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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


カード

●最強のカード?
「いけー! 炎の連鎖攻撃だー!」
 本屋の片隅におかれた筐体。
 それは今人気のカードを使ってバトルするゲームで。
 数人の子供達が、カードフォルダに何十枚と入ったカードを選び、モンスター同士を戦わせる。
「ちぇっ、なかなかいいカードでないなぁ、これも持ってる、これも持ってる」
 順番が終わって、本屋の外でカード整理をしていると、ふと頭上に影がさした。
「?」
 見上げると、頬に傷のある男性が笑顔で立っていた。
「なに? おじさん?」
 少年がにらむと、男性は胸のポケットから2枚のカードを取り出した。
「最強のカード、欲しくないかい?」
「……くれんの!?」
 お金払うならいらない、と呟くと、いや、あげるよ、と男性は更に笑った。
「…こっちのカードなにも書いてないじゃん」
 貰ったカードは2枚。1枚はまだ少年の見たことのないカードと、白紙。
「これは2枚セットでもってないと駄目なんだよ…。そうそう、こっちのカードを使うときは、絶対に誰かに見せちゃ駄目だよ。見せたらこのカードは消えちゃうからね…」
 絵に描いたような満面な笑みを顔にはりつけて、男性は立ち去っていった。

 それから数日。そのカードで何回もモンスターを倒した少年だが、誰も見ていないところで勝っても楽しくなくなってきていた。
「なぁ…オレ、最強のカード持ってるんだぜ。ラスボスなんて一撃なんだぜ」
 そう言って、カードを取り出してスキャンした瞬間、少年の姿は筐体の前から消えていた。
「……すまないが僕たち、ここにカード落ちてなかったかい? 2枚ほど子供がおとしたんだが……ああ、あったあった」
 呆然となっている少年達をかきわけるように男性が2枚のモンスターが描かれているカードを拾い、去っていった。

「子供が行方不明、って事件多いですね」
 草間興信所、所内の誰かがボソッと言う。
「ああ、捜索の依頼も結構来てる……誰か頼めるヤツいないか?」
 草間武彦は調査依頼書を数枚片手に持ち、所内を見回した。


「ボク、最強のカード、欲しくないかい?」


●草間興信所 −依頼調査開始−
「結構な数ですね」
 スッと草間の手から依頼書を手に取ったのは、シュライン・エマ。軽く依頼書に目を通し、透明なファイルケースに挟む。
 その姿は有能な女秘書、という感じだ。
「みあおも手伝うよ」
 草間興信所には様々依頼が来るが、それ以上に色々な人物が出入りしている。それは霊能者や超能力者、興信所に一見関係なさそうな学生まで。
 海原みあおもその中の一人。
「お姉ちゃんが巻き込まれてないか心配だし、カードゲームって学生がやってるんでしょ? だったらみあお、学校で聞いて来られるよ」
「それだったら俺も手伝えるぜ」
 いつかの依頼主がお礼に、と持ってきた温泉まんじゅうを、当然のように座って食べていた望月健太郎が顔をあげる。
「そのゲーム俺もやってるし、学校の連中結構やってるぜ? その最強カードの噂も聞いてる」
 良いながら持っていたリュックからファイルケースのようなものを取り出してテーブルの上に広げた。
「これはすごいわね」
 思わずシュラインは感嘆の声をあげた。
 様々なモンスターの絵が描かれたカード。それがびっしりとフォルダにおさまっている。
「これ可愛いね♪」
 のぞき込んだみあおの表情が一瞬強ばり、しかしすぐに笑顔になる。
 視線を背ける前の場所に目をやれば、ハーピーのような鳥人の女性が描かれていた。
「…シュラインに……」
 調査員を確認するためか、シュラインを指さした後の草間の指が空中でとまる。
 そしてため息。
 すでに学生でも誰でも、使える者に頼むのは慣れている草間だが、一人が自社の事務員で問題はないが、さすがに小学生二人の顔をみてため息を禁じ得なかった。
「まかせとけって☆」
「大丈夫大丈夫♪」
 呑気な二人の笑顔に、シュラインは苦笑した。

●依頼主訪問 −シュライン−
 翌日の放課後。
 シュラインはまず、安心の為、依頼人達に他行方不明者の保護者等へある程度事情や身元等提示の許可取り、各親御さん等へ子供の友人や最終目撃時間場所等確認をする。
「消えたのはそのゲーム機の前でいいのね?」
 数人集められた子供達。その子達は消えた子と当時一緒にいた。
「うん、最強カードがあるんだ、って見せようとした瞬間、いきなり消えちゃったの」
「そのカードは今誰か持ってるの?」
「……」
 みんなしてキョロキョロ周りを見た後、一人の子が口を開いた。
「なんかね、知らないおじさんが持って行っちゃったの」
 その言葉に周りが一斉に頷いた。
「そのおじさんってどんな感じだった?」
「えっとね……真っ黒の服きてて、よくわからなかった」
「…ほ、ほら…」
 話をしている子の後ろで二人の男の子がつつきあっている。
「なにかあるのかな?」
 腰をかがめて男の子の視線とあわせると、瞳を伏せ、上目遣いにシュラインを見た。
「……なんか怖い感じがしたんだ。……でね、頬に大きい傷があった」
「頬に傷……」
 シュラインは思わず頬に手をあて、『ある人物』を思い浮かべた。

 その後、シュラインはとある場所に寄っていた。

●ネットで検索・聞き込み調査 −みあお−
 学校のパソコン室。
 自習課題をやりたい、と言うとすんなりあけてくれた。
 そこで検索をかけ、『最強カード』についての情報を集める。
「えっと、共通点とかあるのかなぁ……」
 被害者の情報が詳しく載っている場所などがあり、ネットは怖いな、と一瞬思う。
「被害者は全員小学生の男の子…か」
 ほとんど神隠し的に消えていて、その後に必ず中年の男性が現れている。
 みあおはそれらをメモすると、パソコン室を後にして、教室へと向かった。
「ねぇねぇ、最強のカードの話って知ってる?」
「あー、あれだろ、持ってると消えちゃう、って噂の」
 集まって本来は学校に持ってきてはいけないカードを見せ合っていた男子が、みあおの言葉に顔をあげる。
「持ってる子っていないよね?」
「俺は持ってないぞ。そんなのあったってつまんねぇじゃん」
「なんで?」
「だって、最強なんだろ? 組み合わせとか関係ないじゃん? つまんなくなるだろ」
「あ、そっか」
「そういや、この間消えたのって、近所のスーパーのとこだろ?」
「……そうなの?」
「って、誰だっけか、が言ってた」
「ありがとう♪」
 お礼の言葉が先か、教室を後にしたのが先か、みあおの姿はすでに教室になかった。

●囮捜査? −健太郎−
 健太郎はすでにスーパーのゲーム機の近くに立っていた。
「俺が囮になっちゃった方がはやいよな」
 草間から調査代、として5百円ほど預かっている。
「……5回やるうちに来てくれればいいけどな」
 手のひらで一度コインをはねさせた後、ゲーム機を見ると、すでに先客がいた。
「あれ……遅かったか」
 仕方なしに、健太郎はスーパーの中をぐるっと回ることにした。
「まだやってる……」
 しばらくして戻っても、まだ先程の少年がやっている。
 横から覗いていると、思わず声をかけたくなるくらいの下手で、健太郎が口を開きかけた瞬間、ゲームは終了した。
「……!!」
 ばんっ、と筐体と叩くと、少年はゲーム機の前を去っていく。
「おいっ、ゲーム機にやつあたりするのやめろよな。壊れるだろっ」
 健太郎が怒鳴ると、少年はちらっと見て健太郎をにらむと走って去っていってしまった。
「なんだよ全く……」
 気を取り直してゲームでもして……と思った瞬間、健太郎の中にざわめくものを感じた。
 これは今まで多少なりとも事件に関わってきたせい故の勘、だろうか。
 健太郎はパッと顔をあげると、さっき出て行った少年をおいかけはじめた。

●スーパー
「えっと、確かこっちに……」
 あ、あった、とみあおがようやく筐体を見つけたとき、走っていく健太郎の後ろ姿見えた。
「あれ……?」
 筐体と健太郎の後ろ姿を見比べてから、みあおは健太郎の後を追いかけた。
「シュライン、来てくれるといいんだけどなぁ……」
 追いかけながらボソッと呟いた。

「確かここのスー…パー…あの子達……?」
 スーパーの駐車場に車を止め、車内から出たシュラインの眼にうつったのは、健太郎と、その健太郎を追いかけるみあおの姿。
「…なにか見つけたのかしら」
 口に出した時には、すでにシュラインの二人を追いかけていた。

「なんだよ、アイツ、気にいらねぇのっ」
 なかなかレアカードが出ない。その上、出た時には上の兄に全部とられてしまう。
 少年は何枚も持っている、いわゆる『雑魚カード』を地面に投げ捨てた。
「……最強のカードは欲しくないかい?」
 突然声をかけられて、少年の体はびくっと硬直した。
「お、おじさんが最強のカードをくれるおじさん?」
 おそるおそる振り返ると、頬に傷のある、全身黒ずくめの男性が立っていた。
「そう、これは最強のカード。どんな敵にも負けはしないよ」
「でも、それを見せると消えちゃうんでしょ」
「……くっく……見せなければ大丈夫だよ……それとも、坊やが受け取らずに、お兄さんにあげるかい?」
「兄ちゃんに……?」
 くぐもったような笑い声。それとともに悪魔の囁き。
 いつもレアカードを持って行ってしまう兄。困らせてやるのもいいかもしれない、と少年は内心にでニヤリと笑った。
 最強カードを見せたら人が消える、そんな噂を本当に信じているわけではなかった。実際、目の前で誰かが消えたのを見たわけではない。
 きっといつものうわさ話だ。
 そう思い、少年はそっと男性へと手を伸ばした…その時。
「駄目だっ!!」
 先程、筐体を叩いた事で自分を怒鳴った少年、健太郎が息を切らせて男性との間に割って入った。
「そんなの貰っちゃ、絶対、駄目、だ……」
「そ、そんなの勝手だろ!? どうせお前なんか強いカード沢山持ってるんだろ!? 俺なんて、全部にーちゃんにとられちまって、雑魚モンスターしか残ってないんだ!」
「雑魚、だって、使いようによっちゃ、ボスに勝てるんだ……」
「嘘だ、そんなの絶対にない! 今までだって勝てた試しなんてなかった。絶対強い方がいいんだ!!!!」
「そんなことない!!!!」
「ある!!!!」
 ない、ある、と口げんかに発展していく。
「……もうどっちでもいいでしょっ。そういうのは後にしないと」
 追いついたみあおが呆れたように声をかける。
「あのおじさん逃げちゃうよ!」
 言われて健太郎は、ようやく男性の姿がないことに気が付いた。
「シュラインが追いかけてくれてるからっ」
 みあおの言葉に、健太郎は強く頷く。そして少年に視線を向けると
「ここで待ってろ! 後で戦い方教えてやる。それでも勝てなかったから、一緒に作戦練ろうぜ☆」
 鼻を軽くこするようにして、健太郎は笑い、シュラインを追って走り出したみあおの後を追った。
「う、うん……待ってる…」
 健太郎がの姿が完全に消えた後の返事だったが、どことなく嬉しそうな響きを含んでいた。

●黒幕?
「待ちなさい!!」
 子供のケンカに遭遇したあと、こっそりと立ち去る男性の姿を、シュラインはしっかりとらえていた。
「またあなたですか」
「またあんたなのね」
 言われて速攻、シュラインは言い返す。
「もういい加減にしなさい。こんなことしてなんになるの」
「……それはこちらの思惑」
 ニヤリ、と男性は唇の端だけあげて笑う。
「それなら、こちらの考えでやめて貰うまでよね」
「あなたにそれが出来ますか…?」
「私に出来なくても……ね?」
 今度はシュラインがニヤリと笑った。
 実際期待出来る能力がどれほどのものかわからないが、はったりは張ったもの勝ち。はるなら堂々と。
「やっと追いついた…」
 肩で息をつきながら、みあおがシュラインの横に並ぶ。
 そのみあおを見て、男性の眉がピクッとあがった。
「おじさん! カード全部出してちょうだい!」
 パッと右手を男性の方へと差し出した。
「言われて、はいそうですか、と出す人はいませんよ」
 くくく、と楽しそうに声をひそめて笑う。そして左手に抱えたファイルケースをちらりと見る。
「出す人がいなくても出して貰わないと困るの!」
 子供の理屈。それは大人には通じない。逆もまた然り。
「出せないものは出せませんねぇ。約束を破った悪い子は、おしおきが必要なんですよ」
「もう充分でしょ。何が目的か知らないけど、子供を巻き込むのは一番良くないわ。勿論大人を巻き込んで言い訳ではないけど!」
 揚げ足をとられないようにか、シュラインは付け加えて男性をねめつけた。
「話が通じないようなので…」
 言って男性は踵を返し、その場から立ち去ろうとした瞬間、後頭部に何かが飛んできてあたった。
「真打ちは忘れた頃にやってくる!」
 言うなり健太郎は大きなゴミ箱を男性に投げつける。ちなみに最初にあたったのはゴミ箱の蓋。
「今だ!」
 言われてみあおが飛び出した。
 男性が持っていたファイルケースをひったくると、そのままシュラインの元へと戻る。
「……それを手に入れたところで、戻すことはできないでしょう? ほら、元に戻してあげるから、こちらによこしなさい」
「やーよ。べーっだ!」
 ぎゅっとファイルケースを抱きしめて、みあおはあっかんべーをする。
「全く世話がやけ……」
 言いかけた男性の口がとまる。
「なんだか面倒なのが集まってきましたね……そちらのお嬢さんだけならまだしも……」
 言ってみあおを見、男性はため息をついた。
「カードは差し上げます。戻せるかどうか知りませんが……」
 今度は本当に、男性は姿を消してしまった。
 空中にとけてしまったかのように。

「遅くなってすみません」
「梁守さん」
 男性が消えた後に現れたのは梁守圭吾、とヒヨリ。
「先程までの気配が……」
「ええ、たった今…」
 シュラインが依頼主訪問した後に行っていたのは圭吾のところ。
「なーんか変な感じがしてたよね。大丈夫?」
 ファイルケースを抱いているみあおを、ヒヨリが見上げる。
「あ…カード!」
 慌ててみあおはケースを開ける。
 するとモンスターのイラストが描かれたカードが数枚入っていた。
「どうやったら元に戻るのかな」
 一枚を手に取り、みあおは空にすかしてみるが、向こう側が見えるわけでも、なにか書いてあるわけでもなかった。
「わかりますか?」
 シュラインに促されて、圭吾はその中の1枚を手に取った。
 そしてそれをじっと見つめる。
 その様子に、ゴミ箱を戻してきた健太郎がのぞき込む。
「…人間の…子供…ですね…。出して、と叫んでます。それ以外の声はよく聞き取れません…」
「やっぱり」
 最強のカードは子供達。『最強カード』という言葉に釣られ、約束を破った子供達が次々にカードにされていた。
「戻し方わかりますか?」
 当初シュラインは、HP削らずに降伏等勝利条件が出せ、渡すカードが最強じゃないと証明すれば契約無効申し立て子供達無事に取り返せるのでは、と思っていたが、無効申し立てをする相手が消えてしまったが故に、それは叶わない。
 それでもそれを口に出してみると、圭吾は「そうですね」と頷いた。
「やってみないとわからないですよ。試しにやってみませんか?」
 という圭吾の言葉に、スーパーへと戻ることにした。
 そこには健太郎と約束した少年の姿も。
「それじゃ、まずはこのカードと対戦しようぜ」
「みあおもカード選ぶ! ……えっとね……これにする……!」
 やたら決意をかためたような表情で取り出したのは、ハーピーのようなモンスターカード。
 これなら絶対負けない、とみあおは言う。
「ほら、おまえのカードも出せよ」
 健太郎が少年に言うと、少年は慌ててカードケースを探り、恥ずかしそうに1枚取り出した。
「よし、これが俺の選んだカードだ。やるぞ!」
 草間から貰ったコインを投入。
 わーきゃー言いながら進んでいく。
 シュラインも思わず前屈みになって画面に釘付け。
 最近、これほどまでにゲームに熱中した事があっただろうか。
 ヒヨリはチアガールで応援するの☆ と踊っている。
「……ぃ……やったー!!!」
 全員の声がスーパーの中に響き渡った。
「マジでこのカードで勝った……」
 少年は呆然と手に持ったカードと画面を見比べている。
 そして勝利画面が消えた瞬間、健太郎の手からカードが床に落ちた。
 しゅん、と白い煙がカードからあがり、煙の中に少年が現れた。
「……おっしゃー!! 次いくぞ次!!」
「やったね☆ じゃあ次はこれ!」
「じゃ、次こっちのカード!」
 すっかり燃え上がり、どんどんと『最強カード』と言われたカードを倒していく。
 いつの間にか筐体の周りには子供の人だかり。
 その後ろでシュラインと圭吾は微笑ましくみていた。

●事件は終わりを迎えて
 全員が元に戻った頃には、すでに目的は別の方向にかわっていて、最弱カードと言われたモンスターの組み合わせで、どう戦うか、という話に。
 草間から貰った500円はすでになくなり、シュラインと圭吾がたかられる結果になった。
「……調査費ででますか?」
 シュラインの問いに、草間は渋い顔をした。
「だーかーらー、このカードはこっちと相性がよくて!」
「えー、でもみあおこの子が好きー」
「そういう問題じゃなくてっ」
「でもこの子の方がー…」
 わいわいと聞こえてくる声に、草間は脱力した。
「まぁ、子供は元気な方が……」
 シュラインの言葉はなぐさめにもならなかった。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【0086:シュライン・エマ:女:26:翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1415:海原・みあお  :女:13:小学生:うなばら・−】
【6931:望月・健太郎  :男: 7:小学生:もちづき・けんたろう】

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■         ライター通信          ■
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 こんにちは、夜来聖です。
 この度は私の依頼にご参加下さりまして、誠に有り難うございます。
 私が書いている話に、2度ほど出て来た人物が、再登場となったわけですが…知っているのはシュラインさんだけですね。
 みあおさんは、イラストみるとおっとり系なのかな? と思って別の依頼も見ていたら、結構元気な子だったので、そんな感じで書かせていただきました。
 健太郎さんは、なぜかイメージが某忍者マンガの主人公に(汗) 元気いっぱいな男の子、という事で描写させていただきました。
 シュラインさんは、どう二人のフォローでまわるか、という感じで。
 楽しんでいただければ幸いです。

 また、お逢いできる機会を楽しみにしています。