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<ラブリー&スイートノベル>


八幡宮横 和風喫茶【いど】のヴァレンタインデイ♪

●旅行の始まり
 ここは八幡宮横 和風喫茶【いど】。
 深川八幡宮の横にある喫茶店。
 異界に関する情報や事件の情報がここで聞けるせいか、時々、異界の人間も迷い込むようで……。
「こんにちはー! お久しぶりですねぇ。あはは☆」
 なんの緊張感もなく現れたのは、ユリウス・アレッサンドロ枢機卿猊下でございました。
 久しぶりも久しぶり。一体、どれだけの年月が経っているのやら。本人もそこはわかっているようで、異界の外に繋がる別の扉には近づこうとしていません。
 きっと、その扉を開いたら、恐ろしいことになるのでしょう。
 さもここには何もないと言った風に振り返り、ユリウス猊下はこう仰いました。
「面白い薬を手に入れたんですよ。もちろん、教会側には言えない魔法のk……げふふん!」
「げ い かッ! またそんな怪しい実験を……」
 後ろにいた少女が突っ込みを入れました。白地に水色のワンポイントの入った可愛い服を着ています。
 名前はリナフィール・インストゥリア。異界の一つからやってきた、聖十字教会のシスターです。
 ユリウス猊下は諦めず続けました。
「で、ですね。この薬は【なりたい年齢になれる】のですよ。でも、効果は一日だけ。安全でしょう?」
「安全じゃありません! どうしてこうロクでもないことを……」
「ひ、ひどい! ロクでもないなんて、普通上司に言わないですよ?」
「猊下には、丁度良いのですわ」
「ううう……リナフィールさんが前にもまして意地悪になりました……で、丁度、ヴァレンタインですし、【この薬で歳の差を埋めて告白』とか、【童心に帰っちゃおう】とか、このお店でヴァレンタイン企画したら良いのではないのでしょうか?」
 猊下はにっこりとほほ笑みます。
 しかし、そういう猊下には訳があります。
 自分で作ったお薬のデータが欲しいのです。ついでに言うと、この喫茶店でのツケをちょっと解消してくれるのではないかと言う、甘〜い考えがあるのでした。
「わかりましたわ! ヴァレンタイン企画で喫茶店の売り上げの貢献をしつつ、常日頃のお礼をしようというのですわね? さすが、猊下! しかも、『ヴァレンタインに悩む方々の恋心を助けよう』だなんて」
「あ、いや……その……」
 今更違うとか、実は欲望からでしたなんて言えない猊下。それは、とてもとても悲しい顔をなさいましたが、リナフィールさんはちっとも気が付いていません。
「では、早速ですから大々的にやりましょう! そうですわね……適当な異界の扉を開けて、そこでお茶会とかすればいいのでは?」
「えー、それなら旅行がいいですよー」
「そんなぁ……お薬の効果が持ちません」
「それなら大丈夫。薄めて一日の効果ですから、原液をですね、半分に薄めれば3日は大丈夫だと思いますよ」
「まあ、六分の一! そんなにケチって」
「原材料高いんですよォ!」
「紅茶とケーキを減らせばよろしいのではないですか? では、旅行もできますのね。楽しみです〜。そうそう、わたくし、台湾に行ってみたいのです☆」
 そう言って、リナフィールさんは予てから行ってみたかった、台湾旅行を思いついたのでした。
「一体、どうやって旅行の料金を捻出するのですかっ? うちの貧乏教会にはそんなお金は……」
「異界に繋がる扉には、宿屋の世界に繋がる扉もありますし。わたくし、つい最近発見しました☆ 月遊・神羽(ゆづき・にけ)ちゃんというお友達と旅行しましたのよ?」
「り、レナフィールさん……いつの間に」
「女の子同士の親睦会みたいなものですわ」
「そ、そんなものですかねぇ。しかし、リナフィールさんが乗り気と言うのも珍しいですね」
 話がいきなり大きくなり、ユリウス猊下は少々驚いているようです。
 いつもなら怒られて終了というのが常ですので、それも当然と言えました。

 異界に繋がるゲートの管理者である店長さんからのOKも出て、リナフィールさんはとても張り切っています。
 楽しい旅行とお茶会。
 どんな世界からお客様が来るのでしょうか。
「神羽ちゃんも呼んでしまいましょう♪」
 リナフィールさんは微笑みました。

●ようこそ、ひとときの魔法の国へ
「こ、ここは?」
 雅 小唄(ja0075)は店の中を眺めながら言った。
 飴色の柱はアンティーク風。嵌めこまれたステンドグラスの向こう側は東京の、下町の景色。
 柔らかな日差しは小春日和。
 目の前には神父とシスター。
 鼻を擽る香りは珈琲の香り。ここはどう見ても東京の喫茶店のように見えた。
「何処なのかな? どう見ても東京みたいだけど……」
 小唄はついさっきまで修学旅行中で、なぜか気づいたらお店にいたという状況だった。
 撃退士という自分たちの日常も普通ではないから、この状況を異常と言うのも語弊がある気がしないでもない。ゲートをくぐれば……なんていうのは、撃退士になる前はありえなかったことなのだ。
 隣に想い人の倭 圭(ja0060)と、同じ学校の生徒――森田良助(ja9460)と黒崎 ルイ(ja6737)がいるだけまだましなのかもしれない。きっといなかったら不安になっていただろう。
 小唄は見つからないように、小さく溜息を吐いた。
「ここ……来たこと、ない……」
 ルイも不安そうに呟いた。
 一見、小学生カップルに見える良助とルイは立派に高校生カップルである。二人の幼い雰囲気が、とてもそう言う風に見せているのであるが、良助の方はルイを背で庇うように背筋を伸ばして立っていた。
 ……と、そこに無駄に美形な神父が現れ、揉み手をしながらそう言った。
「いらっしゃいませーぇ♪ 八幡宮横 和風喫茶【いど】へようこそ! 本日はヴァレンタインフェア中です」
「ヴァレンタインフェア? むしろ、ここはどこなんだい? 俺たちは修学旅行中だったのに……」
「そうだよ! ルイだって吃驚してるよ」
「ああ、修学旅行ですか。それなら、久遠ヶ原学園の世界の方ですね? すみませんねぇ……ここはそういう場所なんですよ」
 それを聞き、小唄は眉を顰めた。
 喫茶店で神父がヴァレンタインフェアですとか、胡散臭さ満載である。それに、そう言う場所ってどういうことなのかわけがわからない。
 そこが気になったらしい良助がユリウスに声をかけた。
 ルイも良助の隣で様子を窺っていた。
「神父さんが喫茶店にいるのは――まあ、普通のこととして。ヴァレンタインフェアって、どういうことのなのかな。確かにさ、久遠ヶ原学園の生徒だけど……」
「それはですねえ、この世には並行世界という……ぐぼァ!!」
 ユリウスはリナフィールに軽〜く腹パンくらって仰け反った。驚いた四人がユリウスとリナフィールを見返す。
「じょ、上司になにするんですかァ〜」
 げほげほ言いながら、ユリウスはリナフィールに抗議した。
「……腹パンなんて……酷いっ」
「並行世界ってどういう……」
「その言葉通りだ」
 忽然と現れた扉から青年が現れ、一言そう告げた。皆はそちらは見る。
 ユリウスはにこやかにあいさつした。
「お久しぶりです、裕介さん。どうやら別の世界でも頑張ってらっしゃるようですね」
 やってきたのは、田中・裕介(1098)という青年だった。
「さあな。どの世界にも俺はいる」
「ですねぇ……私も色々な世界にお邪魔しますからねぇ」
「ここは俺たちの知っている日本じゃないのか?」
 圭は不思議に思って訊いた。それに裕介はこう答えた。
「お前たちも、お前たちのいる世界じゃないどこかにいるかもしれないと思うぞ。もしかしたら、違う世界の俺もお前たちの近くにいるかもしれないな」
「何言ってるんですか。余計な情報は混乱の元ですわ」
 憤慨してリナフィールがユリウスと裕介に言う。
「ぶっ飛び知識を植え付けたら混乱してしまいますでしょう? もう少しスマートに……」
「でも、教えないと迷子になっちゃいますよぅ」と、ユリウス。
「あ、そうでしたわね。ほほほ♪」
「で、ここは【いど】って名前の喫茶店なんだね? それはそうと、なんでこんな場所に?」
「いえね、猊下がヴァレンタイン企画をいたしましたの。喫茶店の売り上げの貢献をしつつ、常日頃のお礼をしようというのですわ……で、『ヴァレンタインに悩む方々の恋心を助けよう』と」
「「ちょ、ちょっと待った!」」
 『恋に悩む』との言葉で小唄と良助は反応せざる得なかった。色々とわからなくて突っ込みたいところはあるのだが、今の魅惑的な言葉にそこのところは置いておくことにした。
 気障っぽく、小唄がリナフィールに手招きをする。リナフィールは素直に近づいて行った。
 こそこそと小さな声で小唄がリナフィールに耳打ちする。良助もさりげなく近づいて話を聞いた。
(恋に悩む……とか言ったよね?)
(言いましたわ。それが何か?)
(ふむふむ…)
(……そ、それで恋の手伝いとかをするのかい?)
(そこ! それ、気になるっ!)
(セッティングぐらいになりますけど。『台湾旅行に招待』いたしますわ。ついでに、時間軸については気になさらなくてもよろしいですわよ)
(じ、時間軸??)
(説明はここに書いておきました。……さあ、どうぞ)
(…………)
 小唄は渡された資料をしっかりと読み込んだ。もちろん、良助の横から首を突っ込んで資料を読む。
 ここが通常世界ではなく、いくつもの並行世界を繋ぐゲートの一つであると。そのゲートは時間の流れが非常にゆっくりで、元の世界の何百分の一とか、何千分の一とかの時間で動いているのだと。
 そして、その資料には誓約書も付いていた。
 この企画に参加する人間は、【年齢変更薬】を飲んでその効能をレポート提出すること。内容はそれだけだった。
 幸いにして、久遠ヶ原学園は現在修学旅行中。しかも時間がごくわずかしか経たないのなら参加するしかないだろう。
 資料から顔を上げると、小唄はにっこりと微笑んで「参加するとも♪」と上機嫌に答えた。
「あ、僕も! じゃない、僕『たち』も!」
「え? 良助……さ、参加……か?」
 ルイは目を瞬いた。
「だって、修学旅行中に違う場所をこっそり旅行できるなんてラッキーだよ♪」
「良助が……そう言うなら」
 ルイは変な神父を眺め、少しだけ不安そうに眉を寄せた。

●台湾
「久しぶりだな……今の今までどこに居たのやら」
 裕介は言った。
 長らく口付けていた唇を離し、ようよう恋人に言った一言がそれだった。
 それはそうだろう。別れ際に爆弾発言を残し、長らく去っていたのだから。
 真意を聞いてみたくて、裕介は相手を見る。
 この明るい空港で、彼女の――ヒルデガルドの美貌と存在感は異常だった。
 誰もが振り返る。彼女を見つめるものは我を忘れ、手に持った飲み物は零す、落とす。カートはあちらこちらで激突する。すでに空港内は混乱に陥り、至る所でカート同士の交通事故が起き始めていた。
 しかし、当の美神は素知らぬ顔。混乱し、脱線する玩具たちを見る子供のように眺めていた。
 どんがらがっしゃんといった感じに音を立て、簡単にコロコロと転がってゆく人間たち。彼女を見知った人間なら、僅かばかりの表情の変化を感じ取ったかもしれない。人間たちのその姿が可笑しいと感じているのがわかっただろうか。
 ヒルデガルドはリゾート地に合わせたのかいつもの黒い外套は外し、白いフリルのドレスシャツとパンツスタイルという非常にラフな格好であった。
 普段なら、黒いスーツと外套で肌も見えぬほどである。
 先程別れた者たち――小唄と圭と互いに呼び合っていたが、その小唄と呼ばれた青年の方にヒルデガルドはなにやら吹きこんだようであった。
 『他次元に介入はせぬ』が心情のくせに、何の風の吹きまわしか、悩める青年を焚きつけるとは自分の恋人ながらわからない。
 裕介はじっと見つめた。
 「そのうちに知ることになるだろうよ。次代長の父となる存在ならば」。そう、ヒルデガルドはあの時言ったことを思い出す。色々と謎の多い女性だ。
 美しき恋人を前に、裕介は溜息を吐いた。
(どういうことだ?)
 裕介は胸の内で呟く。それに気が付いたか、予想していたか、ヒルデガルドが動いた。
「まあ、そう言うな。裕介(愛しい人)よ」
 鷹揚に言ったのは、蒼き血脈の王――ヒルデガルド・ゼメルヴァイスだった。
 愛しい人よと呼ばれ、裕介は苦笑した。
「何しろ、なかなかゲートが開かぬ。暫く待ったが、先に天魔の方のゲートが開いてしまったようだ」
「天魔? あぁ、そっちか……それにしても、長かったな」
「すまぬ……と素直に言っておくべきであろうな、裕介よ? しかし、そちらも楽しんでいたようだ。高峰研究所の報告書を読ませてもらった……少しだが」
「……まあ、それほどは」
「そのようだ。もっと、報告書の枚数があるかと思っていたが、案外少なくてな……逆に驚いたものだ」
 艶めく視線を裕介に向け、ヒルデガルドは妖艶に微笑んだ。
「一体、俺をどういう……」
「お前は常に自由であろう? それでいい。……で、他に訊きたいことがあるのだろう?」
「……あぁ。お前がいなくなる前……次代の長とか……」
「ほう、覚えていたか」
「わ、忘れるわけないだろう!」
 裕介にしては珍しく声を上げた。
「俺を一体何だと……」
「怒ったな? そのように怒る裕介を見るのは楽しいが……真面目に答えておこうか。言葉の通りだ」
「え? そんな……一日にして?」
「……これだから、いつの世も、どの男も……。人間も氏族(ノスフェラトゥ)もあまり変わらぬな、男と言う者は」
「にわかには信じがたいぞ」
「そういうものは、一瞬であるのだぞ。知らぬのか? メカニズムは人間も、我が氏族も変わらぬ。ただ、現るる時期は子の気分次第だがな」
「そ、そうか……は、ははは」
 一夜にして父になったのだぞと言われれば、男は誰もがこうなるのであろう。少し、裕介はやつれたように見えた。
「ヴァレンタインのプレゼントが、チョコより甘い『こんにちは赤ちゃん』だなんて……俺はどうやって母さんに言えばいいんだ」
 父の苦悩と言うよりは、若き青年らしい嘆きの声にヒルデガルドは口の端を歪めた。無論、愉快そうに。
「ああ、本当に裕介は面白い」
「面白がるな、俺は真面目に問題に取り組んでいる」
「であろうな。そこがよい。実に……よい。ふむ……お前の母御は怒るまい」
「いや、最後まで言うな。わかってる……わかってるから、最後まで言うな」
「そうか? 母御は喜びそうなのだが……善い母上だ。おお、そう言えば。私の義母にもなるのだな」
「最後まで言ってるじゃないか。こ、このっ」
 ホールドして髪をくしゃくしゃにして、そのすました表情をくずしてやろうかと裕介は思ったが、逆に面白がられそうなので諦めた。どうにもできないあたり、すでに憤然とした気持ちが手に現れる。
 右手をわきわきと動かすが、それをヒルデガルドに見られ、裕介は唸った。
(絶対に、仕返ししてやるぞ)
 そう、心に誓った。
「だ、第一……まだ着床したぐらいだろう? と言うか、あれからの時間を考えれば産まれていても可笑しくはないぞ」
「安心するが良い。娘だ。残念だが、こちらの時間に合わせたいとの意向でな。『パパに可愛がってもらうから、まだ出ないッ!』と申していたぞ」
「生まれる前から会話できるとか……尋常じゃないな」
「私とお前の子だぞ。当然ではないか。かの『大鎌』の所有者が何を言う……言うなれば、お前も尋常ではない」
「時と時空を渡る長命者(ノスフェラトゥ)に、それを言われる俺の立場は……」
「無いな」
 にべもなく言った。
 あっさり言われ、裕介は肩を竦めた。
「まあ、可愛い子の様だから、好きに着せたいものを着せるといい」
「そ、そうか……じゃあ、メイド服……」
「こんな時までそれか、裕介。まあ、その言葉が出ると言うことは、お前が元気だ証拠ということだな」
 意地悪く言うや、ヒルデガルドは細巻煙草(シガリロ)の紫煙を燻らせて笑った。
「身重のお前を、俺は労わるべきだろうなあ……」
 裕介はしみじみと零した。
 細巻煙草を止めろと言うべきか、逢えなかった分思う様お前自身を味あわせろと言うべきか。言わざるべきか。裕介は悩んだ。
 心中を察したか、ヒルデガルドが微笑む。
「心配はいらぬ。好きにするとよいぞ?」
「男にそれを言うのは……危険だぞ」
「危険を顧みる恋愛なぞ、経験する価値のないものだ。故に愚かしきわが弟は、かの青年に堕落(お)ちたのだからな」
 そこまで言うと、ヒルデガルドは裕介の耳に囁く。したくはないのか、と。
 耳から流し込まれる毒に、裕介は苦笑した。
 清廉にして黒き闇の王は、誰よりも快楽に長けている。
 その柳腰に腕を伸ばし、裕介はそれを幻でないと確かめながら、今一度、その赤き唇に口付けた。
 甘い口付けは細巻煙草の匂い。
(ああ、これだ……)
 思い出し、感じ、納得する。
 久しぶりの感覚に喉が震えた。
「そう言えば、さっきの奴らに何か言っただろう?」
「あぁ、言ったが? 気になるか?」
「焚きつけたのだけはわかったな。で?」
「未来を転がすのは、指先を軽く動かすぐらいでいいのだと、な。お前は未来が欲しくはないのかと言ったまでだ。真実だろう?」
「正にな……できるなら、こっちの未来も転がして行って欲しかったな」
「今があるだろう、裕介?」
「そうだな……そうだ。むしろ、違うものを転がしてもらおうか……ここで」
 そう言うと、裕介はヒルデガルドの顎を手で捕らえる。
 この異界にいる間だけは楽しませてもらおう。
 滅多に会えぬ恋人なのだから。幸いにして今は台湾旅行中。問題はないだろう。
「我が夫は我慢が限界と見える……ここではすまいぞ? しかるべき場所にて、味あわせてやろう」
 淫靡に微笑むと、ヒルデガルドは裕介にもう一度口付けた。

 ■ END ■

━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・

登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢      / 職業 】
 ja0075  /雅 小唄 / 男  / 外見年齢 19歳 / アストラルヴァンガード
 ja0060  /倭 圭  / 男  / 外見年齢 18歳 / ルインズブレイド
 ja9460  /森田良助 / 男  / 外見年齢 11歳 / インフィルトレイター
 ja6737  /黒崎 ルイ/ 女  / 外見年齢 14歳 / ダアト
  1098  /田中・裕介/ 男  /      18歳 / 孤児院のお手伝い兼何でも屋

登┃場┃ N┃ P┃ C┃一┃覧┃
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 ユリウス・アレッサンドロ
 リナフィール・インストゥリア
 ヒルデガルド・ゼメルヴァイス

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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 こんにちは、はじめまして。そして、お久しぶりです。お元気でしたか?
 ライターの朧月幻威(ろうげつ・げんのじょう)です。
 ご参加いただきましてありがとうございます。
 意外にエリュシオンからのお客様が多くてびっくりしました。
 久しぶりに受注を受けましたので、古い方がいらっしゃるかと思ってました。意外ですね(笑)
 元々、東京怪談.Comに参加していまして、その時に使っていた異界をベースに描いてみました。
 この異界はありとあらゆる世界に繋がっていると言う、『喫茶店』なのです。
 もしかしたら、エリュシオンの世界にも出入り口があるかもしれませんね♪
 【LC】は公式の商品ですので、濃厚にならないようにしてみました。
 期待されていたらすみません。でも、しっかりとヴァレンタインでございますv
 ご存じのとおり、私が書くとあれやそれやのすごい奴になるので、今回はここまででございます。
 そのうちに、東京怪談も復活させたいと思っております。
 それでは、機会がありましたらまたお会いいたしましょう。

 朧月幻威 拝