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東郷大学奇譚・最終決戦! 夏祭りだよ全員集合!?(前編)
〜 嵐の予感 〜
東郷大学のキャンパスには、一般の学生や学外の人間の立ち入りが禁止されている場所も少なくない。
その中でも、最も厳重に警備されている場所の一つが、「無限迷宮入り口」である。
もともと無限迷宮は東郷大学の一期生・暮田統悟(くれた・とうご)によって設計され、彼が率いる「迷宮研究会」によって建築されたもので、内部構造が刻一刻と変化する仕組みになっており、一度迷い込んだら脱出は至難と言われている。
事実、この迷宮を設計した統悟本人が、後に「迷宮をさらに拡張する」と言い残して迷宮へ向かい、そのまま行方知れずになっている。
今日では、この迷宮は「迷宮管理委員会」という専門の委員会の管理下に置かれているが……今となっては、そもそもこの迷宮が何のために作られたのか、それを知るものはほとんどいない。
「失礼します」
学長室に入った最上京佳(もがみ・きょうか)を待っていたのは、学長の東郷十三郎(とうごう・じゅうざぶろう)と、諜報部に所属する学生の七野零二(しちの・れいじ)、そして風紀委員会長の武力(たけ・ちから)であった。
「揃ったようだな。では始めろ」
学長の言葉を合図に、零二がいくつかの資料の束を取り出す。
間近に迫った夏祭りに関するものと、これまでの「悪党連合」の活動に関するもの。
そして、明らかに「悪党連合」内部に潜入していると思しきスパイからの情報なども中には存在していた。
それらについて一通り説明したあとで、零二はこう結論づけた。
「以上から、今年の夏祭りには『悪党連合』の総攻撃が予想されます。
おそらく、四人集を中心として学内各所で事件を起こし、こちらの戦力を分散させる手を取ってくるでしょう」
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〜 祭りが来れば思い出す 〜
守崎北斗(もりさき・ほくと)は、特に行くあてもなく構内をフラフラしていた。
もともと兄の守崎啓斗(もりさき・けいと)にワケもわからず連行されてきたのだが、到着してから「ちょうど今日は夏祭りをやっている」ということを知って、啓斗とは別行動をとろうと決めたのである。
……とはいえ、はなからはっきりとした目的があった啓斗とは違い、とっさに「どうするか」と言われても、そうすぐに決められるものではない。
しかしただ黙って考えていてもつまらないので、とりあえず何か思いつくまであちこち歩いてみよう、という結論に至ったのであった。
(……そういや、夏祭り会場で煙玉使ったどつき漫才なんかやったこともあったっけ……)
祭りの様子を見るともなしに見ながら、北斗はふとそんなことを思い出していた。
売れない芸人の幽霊・三沢治紀(みさわ・はるき)。
なんだかんだで全然成仏する気配もなく、時に幽霊なのに風邪を引いたと訴えてきたり、時に似たような境遇の映画監督の幽霊を連れてきたりと、いろいろ人騒がせな幽霊であったが、その彼にもここ最近は会っていない。
(あいつもさすがに成仏しちまったのかなぁ……)
それならそれで、治紀本人にとってはいいことであるはずだし、喜んであげるべきだとは思うのだが。
(俺としては、やっぱもう一度どつき漫才やってみたかったかもなー……)
北斗が治紀とのコンビで漫才を繰り広げたことは二度ほどあるが、残念なことに「最後まで」ネタができたことは一度もなかった。
夏祭りの時は強度が足りずに舞台が倒壊し、東郷大学の学園祭でやった時は不意の乱入者があったために最後がグダグダになってしまったのである。
(ちょうど夏祭りだし、せっかく煙玉も再開発したし……)
と。
そんなことを考えていて、北斗はふとある人物のことを思い出した。
(そうだ。あの子なら相談乗ってくれるかもなー)
思い立ったが吉日とばかりに、北斗はさっそくその人物のいそうな場所へと向かったのであった。
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〜 名コンビなのは誰と誰? 〜
北斗がやってきたのは、「黒魔術研究会」の部室であった。
ネットで有名な「自称・天才美少女呪術師」の黒須宵子(くろす・しょうこ)が、よくここに来ているという噂は彼も聞いたことがある。
その彼女であれば、治紀の霊を呼ぶこともできるのではないか、と北斗は考えたのだ。
「失礼しまーす、っと」
そう挨拶をしつつ、部室に入った北斗を出迎えたのは……あまり黒魔術という言葉とは縁のなさそうな、筋骨隆々の大男だった。
「ああ、いらっしゃい。
見学か? それとも占いや呪術の依頼か?」
ノリの方もどことなく体育会系で、やはり黒魔術という感じはしない。
「えーと……ここの人ですか?」
つい北斗がそう尋ねてみると、青年は少し困ったような顔をする。
「いや、ここの部員ってワケじゃないけど……何というか、宵子さんのボディーガードというか、まあそんな感じだな」
なるほど、確かに呪術師という職業は人に恨みを買いかねない気もするし、その上自分で「美少女」などと自称していては、その手の人まで呼び寄せてしまいかねない。
そう考えると、確かにボディーガードが必要なのも頷けるところではある。
と。
「武満さん、どなたかいらっしゃったんですか?」
奥の方から、かわいらしい声が聞こえてきた。
「あ、はい。
見学なのか依頼なのかただのファンなのかよくわからないんで、今それを聞いてたところです」
恐らく、その声の主が黒須宵子なのだろうが……武満と呼ばれた青年の返事をする時の様子は、どう考えてもただのボディーガードのそれではない。
「ふーん?」
「な、何だ?」
二人がそんなやりとりをしていると、再び先ほどの声が聞こえた。
「なんだかよくわかりませんけど、私も今は暇ですから、お通ししちゃって下さい」
北斗が武満とともに奥に向かうと、そこには一人の少女の姿があった。
「私が黒須宵子です。よろしくお願いしますね?」
そう言ってにこりと微笑んだその姿は、まさに「美少女」と呼ぶにふさわしく。
少なくとも、その点については看板に一切偽りはないようであった。
そうなると、問題なのは「天才」の部分がどうか、という話である。
(……ま、ダメなら別の方法を考えればいいか)
そう考えて、北斗は宵子に治紀のことを話してみた。
「つまり、その治紀さんという方の霊がまだこの世にいるようなら、ここに呼んでほしい、と?」
依頼内容の確認をする宵子に、北斗が首を縦に振る。
「ああ、そういうことなんだけど、できそうかな?」
「そのお話だけでは少し難しいですが、近くにいれば大丈夫かもしれません」
「……というと?」
「治紀さんの情報が少なすぎますし、私は召喚系の術があまり得意じゃないんです。
ですから、北斗さんに治紀さんを呼んでもらって、私がそれを増幅してみようかと」
なるほど、確かにそう言われてみればその方が効果がありそうな気はする。
「呼ぶったって、どうやって?」
「心の中で呼び続けてもらえば大丈夫です。あとは私が何とかしますから」
「わかった、やってみる」
宵子に言われるままに、北斗は頭の中で治紀に呼びかけ始める。
すると、宵子がそっと左手で北斗の前髪をかき上げ、右手でやさしく額に触れてきた。
「……えーと?」
「そのまま続けて下さい。私がアンテナになりますから」
そういってにっこり笑う宵子……は、いいとしても。
先ほどからずっと横にいる武満の視線がどんどん鋭くなっているように感じるのは、恐らく気のせいではあるまい。
(おーい、治紀ー……聞こえてたら早く来いー……厄介なことになる前にー)
北斗がそんな風に呼びかけてしまったのも、まあ無理のないことだろう。
と。
不意に、武満の真後ろから何者かの手が伸びてきて、目隠しをした。
「だーれだ?」
その問いに対して、武満は即答する。
「幽霊!」
「まあ五十点の答えですね。でもよくわかりましたね?」
最初の声の主がそう感心したように言うと、そこへ武満がすかさずツッコむ。
「だって、お前の手半分透けてるじゃねぇか!」
……もちろん、こんなアホなことをやらかす幽霊など、治紀以外にいるはずもない。
「治紀! やっぱりまだこっちにいたのか!」
北斗が呼びかけると、治紀は嬉しそうに武満の横をすり抜けてきた。
「お久しぶりです、北斗さん。
今の方もなかなかいいツッコミでしたけど、ひょっとして新しい相方さんですか?」
『違うよ!』
北斗と武満のステレオツッコミの後に、宵子がのほほんとした様子でこう続ける。
「ですよねぇ。ツッコミとツッコミじゃ、漫才が成立しないですしね」
「いや、宵子さんツッコミ所そこじゃないですから……」
宵子に対してはやや控えめにツッコむ武満。
そんな二人の様子を見て、治紀は満足そうに頷いた。
「ああ、そっちのお二人の方が息がピッタリですね。それなら夫婦漫才でやっていけますよ」
「おお、そう思うか! いやぁやっぱりそ」
「夫婦」の一言に反応してか、途端にご機嫌になった武満だったが。
「そんなんじゃないですよー」
宵子の悪気なき一言によって、一瞬にして凹みモードに切り替えられてしまうのだった。
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〜 笑いは全てを救うのかもしれない 〜
そんなこんなで、「相方」の治紀を確保した北斗。
そうなると、次に考えるべきは「舞台」をどこにするか、である。
「一番目立ちそうなのは真ん中の盆踊り会場だけど……警備が厳重ってレベルじゃねぇよな、これ」
櫓があって、太鼓があって、あちこちに提灯がある。
それだけ見れば、普通の盆踊り会場であるのだが。
そのあちこちに、「風紀」と大書されたパワードスーツやら何やらがうろついているとあっては、とても「普通の」盆踊り会場とは言えそうもない。
「なんだか、異様に物々しいですよねぇ」
「治紀もそう思うか? やっぱり普通じゃねぇよな、これは」
と、二人がそんな話をしていると。
「まあ、無理もないですよ」
聞き覚えのある声に、北斗が振り向いてみると。
「お久しぶりです、北斗さん、治紀さん」
東郷大学映画部に所属していて、以前の映画撮影の時にもいろいろな面で協力してくれた気のいい青年――笠原利明(かさはら・としあき)の姿があった。
「そうか、またあの悪党連合が何か企んでるってことか」
利明の話によれば、このひどく厳重な警備の原因は、やはりあの「悪党連合」らしい。
もともとこういった機会があれば必ず騒ぎを起こさずにはいられない連中なのだが、今回は特に大規模な騒動を起こそうとしているという情報があったそうなのだ。
「僕らも多少のことには慣れていますけど、ここまで徹底的にやるのはあまり見たことがありませんし。
それだけ大変なことになるのかと思うと、やっぱりちょっと心配ですよ」
と。
「笑いは世界を制す、って誰が言ったんだっけ?」
ふと、北斗の脳裏にそんな言葉が浮かんだ。
「何がおこるかよくわからねーんなら、楽しく過ごさなきゃ損だと思うんだよ。うん」
「そうですね。誰の言葉かはわかりませんが、言っていることには共感できます」
頷く利明に、治紀もこう続ける。
「ええ。笑いには一生を賭ける価値があります。私は賭けて負けちゃいましたけど」
「……で、化けて出てきたんだよな。敗者復活戦か?」
とりあえず治紀のボケにツッコんでおいてから、北斗は二人にこう言った。
「俺にいい考えがあるんだ。二人とも協力してくれるか?」
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〜 怒れる拳はお笑いに当たるか? 〜
それから、どれくらい経っただろうか。
普通ならこれだけ警備が厳重な場所は避けて通りそうなものなのだが、やはりというかなんというか、律儀に悪党連合はやってきた。
「ふはははははははっ!
例えどれほど警備が厳重であろうと、一番目立つ場所を狙わずに悪の美学が語れるか!」
高笑いを響かせるのは、悪党連合の四人集の一人、「最強皇帝」こと園田永一(そのだ・えいいち)。
しかし、彼の威勢の良さとは裏腹に、部下は明らかに「その他大勢」といった様子で、パワードスーツでもなければ怪生物でもない。
一言で言えば、幹部の他は一山いくらの戦闘員しかいないような状態である。
当然、主力をここに惜しみなくつぎ込んでいる風紀サイドが圧倒的有利に戦いを進める……かと思いきや。
「大変です! 講義棟方面で異空間とのゲートが開いた模様!」
「敵別働隊、グラウンドの花火打ち上げ台を占拠!」
「魔法生物研究会の試作魔法生物が暴走! 至急増援を!!」
……主力を投入しすぎたのが仇となり、あちこちからの救援要請や苦戦報告で逆にパニックを起こしている有様。
その隙をついて、人海戦術の悪党連合がそれなりにうまく戦っているのだからいろんな意味で恐ろしい。
まあ何が一番恐ろしいかというと、これだけの人数を「悪党連合」が動員できてしまうという事実ではあるのだが。
その様子を見て、北斗は利明に一度合図をした。
「……だいぶ想像とは違ったけど、出番がないってことはないみたいだな」
「そのようですね……それじゃ、行きますよ!」
合図と同時に、利明が借りてきた装甲車を走らせる。
北斗と治紀は、その屋根の上に作られた急ごしらえの舞台の上に立ち――あの「どつき漫才」で、場を引っかき回す作戦に出たのである。
「はいはい皆さん! ヤモリやカエルじゃないんですから、ケンカはやめて下さいよー!」
のっけからの治紀の謎発言に、近くの下っ端たちが数人怪訝そうな顔でこちらを見る。
それを確認してから、治紀はしたり顔でこう続けた。
「昔から言うじゃないですか、ケンカ両生類って!」
「それをいうなら両成敗だっ!!」
すかさず北斗の煙玉ツッコミが炸裂し、その破裂音に驚いた両軍の面々が次第にこちらに注目し始める。
ここまでは狙い通りであるが……正直なところ、北斗も計算していたのはここまでである。
あとは、もう勢いのままにかっ飛ばしていくより他ない。
「つーわけで! せっかくのお祭りなんだから、みんな楽しくいこうぜ!
そんなことばかりやってて、夏祭りのはずが血祭りとかになって後悔しても後の祭りだぞ!」
「床の間にツリーも聞いたことないですけど、後の間にツリーってのはもっと聞いたことないですね!」
「なんだ後の間って! そもそもどこの夏祭りでツリーなんか飾るんだよっ!」
相変わらずネタは微妙ながら、ツッコミどころには事欠かない。
その度に派手派手しく煙玉が炸裂するので、両軍ともに気が散って戦いどころではなくなってきている。
「えーと、南半球のクリスマスとか!」
「それは夏祭りとは言わねぇだろっ!!」
……と、こんなことばかりやっていると、当然こっちに攻撃の矛先が向いてきそうなものなのだが。
事故を起こさぬ程度の低速とはいえ装甲車で動き回りながら漫才を行っているため、一般戦闘員メインの悪党連合にはなかなか手出しができない。
そして風紀の方はというと、もともと状況があまりよくなかったせいもあって、この予期せぬ乱入者をどうしたものか判断に困っている様子である。
そんな状況が、しばらく続いた後。
業を煮やして、最強皇帝・園田が自ら乗り込んできた。
「とうっ!」
軍服っぽいデザインの服に黒のマント。
そのマントを翻しつつ、低速とはいえ動き回っている装甲車の屋根にジャンプ一番飛び乗るとは、なかなかの身の軽さである。
「貴様ら! 何のつもりか知らないが、我々より派手に目立とうとはいい度胸だ!」
「いや、目立つって……なんかどこまでが手段でどこまでが目的かわからなくなってないか?」
北斗の冷静なツッコミに、いきなり出鼻をくじかれる園田。
厳密には北斗の方も漫才が手段なのか目的なのかはよくわからないので、実のところお互い様ではあるのだが、当然園田がそんなことを知るはずもない。
「ええい、うるさいっ! 我らの悪事は目立ってナンボ!
ひっそりこっそり裏で悪事を働きたい奴は『悪の美学研究会』にでも移籍すればいいっ!」
「……って、そんなのもあるのかよっ!」
そういや以前見たことがあるようなないような、と思いつつも、とりあえず園田の暴走気味の発言に今度はノリでツッコミを入れてみる北斗。
するとそれに反応して、治紀がさらにボケを重ねてくる。
「最近では悪の形もいろいろですからねぇ」
「それをいうなら普通は『愛の形』とかだろっ!」
「いろいろと分派してしまっていて、ついには百八派にまで……」
「どこの拳法だっ!!」
「その辺りをこう詳しくまとめたのがこの『悪論』。なんか毛糸が洗えそうな名前ですね」
「洗剤かっ!!!」
マシンガンのように繰り出されるボケに、それに対応して矢継ぎ早に投げられる煙玉。
もうこうなってしまうと、いかな「最強皇帝」といえども割って入る隙などあるはずもない。
かくして、最大の激戦区となるはずだった盆踊り会場周辺での戦闘は完全にグダグダになり。
もはや仕切り直す気力も双方ともになく、結局そのまま自然消滅する形となったのであった。
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〜 目覚めの時 〜
一方その頃。
「迷宮」の入り口は、すでに「悪党連合」の別働隊によって完全に占拠されていた。
指揮をとっていたのは、四人集の一人で「鬼才参謀」の異名をとる芦北倉真(あしきた・くらみ)。
しかし、彼が本来は悪党連合ではなく諜報部に所属する人間であることを知るものは少ない。
そして、今回の作戦が、全ては彼ら諜報部――そして、その上に立つ学長・東郷十三郎(とうごう・じゅうざぶろう)による計画であったことも。
「迷宮」の扉が、ゆっくりと開かれる。
まるでそのことを予期していたかのように、そこには二人の男が立っていた。
二人とも年はおよそ二十代後半。
一人はがっしりとした体つきの大男、そしてもう一人は引き締まった体躯の小柄な男である。
「やれやれ、これでようやく私もお役御免か」
大男の方が、達成感に溢れた様子でそう口にする。
「そうだな。俺にとっては、むしろここからが始まりだが」
それに、小柄な男がそう答え――それから、目の前に集まっている悪党連合の面々を見渡して、鷹揚に頷いた。
「出迎えご苦労。後輩諸君」
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
2239 / 不城・鋼 / 男性 / 17 / 元総番(現在普通の高校生)
0554 / 守崎・啓斗 / 男性 / 17 / 高校生(忍)
0568 / 守崎・北斗 / 男性 / 17 / 高校生(忍)
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■ ライター通信 ■
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西東慶三です。
この度は私のゲームノベルにご参加下さいましてありがとうございました。
・このノベルの構成について
このノベルは六つのパートで構成されており、最初と最後のパートを除いた四つについては全て個別となっておりますので、もしよろしければ他の方のノベルにも目を通してみていただけると幸いです。
・個別通信(守崎北斗様)
今回はご参加ありがとうございました。
そして、今回は遅くなってしまって誠に申し訳ございませんでした。
ノベルでの描写の方ですが、こんな感じでよろしかったでしょうか?
北斗さんと治紀さんではどちらも「部外者」で事情がわからないかと思いましたので、最後ですしチョイ役で笠原兄弟の弟の方を出してみました。
そして作戦の結果はお読みになっての通りということで……察するに、悪党連合も下っ端はそんなに士気が高くないものと思われます。
ともあれ、もし何かありましたら、ご遠慮なくお知らせいただけると幸いです。
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