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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


[ うたかたのバトルステージ ]


「こんだけ人が集まったんだ、普段そうは出来ないことをしてみないか?」
 それは村雲・翔馬(むらくも・しょうま)の一言から始まる。
 今までの経験から即座に何かを察知した草間・武彦(くさま・たけひこ)は、この後に何か問題になる発言が出ぬよう必死で抵抗しようとした。
「っ……どうか普通に年を越させてくれないか? な、飯食ってテレビ見て、皆で喋って年越せば満足だろ!?」
「いや、そいつはおもしろそうじゃねーか。こんだけ腕自慢の人間も揃ってる……腕試ししてーと思ったんだよ」
 しかし、そんな武彦の言葉など聞くこともなく、翔馬に便乗するよう口を開き会話を広げたのはギルフォードだ。
「腕試し…ならば堅気の人間を殺すわけでもない」
 そしてポツリ、鬼鮫(おにざめ)までもが静かに同意する。
「待て待て待て! 此処にいる奴…俺含めてだ、全員が全員闘えるわけじゃないだろ」
「ん? でも別に腕試しなら、敵わないと分かってる相手に向かって楽しむってのもありじゃないか? それに、拳だとか剣だけが闘うってワケじゃないだろ。対戦方法さえ考えれば、闘えない奴だって楽しめる筈だ」
「あら、面白そうじゃない。うちからはさんしたくんに桂を推しておくわ。好きに使って頂戴」
 結局武彦の抵抗は、いとも簡単に翔馬の案にかき消され、碇・麗香(いかり・れいか)の推薦により、この企画には拍車がかかる。
「お、暴れても大丈夫そうな空間がいくつかあるじゃねーか」
 扉を開けながらそう言うギルフォードは嬉しそうだ。
「よし。んじゃ、参加者集合な」
 声と同時、何人かが立ち上がり、翔馬の辺りへと集まり始める。

「ふぅ〜ん……」
 手にした缶コーヒーを傾けながら、彼はなんとも判断しがたい声を発した。
 ただ、その表情は笑みを含み、今この状況を楽しんでいるのだけは分かる。
 暫く状況を見守っていると、参加者がゆっくりと集まりだしていた。
「――半々、ってところか?」
 ポツリと呟かれた言葉の意味。それはこの提案に本気で乗る者と、遊び感覚での参加……あるいは見守りそうな者、そんな枠で見ての話。
「なんにせよ楽しそうじゃないか。俺も、混ざるとしよう」
 そう言うと職業柄、あるいは年末故――または自分の好物として……抱えていた酒を持つ手に力を入れた。



    □□□



 主催メンバーは除き、集まったメンバーは黒崎・吉良乃(くろさき・きらの)――現在パンドラに乗っ取られ中であり、その肩書きは吉良乃の友人である――、シュライン・エマ、桃・蓮花(とう・れんふぁ)、三薙・稀紗耶(みつなぎ・きさや)の計四人。
 シュライン以外は穏やかな肩書きを持つものはおらず、特に吉良乃に関しては全身が青白く、頭の黒い角や背中の翼に尻尾と、その姿は集まった者の中では一番奇抜なものだった。そんな吉良乃の眼は、先ほどからキョロキョロと左右に揺れている。早速対戦者探しをしているのかもしれない。
「んじゃ今から開始にするが、そっちから闘いたいと思う相手を選んで欲しい。基本的には一対一の真剣勝負だ」
 そんな翔馬の切り出しにまず、シュラインが対戦する意思はないと告げる。競うよりはコツコツマイペースに動いている方が性に合っているからと言うこと、そして今後の予定を告げると、シュラインは輪を抜け台所へと向かった。そしてそれを見計らったかのよう、皆に向けて言ったのは稀紗耶だ。
「あー…なんだ、年の瀬くらいはやっぱ血生臭いことは止めないかぁ? こう、折角の宴なんだ。ここは一つ、酒の一気飲み大会で――――」
「私はエヴァ・ペルマネントとの決闘と希望するよ」
 しかし、稀紗耶の言葉は全く聞いていなかったのだろう……蓮花は既に対戦相手の申請を始めていた。そして、それを受けた翔馬もすぐさま頷き承諾する。
「よし、いいだろう。場所は…あっちの空間に行くといい。本気でやるには邪魔も入らない。ただ――肝心の相手が居ないな? 呼んで来るから、最初に行ってろ」
 そう言われると蓮花は無言のまま頷き、指し示された空間の方へとゆっくりと向かっていった。最早その表情は真剣そのもので、そんな勝負を稀紗耶が止める権利などどこにも無い。
「……じゃあ、せめて残った奴と他の奴で――」
「っ、なん…だって……?」
 しかし、今度は吉良乃の低い声が辺りに響く。いつの間にか三人から少し離れていたと思いきや、先程の男と何か言い合っていたらしい。否、その男は良く見ればギルフォードだった。
「分かった、ボクの生贄はキミで決まり。イイ?」
 ギルフォードを真っ直ぐと見据え、最後は翔馬を見ては確認をとる。吉良乃はギルフォードに確認を取ることは無かったが、彼は彼で既に乗る気らしい。楽しそうに右手を鳴らし、同じく翔馬を見た。
「ああ、大丈夫だ。場所はあっちを使うといい」
 そうして吉良乃とギルフォードを見送ると、翔馬は振り返り稀紗耶を見る。
「さてと……俺たち残されちまったな。どうする?」
「……俺の意思は変わらないなぁ。酒の一気飲み対決だ」
「んじゃ、宴会場でも用意するか」


 こうして、それぞれの年越しバトル開幕――…‥。



    □□□



「結局宴会場は…狭い雰囲気だな〜、こりゃ」
 丁度吉良乃や蓮花が向かったドアの中間辺り、そこに宴会スペースともいえる場所があったはいいもののこれが狭い。十人入るか入らないかの、まさに個室だった。思わず酒瓶を片手に唸れば、後ろの翔馬は軽く「余ったヤツはコッチで飲めばいいだろ?」と言い、あるいは個室では飲みたくない者が興信所で飲めば良いと進言する。
「それもそう、だな。よし、んじゃぁ――」
「待て待て、暴れるのは向こうにしろ!? 下手すりゃ修復されないかもしれないだろ!」
 稀紗耶が納得したところで武彦が口を挟む。それを軽くあしらうと、「まずは一回戦〜〜!」と皆の注目を集めた後周囲を見渡した。
「まずはそ〜だな……」
 そうして辺りを見渡すと、その視界にシュラインが入り込んだ。どうもこの状況が掴みきれていない彼女に、稀紗耶は杯を掲げて見せては参加するかどうかを問う。しかしそれは「今はまだ仕事中ですから後で」と、やんわり断られてしまった。
「さて、話は元に戻って――あんた」
「……?」
 稀紗耶に指され、無言のまま首を傾げたのは茂枝・萌(しげえだ・もえ)。
「流石にそれはダメじゃないかしら……未成年の子にはジュース用意するから待っててね。後みんな、お蕎麦か饂飩どっちが良いか教えて頂戴? 後で用意するから」
 それを話を聞いていたらしいシュラインが制止し、萌はコクリと頷いていた。
 同様の理由から、稀紗耶の選ぶ中から外されたのは影沼・ヒミコ(かげぬま・ひみこ)と阿部・ヒミコ(あべ・ひみこ)。エヴァは現在蓮花と戦闘中につき参加不能。
「あー…なんだ、残りは割とむさ苦しい面子だなぁ……」
 残された選択肢は武彦、零――とはいえ、飲めるのかは不明――、鬼鮫、ちゃっかりその隣に座り込んでいるファング、巫浄・霧絵(ふじょう・きりえ)と、一部飲むかどうか以前に、共にいて危険すぎる面子である。コレに加え、勝手に宴会場に進入し宴を開始する者たち。気づけば収拾がつかなくなっていた。
「……まぁいいか、まずはあんた」
「――――私、かしら?」
 稀紗耶が最初に指名したのは、心霊テロ組織「虚無の境界」の盟主であり、虚無の境界その物と言える存在であった霧絵だ。
 彼女の問いかけに稀紗耶は頷くと、「一気飲み対決、ここにいる以上はノるだろ?」と口の端を上げて見せた。
 始まりということもあり、まずは生ビール一気飲み対決となる。
 そして「僭越ながら」と、スタートの合図は翔馬が、判定はギャラリーが行うことが決められた。
「んじゃ……スタート!」
 緊張感の無い始まりだが、それを合図に稀紗耶と霧絵が同時に酒を呷る。そして各所では同時に、ソフトドリンクでの一気飲み対決も同時開催。未成年者が揃って笑いながらグラスを傾けていた。
「――――ぷはぁっ! どうだ、判定は?」
 最初にジョッキを空にしたのは当然の結果だろう、稀紗耶の方だった。だが、ギャラリーの目はそんな稀紗耶ではなく霧絵に釘付けになっていた。
「ん……な、んだっ!?」
 思わずジョッキから目を離し霧絵の方を見れば、彼女のジョッキの中身は三分の一も減っていないのだが、白かった頬がまるでその瞳の色と同じほど赤く染まっている。しかし問題はそこではない。彼女の周りを取り巻いていた怨霊が、彼女を離れ始めたのだ。それは恐らく彼女の意思ではなく、酒酔いによる暴走。
 怨霊はまず興信所内のありとあらゆる棚を引っくり返し、人の中を通り抜けては窓を割り、怨霊はそのまま外へと出て行こうとした。
「冗談じゃない、これ以上騒ぎをでかくするな!!」
 武彦の声と同時、怨霊は突如その動きを止め、やがてゆっくりと眠りに落ちた霧絵の元へと戻っていく。
「……ふぅ…落ち着いてくれて良かったです。大丈夫ですか、兄さん?」
 どうやらこの場は零が収集したらしい。
「よし、次はやっぱりあんただな。なんか強そうだしなぁ」
「え、私…ですか?」
 恐る恐る聞き返す零に稀紗耶はやはり頷くが、二人の間に二つの大きな影が立ちはだかる。
「おまえ、いい飲みっぷりだな」
「貴様となら楽しく飲めそうだ」
 鬼鮫にファングである。
「なんだぁ〜、同時に相手でもしてくれるのかい?」
 見た目からアルコールには強そうな二人である。が、同時に視界の隅に入り込んだのが武彦である。むさ苦しい男同士の対決を繰り返すのもなんだと思い、武彦もこの輪の中に入れると、今度は日本酒の登場である。
 この季節は熱燗にしたいところだが、一気飲みを考えるとそうもいかないだろうと、グラスへ注ぎ四人分を用意した。
「さて、四人並んだところで……このレース、誰が最初にゴールするかが見物!!」
 そして、振り下ろされた翔馬の手と同時、一斉に酒が呷られる。どの減りも早く、皆が同時にグラスを口から離し置いたように見えた。
「どうだ〜、どうだった?」
 周囲の反応は様々なもので、稀紗耶が一番だったという者もいれば、鬼鮫、ファングだ武彦だと、皆の判定は見事に別れ、結局再戦が決定。再び並々注がれたグラスを呷った三回戦、途中でファングが咽返り戦線離脱。しかしやはり、今回も稀紗耶か鬼鮫か武彦か、勝敗は決まらない。
「なんだかスッキリしないもんだしなぁ、もう一回いっとくか」
「ああ、勝負事は白黒つけたほうが良い」
「おまえら底なしだな……」
 ブツブツ言いながらも結局四回戦。此処に来て武彦の勢いが衰え戦線離脱。結局鬼鮫との一騎打ちとなった。此処までは予想通りの展開といっていいだろう。
 五回戦、武彦は水を飲みながらタバコを銜え横で観戦……兼、スタートの合図を翔馬から任された。
 気だるいスターと同時両者の酒は呷られるが、鬼鮫はグラスを置くことなく固まっている。そしてそれから十数秒後、立ち上がると共に彼は重い口を開く。
「……手洗いに、行かせて貰う」
「なんだぁ、俺の勝ちになっちまうのかぁ?」
 つまらなさそうに独り呟くと、今度は独り熱燗を呷る。
「あ、でも……ってことは、今度こそ――」
 そう言って考えた後、稀紗耶の視線は零へと向けられた。今度こそ零との一気飲み対決だと、そう思ったのだ。しかし――。
「――ちょっと待ちな」
 そこに現れたのはロングコートを羽織、銜えタバコをした一人の男性――見覚えがある容姿に、聴き慣れた声…それは最早暗黙の了解で流されたのかもしれないが――が現れる。
「なんだぁ、まだ相手するつもりか、草間さん?」
 空にした猪口を傾けながら、稀紗耶は男を見た。
「違う、俺は…草間と言うヤツじゃない」
 その返しに、周囲が硬直する。
「いや、でも誰がどう見てもさっき俺に負けた草間さんだろ。負けた奴はもう勝負するつもりはないんだけどなぁ…」
「俺は…その、で…ディテクターだ」
 何処かでガチャンとコップの割れる音がするが、すぐさま処置が行われたらしい。何事も無かったかのように周囲の目は二人へと集まっている。
「…………そうか、じゃぁ今度はディテクターさんとやらがお相手なんだなぁ?」
「そうだ。俺が相手になるから、そいつは開放してやってくれ」
 ディテクターの言葉に稀紗耶は一瞬考えはするものの、こうしてまで登場したディテクターに敬意を表し頷いた。
「了解。手加減、ってワケでもないが、今度は口直しにワインでも行くかね〜」
 楽しそうに言いながら稀紗耶はボトルを取り出すと、早速コルクを抜き始める。
 用意したワイングラスに二人分を注ぐが、ボトルを置くと同時に周囲の人間が我先にと中身を自分のグラスへと移し飲み始めた。
「…ったくなぁ…。さて、ディテクターさん、もしこれで勝負にならなければ――俺は彼女に対決を申し出るだろうねぇ?」
「……っ!」
 言いながら渡すグラス。誰からとも無くかけられた開始のコールで、共にグラスを傾けた。
「どっ、どうだ!?」
 空になったグラスを置くと、ディテクターは稀紗耶や周囲を見渡す。
 しかし、事態は此処から意外な展開を迎えていた。それは、なかなか決着がつかない対決に、周囲の目が逸れた結果たったのだと思う。
「あの…さっきから気になってたのだけど――」
 代表し、ずっと事の成り行きを見守っていたシュラインが口を挟んだ。
「零ちゃん……えっと未来の零ちゃんね、加わっては無いものの、さっきから対決の度ずっと一緒に飲んでない? しかも、誰よりも早く連勝する形で…今も」
「……え゛?」
 その言葉に、思わず稀紗耶は未来の零を見ては硬直する。そして未来の零はといえば、稀紗耶と目が合うと少しだけ首を傾げ言った。
「え? あ……の、面白そうだったのでつい。たまにはこうして食事をするのも良いとも思ったり…」
「それが食事かよ……」
 思わず項垂れ、ケロリとした表情の未来の零を見た後、何かの糸がプツリと切れたのか、すっかりぐったりとしているディテクターを見て、稀紗耶は大きく溜息を吐く。
「あー……もう一気飲み解決は終わりにするかぁ。後は各々、好きに飲もう」
 遠くでは女同士の楽しいお喋りなのか、楽しそうな声が上がっていた。ただし良くも見てみれば、目覚めてもまだ酔いから醒めぬ霧絵がそれはそれは楽しそうに、ありとあらゆる女性の胸を弄りながら自分の豊満な胸と比べているような…――そんな異様な光景。
 そうして自由な宴会にしたところで、ようやく鬼鮫が戻ってきた。ただし、その手にトイレのドアノブを持って……。
「なんだ…もう対決はしないのか?」
「…………しない方が、いいんじゃないですかねぇ」

 皆の酔いは、まだまだ醒めそうにはなかった。



    □□□



 全ての闘いが一通り落ち着きまったりとした空気の中、皆は蓬莱やシュラインによって配られた蕎麦や饂飩に手を付け始める。その味に文句はなく、希望すればおかわりの準備もされていた。まさに最高のもてなしだ。
 宴の最中、多少傷ついた者や酒で潰れた者も出たものの、"夢が覚めれば全て元通り"……その言葉を信じ、今は各々自由にこの年越しを楽しんでいる。勿論全てが元に戻ったとしても今この瞬間、この時間の記憶は消えないものだろう。今日一日、こうして興信所で過ごしてきたことは、確かな記憶として来年も、その先も振り返ることが出来るに違いない。
 多くの人に出会い、関わり過ごしてきた年。その年の終わりを大切な人や親しい人、あるいはライバルと過ごせるのは貴重なことだろう。
 遠くでは鐘の音が響いている。簡易的な補修はしたものの、宴の最中割れた窓から微かに冬の冷たい風が吹きすさんでいた。
 時計の針が年越しが近いことを指し示し始めると、やがて彼方此方で年末年始の挨拶が始まる。本年の感謝と、形はきっと様々なものかもしれないが、来年も宜しくお願いします、と。


 稀紗耶もゆっくりと酒を呷りながら、年末年始の挨拶は交わしていた。
 このままいけば、酒で終わって酒で始まる。そんな年越しになりそうだ。それはそれで本望である。
「あ〜、美味いなぁ……」
 一気飲み対決が終わってからというもの、酒は勿論コーヒーも飲み始めた稀紗耶は、満足げに頷いた。
 やがて時計の針全てが真上を指し示す。新しい年、その祝いと共に、稀紗耶は小さく「乾杯〜」と杯を上げた。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
 [7293/  黒崎・吉良乃   /女性/23歳/暗殺者]
 [0086/  シュライン・エマ /女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員]
 [7317/   桃・蓮花    /女性/17歳/サーカスの団員/元最新型霊鬼兵]
 [7008/  三薙・稀紗耶   /男性/124歳/露店居酒屋店主/荒事師]

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■         ライター通信          ■
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 今回殆どの方が初めましてになります、ライターの李月と申します。時期外れもいいところですが、宴のお届けになります。
 この度はご参加ありがとうございました。戦闘希望に関しては被りが無かったのとお二人だったので、同時開催となっています。
 又、多少の判定付けをいろいろな場面で入れさせて頂きました。基本集合型、部分個別になりますので、モラル・マナーの判断や話の流れにより全てのご要望にお答えできていない方もいらっしゃいますが、どうかご了承ください…その代わり色々な要素は詰めてみました。全体量は少ないですが、久々に個別部分が多めになったと思いますので、少しでもお楽しみいただけていれば幸いです。
 何か問題等ありましたら、ご連絡ください。


【三薙・稀紗耶さま】
 初めまして。プレイングに関してですが、解釈違いでしたら申し訳ありませんが、他PCさんにはそのプレイングがありますので、後者で進めさせていただきました。全部が全部書き切れているわけではありませんが、一騎打ちだったり、数人勝負だったり形は色々、お酒も色々で。完全個別ではないため、都合上完全に反映できない所もありましたが、様々なキャラと関わりを持ったりと、間違ったディテクターの使い方もあったりしますが(…)少しでもお楽しみいただければと思います。

 それでは又のご縁がありましたら…‥
 李月蒼