい風が吹きすさんでいた。
 時計の針が年越しが近いことを指し示し始めると、やがて彼方此方で年末年始の挨拶が始まる。本年の感謝と、形はきっと様々なものかもしれないが、来年も宜しくお願いします、と。


 既にエヴァの姿も見えなければ、此処には親しい人物も居ない。
 それでも、今日此処で初めて出会った人への挨拶は終え、蓮花は静かに、けれど周りの賑やかな声と共に、時計の針全てが真上を指す瞬間を見た。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
 [7293/  黒崎・吉良乃   /女性/23歳/暗殺者]
 [0086/  シュライン・エマ /女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員]
 [7317/   桃・蓮花    /女性/17歳/サーカスの団員/元最新型霊鬼兵]
 [7008/  三薙・稀紗耶   /男性/124歳/露店居酒屋店主/荒事師]

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■         ライター通信          ■
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 今回殆どの方が初めましてになります、ライターの李月と申します。時期外れもいいところですが、宴のお届けになります。
 この度はご参加ありがとうございました。戦闘希望に関しては被りが無かったのとお二人だったので、同時開催となっています。
 又、多少の判定付けをいろいろな場面で入れさせて頂きました。基本集合型、部分個別になりますので、モラル・マナーの判断や話の流れにより全てのご要望にお答えできていない方もいらっしゃいますが、どうかご了承ください…その代わり色々な要素は詰めてみました。全体量は少ないですが、久々に個別部分が多めになったと思いますので、少しでもお楽しみいただけていれば幸いです。
 何か問題等ありましたら、ご連絡ください。

【桃・蓮花さま】
初めまして。可愛いPCさんだなーと思っていたのですが、実際書かせていただいて、口調が色々悩んだところです…。可愛いにもいろいろタイプがあるだろうなぁと思い、イメージとかけ離れすぎていなければ良いなとも思ってます……。実際中国拳法や刀関連、色々調べるのが楽しくて見ていたのですが、実際反映できていた部分が少なくて申し訳ないです。
 勝敗ははっきりとは書きませんでしたが、状況から色々考えられる…とは思います。少しでもお楽しみいただけていればと思います。

 それでは又のご縁がありましたら…‥
 李月蒼