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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


デカモモン(LV29800)

□Opening
*****
 修行キット『チビモモン(LV1)』の一部商品自主回収のお知らせ
 
 冒険者育成協会有限会社が販売しております修行キット『チビモモン(LV1)』におきまして、一部キット内チビモモンの異常レベルアップのお問い合わせがございました。
 チビモモンの好物である桃をある一定の数だけ同時に与えると、デカモモンへと進化レベルアップしてしまうと言う特性が見受けられます。
 世界崩壊に影響を及ぼす物では無いと考えておりますが、念のため、お客様の健康と安全のため、下記商品を自主回収させていただきます。
 また、チビモモンはあくまで修行キットです。喜ぶからと言って、過度に桃を与えすぎ無いようお願い申し上げます。
 
 お客様ならびに関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけします事、深くお詫び申し上げます。
*****

 草間武彦は、モモンガ風のイラストが書かれた缶とチラシを見比べて、正直なところ頭を抱えた。
 商品の自主回収なのだから、自分達で何とかすれば良いのに、と思う。しかも、修行キットとは、何事か。どこから突っ込んで良いのかもわからないし……。
 しかし、スーツをびしりと着こなした青年は至極真面目な表情で頭を下げた。
「実は、すでにデカモモンへと進化してしまった商品が厄介なのです。今から修行しようとされているお客様では、おそらく、全く歯がたちません。弊社といたしましても、修行キットで命を落とすなどもっての他なのです。スタッフが総出で対処しておりますが、如何せん数が多い。どうか、お願いします。チビモモンからレベルアップしてしまったデカモモンを一緒に退治してください」
 青年は、それからデカモモンの特性を必死に語る。
 基本的に、モモンガと考えて良い事。ただし、大きさはベンガル虎と同程度だと言う事。頭が良く、俊敏性重視の成長を遂げている事。群れる事はせず、1頭単体で行動する事。そして、デカモモンは、実体化しているし外見が可愛い動物のようだけれど、あくまで修行キットの一部――プログラムだという事。
「今回依頼があったのは、住宅街の一室で修行キットを展開したお客様です。付近一帯の住民は、すでに自主避難しております。修行キットの有効範囲は半径500メートルほどです。デカモモンは、民家を中心にその範囲内で活動しています」
「……」
 何とも困り果てた依頼主の様子に、武彦は揺れる。
 さて、どうしたものか……。

■01
 ちろり、と、テーブルに置かれたモモン缶を見て、黒・冥月はため息をついた。
「何て下らん依頼だ」
 まぁ、パッケージのイラストは非常に可愛いけどな! と言う心の言葉は、飲み込む。
「そう言うな、聞こえる聞こえる」
 つまらなさそうな表情の冥月に武彦が耳元で囁いた。例えどんなにくだらない依頼でも、興信所にお金を運んでくれる大切な依頼主なのだ。焦る武彦を無視し、冥月は眉を寄せてもう一度件の缶を眺めた。
「商品も、下ら……ん?」
 あれ、と、何かが引っかかる。どこかで、見たことがあるような気がする。記憶を辿り、映像を引き寄せた。
「ああ、花屋で見た、アレか」
「花屋か……、と言うと、小洒落たデート中にってことか?」
 無視されても、武彦はめげない。
 下世話なからかいのチャンスとばかりに、にやりと笑う。と、同時に超高速の鉄拳で、冥月が武彦を床に沈めた。
「下らない物にばかり縁があるな、私は」
 そして、何事もなかったかのように、冥月は嘆く。
 足元では、武彦がしくしくと涙を流していた。

□05
 興信所の応接室に、依頼主であるスーツ姿の青年と武彦、それに協力者達が揃う。
 黒・冥月は若干不機嫌そうに腕を組んでいる。
 千石・霊祠はにこにこと笑顔でモモン缶を眺めている。
 シュライン・エマは真剣な表情で考え事をしている様子だ。
 最後に、猿渡・出雲が元気良く応接室へ入ってきた。
 依頼主に対して、確認する事を列挙する。
「レベルダウンアイテムのプログラムは組み込まれていないのかしら?」
 まず、シュラインが依頼主の青年に訊ねる。
「レベルダウン……ですか。いえ、修行キットですから、レベルダウンと言う概念はありません。レベルアップのみ、なのです。今からプログラム修正パッチを用意しましても、すでに実体化してしまったデカモモンに修正を加える事はできないと思われます」
「そう……、出現したデカモモンの数は一頭で良いのかしら? それから、稼動範囲際での行動も、教えてもらえる?」
 修行キットの有効範囲は半径500メートルほどと言うことだが、中心から離れて有効範囲間際になるとどのようになるのだろう。壁があるように反応するのか、それとも押し出すと消えるのか。
 青年は、シュラインの質問に丁寧に答えた。
「はい。デカモモンは有効範囲の境界線を認識しません。モモンが中心点から離れるように500メートル進んだ場合、点対称の場所へワープし中心へ向かう事になります。モモンは一缶一頭ですので、今回皆さんに回収していただくのは一頭です」
 特に、点対称へワープすると言う話に、青年は胸を張った。プログラムは完璧だと言いたいようだが、その完璧なはずのプログラムにバグがあったからこその騒ぎじゃなかろうか。一同はそう思ったが、黙っていた。
「はい! デカモモンは獰猛な性格でしょうか?」
 沈黙を破ったのは出雲だった。
 青年はこの質問にも、丁寧に対応する。
「闇雲に人間を襲いに行くプログラムは組み込まれていませんので、一般的な肉食獣のような獰猛さでは無いと思います。ただ、射程範囲に入った人間や動物を敵とみなします。一旦戦闘行動に入ると、相手が倒れるまで攻撃してきますので注意してください」
 なるほど、近づかなければ、襲ってこないと。その辺りはプログラムが生きていると言うことなのだろう。出雲は納得したと、頷く。
「勝利条件は?」
 シュラインが再び質問をした。気絶させれば良いのか、それとも一定のダメージを与えるのか。眠らせても終了になるのだろうか。
「一定のダメージを与えると、終了となります。眠らせるだけでは、モモンを消し去る事はできません。申し訳ありませんが、心を鬼にして、眠ってしまってもダメージを与え続けてください」
「で、LV29800とは具体的にどの程度の強さなんだ?」
 今まで黙っていた冥月もそのように訊ねた。できれば、分かりやすい例えがあると良い。
「そうですね。デカモモンにとっての甘噛みが野生のシカを食いちぎる……と言ったところでしょうか。皮膚もレベルが増すにつれ頑丈になっていきます。LV29800では、包丁などの刃物は刺さらないかもしれません」
 なるほど、身体が大きくなっただけではなく、相応に個々の部位も強化されているらしい。
 全て話し終えた後、それではよろしくお願いします、と青年は深く一礼した。

□06
 KEEPOUTの文字がプリントされたテープを越え、問題の住宅街へ突入した。
 中心点の住宅を確認したが、デカモモンの姿はなかった。ただ、庭の芝生に大きな足跡がついていたり、木が踏み倒されて木の葉が散らばっていたりしているので、デカモモンがどこかに居るのは間違いなさそうだ。
 周囲の状況を確認し、対策を話し合った。
 有効範囲に入った時から、シュラインはデカモモンの移動音を確認していた。
「有効範囲間際からワープをするのが厄介かしら。動き回っているみたい。あちらから移動音が聞こえたと思ったら、次の瞬間にはずっと向こう側から現われている感じね」
 なるほど、デカモモンは自動的に点対称へとワープするので、移動のロスタイムを考えれば有効範囲間際の戦闘は避けたほうが賢明だ。できるだけ中心点に近い所で捕まえたいのだが、住宅街に隠れて姿が見えない。やはり、おびき出すのが良いだろう。
「それなら、あたし、いつでも桃を用意できるよ!」
 好物の桃を囮にすれば良いと出雲は提案した。
 用意できる、と言う事は、何か仕掛けがあるのだろうか。彼女自身、実際の桃を持っているわけでは無い。
「僕も、桃を用意しています。やっぱり、好物でおびき出すのが一番ですよね!」
 一方、懐から実際の桃を取り出したのは霊祠だ。
「そうね。動物が嫌がる音である程度燻り出す事ができると思うから、桃を戦いやすいところに仕掛けましょう」
 シュラインはあらかじめ入手しておいた住宅街の地図を取り出す。
 できるだけ器物の破損が出ないところが良い。
「依存無い。戦いやすい所を選べば良い」
 他の三人の意見を尊重するように、冥月は頷いた。地図を確認しながら、ビデオを取り出す。
「随分のん気だな」
 一応、現場までついて来た武彦が腕を組んで冥月を咎めた。
「心配するな。きっちりと護ってやるさ」
 勿論、お前は対象外だがな、という言葉は飲み込んだけれども。
 中心点から離れておらず、比較的大きな路地を選び桃を仕掛ける事にする。
 一つは霊祠の用意した本物の桃。そして、もう一つ。
 出雲は、路地の隅っこで呼吸を整えた。両手の人差し指をピンと伸ばし重ねポーズを取る。
「じゃあ、行くよ!」
 掛け声と共に、もくもくと雲が浮き出た。作り出された人工雲は、出雲の思う通り、桃に形を変えて行く。
「はい。これも使おう!」
 出来上がった桃は、本物と変わらない、甘い香りがしたような気がした。
 桃を不自然になら無いよう道に置く。シュラインは、その周りにとくとくと水を撒いた。
「何をしてるんだ?」
 武彦が疑問に思い、その様を覗き込む。
「一応ね、やれるだけの準備はしておいた方が良いと思うの」
 水を撒き終わり、シュラインは笑顔で顔を上げた。
 彼女がそう言うのなら、きっと理由があるのだろう。武彦はそう納得した。

□07
 それぞれ、桃から少し離れ身を隠す。こちらの匂いを隠すため、シュラインがスプレーを散布したので、モモンに待ち伏せを悟られる事は無いだろう。
 皆が配置についた音を確認し、シュラインは声を上げた。
 ただ、それは、普通の人間には聞こえ無い。
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!」
 動物が不快になるような音域の、音。モモンの活動音が聞こえた方へと音をぶつける。モモンの心拍音は聞こえなかった。やはり、生きているわけでは無いのだろう。けれど、足音、尻尾がすれる音、木を掴む音などはきちんと聞こえてくる。
 ほら、不快な音をぶつけられ、慌てて草から飛び出た。
 けれど、まだここからは遠い。
「 ̄ ̄ ̄、 ̄ ̄ ̄ ̄ッ」
 シュラインは、もう一度、音をモモンにぶつけた。モモンはその音を嫌がり、反対側へ逃げる。それを繰り返して、思うところへ誘導した。

 モモンが近づいて来たのを皆感じていた。
 踏み込んでジャンプする音がだんだん大きくなってくる。
 どん。ずっ。どん、と、地面がかすかに揺れるのだ。
 その音が止む。
 通路の片側から、ひょこりとモモンが顔を覗かせた。
 各々、その姿を確認する。なるほど、モモン缶に描かれていたイラストと同じ、可愛い顔だった。

 まず、モモンは霊祠の用意した桃に興味を示した。
 しばらく様子を伺うように辺りを気にしていたのだが、徐々に桃へと近づいてくる。そして、素早く桃を取り、壁を背にして抱え込んだ。
 そこへ、にこにこと霊祠が近づく。
「!」
 当然、モモンは現われた人間に警戒する。
「よぉーし、よしよし」
 けれど、霊祠はモモンの様子に関係無く正面から抱きついた。そのまま、所構わず撫で回す。皮膚は堅く強化されていると言うことだったが、体毛は柔らかい。心行くまで、もふもふを堪能し、モモンと暖かな交流を試みる。
 しかし、モモンの尻尾は総毛立っていた。
 当然である。
 敵とみなすようプログラムされている人間が、自身に抱きついたのだ。霊祠の行動を、攻撃だと感じ取り、モモンはあがいた。必死に霊祠を振りきろうと身体をくねらす。自由になる腕を振り回し霊祠を殴った。最後には、鋭い牙で霊祠の腕に噛みつく。おかげで、霊祠はちょっぴり血まみれになってしまった。
 見かねた冥月が影から飛び出す。
 流れるようなスピードでモモンを蹴りあげ、霊祠からモモンを引き剥がした。
「大丈夫か?」
「え? 何がです?」
 しかし、霊祠はきょとんと首を傾げただけだった。丈夫な身体は、これっぽっちでびくともしない。
「んー! ちょっと、おいたしちゃっただけだよね?!」
 体が吹っ飛びくるくると目を回すモモンに、霊祠はにっこりと微笑みかけた。

 冥月に蹴られ目を回したモモンは、すぐに態勢を立て直した。
 なるほど、防御力も強化されているのだろう。
 モモンは霊祠と冥月を警戒しながら少しずつ後退した。一度、ダメージを受けたので、慎重になっている。
 ずるずると後退した……その先で、桃がもう一つ転がっていた。
 それを確認し、モモンは急いで桃に飛びつく。
 先ほどと同じように、桃を手に取ろうとした。
 瞬間、どろんと煙になり桃は消えてしまう。その陰から、出雲が飛び出した。
「行くよっ」
 突然現われた出雲を見て、モモンの体が一瞬硬直する。
 その時には、出雲の十字槍がモモンの身体に刺さっていた。
 モモンは腕に刺さった十字槍を自ら引き抜く。まだ動ける。それを証明するように、地面を蹴り、壁を足場にして出雲に襲いかかった。
 しかし、身軽さでは出雲も負けない。
 ひらりと空中へ飛び上がりモモンの突撃をかわした。滞空中に身体をひねり、綺麗に着地する。モモンは初撃が空振りバランスを崩したが、すぐに出雲へ向き直り二撃目の尻尾を叩き付けた。
 その攻撃も、たんっと軽く地面を蹴って避ける。

 冥月と霊祠はモモンを挟んで出雲の反対側でその様子を見ていた。
 モモンは全身を使って突撃し、尻尾で追加攻撃を加える。止まる事無く動き続けるので、下手に近づけば同士討ちになってしまいそうだった。やはり、動きを止めた方が良いだろう。
 ビデオをオートにセットし、冥月は助け舟を出そうかどうか迷っていた。
 有効範囲以上に影を伸ばし、徐々に縮めモモンを包み込めばいけるはずだ。
「やっぱり、動きを抑えたほうが良さそうね」
 そのとき、モモンを路地まで誘導したシュラインが木の陰から姿を現した。その手には、スタンガンが握られている。スイッチを入れるとバチンと弾ける音がした。
「さっきの水を使うのか」
「ええ。感電させちゃおうかな」
 幸い、モモンは出雲との戦いに夢中になっている。
 それでも危険な事に変わりは無いのだが、それなら、と霊祠が手を挙げた。
「多分、もうすぐ、動きが鈍ってくると思います」
 実は、先ほど抱きついた際、自身に寄生させていた虫を仕込んだのだと言う。それらがじわりじわりと神経系統を汚染し、信号伝達が分断される。プログラムにとっては、致命的となるバグだ。

「動きを止めるわ。水から離れて!」
 モモンが水に足をつけた瞬間を狙ってシュラインが飛び出した。
「はいっ」
 出雲は軽々と空中へ逃げくるりと回転して近くの木へ飛んだ。
 バチンと電気を放つ音。
 モモンは身体を硬直させ、その場に倒れこむ。
 最後に、冥月が自分の身体を影で覆い、モモンの脳天に踵落としを喰らわせた。スタンガンのスイッチは切ったが、万が一、感電してはいけないとその役を引き受けたのだ。
 出雲の十字槍で、既にいっぱいいっぱいのダメージを受けていたのだろう。
 規定のダメージに到達したモモンの身体が透け始めた。
 すると、どこからともなく明るい電子音が聞こえて来た。

※デカモモンを倒した!
※経験値9999を手に入れた!
※これにて修行を終了します。

 鳴り響くファンファーレと、機械合成音。
「やれやれ、どうにか退治したようだな」
 全てが終わったその後で、武彦が空きモモン缶を回収した。

□Ending
「皆様、本当に有難うございました」
 再び、興信所応接室にて。
 依頼主の青年が丁寧に頭を下げた。
「それはそうと、バグの無いキットを一つ、報酬にくれないか?」
 モモンの姿がしっかりとビデオにおさめられているのを確認し、冥月は依頼主に訊ねた。
「ええ? アレをって……。正気か?」
 背後で、武彦がのけぞる。
「そうねぇ。観賞用のとかは無いのか、聞いてみましょうか武彦さん」
 しかし、シュラインは至極真顔で武彦の目を見つめた。
「……あれ?」
 それ、冗談だよね? と、武彦は心配そうにシュラインを見返した。
「モモンちゃん、とっても可愛かったですね!」
 霊祠は、モモンに噛みつかれた傷もすっかり完治していた。と、言うか、戦闘が終わる頃には治ってしまった。脅威の回復スピードだった。
「うん! ちゃんと倒せて良かったね」
 出雲もにこやかに依頼主に返事をした。
 依頼主の青年は、懐から缶を人数分取り出す。
「これは、皆様に記念に差し上げます。ご心配なく、バグの無い安心の修行キットです」
 開けるも自由、大切にしまっておくのも自由。
 缶を開けなければ、ただの缶でしかありませんから、と青年は笑顔で缶を配る。
 本当に大丈夫なのだろうか。武彦は缶に描かれたモモンを訝しげに眺めた。
<End>

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【2778 / 黒・冥月 / 女性 / 20歳 / 元暗殺者・現アルバイト探偵&用心棒】
【7086 / 千石・霊祠 / 男性 / 13歳 / 中学生】
【0086 / シュライン・エマ / 女性 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【7185 / 猿渡・出雲 / 女性 / 17歳 / 軽業師&くノ一/猿忍群頭領】

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■         ライター通信          
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 この度は、ノベルへのご参加有難うございます。
 そして、モモン退治お疲れ様でした! モモン缶は記念にお持ち帰りください。バグはありませんので、大丈夫です。
 □部分は集合描写、■部分が個別描写になります。

■黒・冥月様
 こんにちは、いつもご参加有難うございます。
 物語が繋がっていくって良いですね!
 ビデオにはきちんと映像が写りましたので、どうぞお持ち帰りくださいませ。
 それでは、また機会がありましたらよろしくお願いします。