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<東京怪談・PCゲームノベル>


Track 31 featuring アリア・ジェラーティ

 2015年、初夏。
 その日は風花が舞っていた。





 ………………要するに、雪がちらちらと風に舞って、辺り一帯に散って――降っていた。





 ぽつねんとその場に居たのは――ごろごろとアイス屋さんの台車を引いている一人の少女。何故か、黒と見紛う濃い青色をした円筒状の分厚い帽子にコート、とロシア的な雪国感満載の――無駄に暖かそうと言うより時節柄むしろ暑苦しそうな格好をしている。帽子の縁やコートの襟、袖口にあしらわれている白いボアもまたその見た目の暑苦しさに拍車を掛ける気がするが、少女当人はあまり気にした様子が無い。…もし傍で彼女のそんな姿を目にしてしまった者が居たなら、今は実は冬だったのだろうかと俄かに己の認識を疑いたくもなるかもしれない。…冬であるなら、そんな格好をしていても、まぁ、おかしくは無い。
 少女の年の頃は、恐らくは十三歳前後…中学生程度と言ったところか。髪の色は水流を思わせる淡い青。前髪は額の真ん中から分けられており、髪の毛先は分けられた流れに沿って軽やかに外側に跳ねている。後ろ髪はふんわりと肩に掛かる程度の長さ。歳より幼くも見えそうな、零れ落ちそうな大きな黒い瞳――の割に、表情に乏しく、子供らしい溌剌とした印象は、無い。

 そしてもう一人、その場から数メートル離れた上方にもまた別の少女が居た。具体的に何処に居たのかと言えば、その辺にあった何かの店舗らしい建物の――屋根の上。傲然と仁王立ちをしており、更には睥睨するように地上を見下ろしている何だか偉そうな佇まい。こちらの髪は銀髪――いや、白髪か。どちらとも付かないそれこそ雪のような色彩の髪を、頭の左上でくるりと纏めてから先端を長く垂らしている。服装はミニスカートめいた丈の短い白い着物。…けれど締めている青い帯が装飾的で――垂らした先端が普通に歩くなら地面を引き摺るだろう程に長かったり、着物の裾に雪の結晶を模ったレース(?)があしらわれていたりと少々凝ったデザインのものでもある。足元は素足に厚底のぽっくり。両手には旅装時にするような簡単な手甲を着けてもいる。…取り敢えず、あまり普通の格好では無い。着物が基調であるからか、やや時代がかった印象もあるかもしれない。
 こちらの少女は青い髪の少女よりも幾分幼く、十歳程――幼女と言ってしまってもいいような年頃でもある。

 今ここで、そんな二人が――何故か、ばっちり見つめ合っていた。

 アイス屋さんの台車を引いている水色の髪の少女――アリア・ジェラーティの方は、いつも通りにぼーっとアイス屋台を引いている中、ふと見上げたそこで、雪色の髪の少女に何となく視線が向いたようで。
 他方、よそ様のお店の屋根の上、と言うとんでもないところで仁王立ちしている偉そうな雪色の髪の少女――雪姫の方は、覇王の視線で地上を睥睨している中、やっぱり何となくアリアの姿が目に留まっていた…のだと思われる。

 そして。

 お互いで、視線を合わせて見つめ合っただけで――ある意味、『わかり合って』しまった、らしい。
 挑戦的ににやりと笑う雪姫に、あまり表情を変えぬまま――それでも何かを決したように小さく頷くアリア。わかり合った(らしい)二人は、今度は互いに背を向け、歩き出す――踵を返してのしのしと元来た方向に台車を引いて行こうとするアリアだけではなく、雪姫の方も屋根の上からひらりと身を翻すようにして姿を消した。



 …それから。

 気が付けば、辺り一帯、何故か初夏と言う季節が冗談であるかの如き雪深い景色になっていた。…風花どころではない。普通に降雪。やけに涼しい。と言うよりむしろ寒いかもしれない。…最早普通に冬である。いや、冬であっても都心でこの雪景色は極々稀であろう。…いや、実のところは過去に似たような事が無かった訳でも無いのだが、少なくともアリアには記憶に無いだろう時の事。
 アイス屋さんの台車を何処へともなく片付けて来たアリアは、相変わらず無表情なままで淡々と歩いている。…思った通りだった。今日は何とも言えない胸騒ぎに従って、頑張って暑いのを我慢して冬の格好で来ていて正解だった。今さっき、胸騒ぎの源を漸く察知し、屋根の上を見上げた。予想通りの――と言っても、面識があった訳では無いが――存在が居た。
 屋根の上に居たあの少女は――あの匂いは、人外。それも、自分の祖先と同族――いや、類縁種、とでも言うべきかもしれない。アリアの祖先は氷の女王と言われている――実際、そうである事を裏付けるような能力をアリアは多々持ち合わせている。だからこそ、その能力を素敵に活かせる『アイス屋さん』などと言う職業を選んだ訳でもあるのだが――あの少女は、多分、もっと、何かが違う。目が合った時点でアリアはそう確信している。

 そもそも、この季節外れの降雪も――多分、彼女のせい。

 時々、季節感と言うか気圧配置完全無視で北風まで吹いている――このくらいの陽気の方がアリアにとっては心地好かったりもするが、街の皆さんは…そうでもないだろうな、とぼんやり思いはする。…実際、今いきなりこうなると、普通に初夏の格好や装備をしてた人たちは誰ともなく大パニックを起こしているだろう事は容易に想像が付く。
 と言っても、だからどう、とまではあまり考えていないのだけれど。アリアの実感としては、こんな風にいきなり寒くなるとアイスの売れ行きが悪くなるから困る…と言うのがどうしても一番先に来る。
 だからまず、アイス屋さんの台車を片付けて来たとも言う――いや、理由はそれだけでもないのだが。

 そう、あの少女こそが一番の理由。

 対峙しなければ、対決しなければならない宿命の相手。
 一目見た時点で、お互いでそう理解した。
 そう、きっと、彼女の方でもそう感じていた事だろう。
 …アリアはそう、確信している。

 だから、その対決の邪魔になっては拙かろうと――と言うか、巻き込まれてアイス屋台の方に被害が出てはアリアにしてみればとてもとても困るので、大切な商売道具はまず巻き込まれなさそうなところに取り敢えず置いて来た…と言う事の次第である。

 ひゅおおおお、と一陣の風が吹き抜ける。

 吹き抜けたかと思ったら、その風の向こう側に先程の少女が再び姿を見せていた。今度は屋根の上では無く、アリアと同じ地上。満を持してとでも言いたげな、いかにもな登場シーンの演出が自然現象(?)のままに為されている。木枯らし(?)の吹き荒ぶ中、荒野の…いや雪原に立つ宿命の二人。そう、まるでこれから決闘にでも臨むかのように、二人は真正面から相対する事になる。

「…」
「…さて、そろそろうぬの準備も整ったかのう」
「…うん。でも、その前に…訊いておきたい事が…」
「なんじゃ? 我の名か? 他人の名を尋ねる時は己から名乗るが礼儀であろうが。うぬの側から疾くと聞かせるがいい」
「名前…。私は…アリア・ジェラーティ」
「アリアか。…ならば我も名乗るとしよう。我は雪女郎の雪姫と申す。見知り置け」
「雪姫ちゃん…。…じゃあ、訊くけど…いい?」
「…。…うぬは今、我の名前を尋ねるつもりでは無かったのか?」
「違うよ。私が訊きたかったのは…雪姫ちゃんは…アイス、いるかな…って」

 …。

「…。…後にせい」
「そう…? わかった。後だね…。…じゃあ、始めよう…?」
「…やっとか。まぁ良かろう。…それより制約はどうする」
「制約…ルール、って事…?」
「ああ。うぬと我、雌雄を決するに当たり手段と制約は必要であろう。何でもありでは詰まらぬ」
「雌雄を決する…。…。…私も雪姫ちゃんも女の子だよね…?」
「…。…雌雄と言うたはただの言葉のあやじゃ。決着を付けようと言うただけに決まっておろうに。…面倒なところに引っ掛かる小娘だな」
「…。…そうなの…じゃあ、こおりおには…どうかな…?」
 決着を付ける、手段。
「ふむ。悪くない。…うぬも我も氷雪の加護を受けし者」

 ならば、こおりおにの要領を用い、この手で直接触れる形でより多くの人数を凍らせた方が勝ち、と言う理解で良いな――ではアリアよ、いざ尋常に勝負と参ろうぞ!



 で。

 何やら決闘手段?が決まったようだが、こおりおにと一言で言われても、雪姫の受け取り方からして何だかやり方が違わないか? と素朴な疑問が残る。

 こおりおには簡単に言えば鬼ごっこの一種。まず鬼を決め、他は鬼から逃げる者になる。その際、決められる鬼の人数は一人ではなく複数の場合もあるかもしれない――ただその場合でも、当然、鬼チームが二つではなく、まず鬼とそうでないものとのチーム分けになるかと思う。いや、両陣営が複数人数になるチーム分けをするとなると、また別の種類の鬼ごっこに類する遊びになるかもしれないが――まぁそれはそれとして。…そもそも鬼ごっこの類は地方によって多種多様にやり方が変わってくるものでもあるから、どのルールが正しいなどと言い切れるものでもない。
 何にしろ、こおりおにと呼ばれる鬼ごっこの場合。逃げる者は、鬼に捕まると――と言うか、鬼に「こおり」の宣言と共に触れられると、「凍って」しまいその場から動けなくなる、と言うルールになっている。この場合、捕まるイコール鬼になる訳では無い。「凍って」動けなくなっても、逃げる者の中で動ける者がまだ誰か残っていれば、その誰かに触れられる事で――その「凍った」者もまた動けるようになり逃げる事が出来る、と言う救済措置がある。逃げる者全員を「凍らせ」たら鬼の勝ち、一人でも逃げ切れれば逃げる者が勝ち――細かくはもっと色々とルールはあったかもしれないが、ざっと挙げればこんなものだったと思われる。
 つまり、この雪姫とアリアの場合、救済措置の方を考えていない時点でどうかと言う気もするのだが――ここは要するに、独自ルールでリアルにやろうと言う事なのだろう。
 対決する二人共に、実際に氷雪に関わる能力を持っている。…わざわざ確かめずとももうお互いで「識って」いる。だから、両方が鬼をやる――それでどう対決する事になるか。…街には人がたくさん居る筈。急な天候の変化にパニックを起こしている可能性すら高いとなれば、更なるパニックの種をちょっとくらい捲いても、別に大して困らないだろう…と思ったかはわからないが、とにかくそんな街の人たちこそを、ここは「鬼から逃げる者」に設定する。

 …後で元に戻せば大丈夫。うん。
 アリアは自分の中でこっそりそう言い訳をしつつ、頷く。色々他人様に御迷惑な事になるだろう、との自覚は心の隅にあるけれど、今はそれより自分の欲求の方が勝つ。

 ――――――そう、この雪姫との、対決を。



 凍らせる相手は見付け次第の手当たり次第。

 雪姫の号令に頷き、雪姫同様、アリアもまた「こおりおにの鬼役」を開始した。…駆け出した、と行きたいところだが、この一面の雪になっている道路を走り回るのは少々どうかと自動的に足の方でブレーキが掛かる。…靴も雪国仕様のものを履いて来てあるのでそう簡単に滑りはしないが――思いつつ、人が騒いでいる方向へとてくてく徒歩で向かう。
 実は元々、雪姫と遭遇したその時も――アリア一人でぽつねんと居たどころか、都会らしく周辺にそれなりの人出はあった。自然、急に冬状態降雪状態になった事での騒ぎもあちこちで起きてはいたのだが――アリアとしてはそんな事より雪姫の存在自体の方が大きく、先程の場合は彼女の事しか目に入っていなかったに過ぎない。

 …即ち、ちょっとその気で捜せば、街中、すぐ手の届く範囲に人はたくさん居る。
 居るのだが。

 アリアの目の前で、派手に滑って転びそうになってる夏支度なお姉さんが居た。
 目の当たりにしてしまった以上放り出せなくて、わわ、とアリアは反射的に手を伸ばした。
 それで、支えた。
 と、お姉さんを支えた掌から、ぴしぴし、と凍り付く音がした。…咄嗟の事だったのでそのままお姉さんを凍らせてしまったらしい。そう気付いた時点で、えーと、どうしよう…とつい考え込んでしまう。が、まぁこれはこれで良しと言う事にし、まず一人目と計算――転び掛けたお姉さんの氷像を、よいしょとばかりにゆっくりと地面に下ろして、次は、と誰ともなく凍らせる相手を物色する。
 アリアがそんな事をしている間に、雪姫の方はと言うと――はぁッ、とばかりに芝居がかった気合いを入れつつ、近場に居た人々の狭間を身軽に駆け抜けて――すり抜けている。すり抜けた後には、たった今そこを駆け抜けて来たとばかりにフォロースルーめいたポーズを取り、どうだ、とばかりに不敵ににやり。直後、雪姫がすぐ側をすり抜けた人々が一気に氷像と化していた。通りすがりに触れる事で、こちらも凍らせていたらしい。…一気に五人。
 それを見て、負けてられない! とばかりにアリアは奮起。何やら目を白黒させている人――いきなり周辺の人が凍り付いたのは何事なのか、理解が追い付いていなさそうな通りすがりの人――に近付き、捕まえたとばかりに、えいっ、とタッチ。
 した途端、その人もまた――己の理解が追い付かないままに、ぱきぴしと音を立てて凍り付く。次。同じく次に近場に居た理解が追い付いてなさそうな人にタッチして同様に。次、次――そのまた次の相手は、漸く事態に気が付いたらしく、アリアから逃げようと試みた。が、雪に足が取られて思うように逃げられない。そんな相手にアリアが跳び付くようにタッチして、こちらも即、冷凍保存完了。
 次。
 軽く息を切らしつつ、アリアは雪姫の様子をちらりと見る。そちらも順調に氷像を増やしている――アリアの方と同じく、狙った相手もそろそろ事態に気付いて逃げ始めている。やっとこおりおにらしくなってきたかな、と思う。…いや、凍らされる方にすれば実際はそれどころでは無いただの恐怖と謎でしかないだろうとは思うけれど。

 ――――――でも、負けない!



 ぜーはー、と荒い息が続く。
 アリアだけでは無い、雪姫の方も。

 …独自ルールなこおりおにの試合開始からどれくらい経ったか、既にして近場に居た人間を粗方氷漬けにした後の事。凍らせた人数のスコアは数えてみれば互いにイーブン。ならば、さぁ次は凍っていない人間を――新たに凍らせられる人間を先に見付けられるのはどちらだ――とでも言いたげな、じりじりと緊張した空気がアリアと雪姫の間に張り詰められている。

 だが、そう狙っていても――そう都合良く、新たな誰かが近場を通りすがる訳でも無い。
 時間だけが過ぎて行く。

 ひゅおおおおお、とまた二人の間に風が吹く。

 それが、契機となった。
 凍らせるべき相手がもう居ないのなら、最早直接対決を挑むしかあるまい。どちらが先にそう思ったか、周辺の気温がまた一気に下がる――能力的に、アリアも雪姫も可能だろう仕業。びゅおおおお、と強くなった風に氷雪が舞う中、二人は最後の決着を付けようと、互いの間合いを少しずつ詰めて行く。近付けば近付く程、周囲の氷雪もまた何やら強烈になって行く。

 ごおおおおお、と最早吹雪か嵐にも等しいかと思える中、アリアと雪姫は――静かながらも、ついに、激突。同時に、スパーク。雷を纏う程の凄まじい冷気がぶつかり合って烈光が辺りを照らしたらしく、瞬間的に視覚が失われる。それでも負けられない。この相手を、直接、凍らせる。…その一念で、二人共に最後の一撃を!





 そして。

 ――――――烈光が消えた時に出来ていたのは、アリアと雪姫、二人の氷像だった。



 …更にその後。

 程無く氷像から元に戻った――持ち得た能力的・属性的な関係で、二人共に幾ら凍り付かされようともどうせ長持ちはしない――雪姫は、何やら酷く疲れたようで、雪原(本来は道路だが今となってはまともに使えず走る車の姿も無い)に寝っ転がっていた。アリアの方もその近くでちょこりと座り込んでいる。いつもの如くぼーっとしながら。けれど、「やり切った」感のある心地好い疲れはその身に残っている。…そして何やら雪姫の様子をじーっと眺めてもいる。

「…惜しかった…」
「まさかこの我が凍らされてしまうとはの。やりおるな。アリア」
「…雪姫ちゃんも」
「うむ。自慢して良いぞ。幾ら子供の姿――力を抑えた状態であったとは言え、この我と互角にまで持ち込むとは」
「…アイス、いる?」
「…。…ああ、さっき後にせいと言うたな。貰おうか」
「はい。…では、今ここですぐ御用意出来るのはアイスバーで、フレーバーはバニラとソーダとアプリコットの三種類となりますが、どのフレーバーに致しますか? 台車に戻れば他にも御用意出来ますが」
「…。…何やら急に滑舌が良くなりおったな」
「それは。仕事ですから、きちんとやらないと」
「…。…金取るのか」
「仕事ですから」
「…まぁ良い。ではソーダのアイスでも貰おうか」
「かしこまりました。アイスバーのソーダフレーバーですね」

 こちらが商品で、お買い上げ代金は――と、アリアはすらすらと「店員さん」らしい口上を並べ立てる。その豹変振りに雪姫は何やら胡乱げな貌になるが、アリアは全く気にせず営業スマイル(仮)。アイスバーと代金を引き換えた(驚くべき事に雪姫も代金になる金銭を持っていた)ところで、お買い上げ有難う御座いましたと礼を告げ、お仕事一件終了。
 終了したところで、今度はアリアは自分用にかバニラのアイスバーを何処からとも無く取り出した。そして――雪姫と一緒になってちびちびと舐め始めている。…今度は雪姫の方がそんなアリアの姿をじーっと見てもいる。

「…。…何とも釈然としないんだがのう」
「…アイス…美味しくなかった…?」
「いや。これはちゃんと美味いが。…って。また滑舌が元に戻っとるな。何なんだうぬは」
「私…アイス屋さん」
「…いや、そこを訊いた訳では無くてだな…いや、まぁ、構わぬか」
「?」

 アリアは不思議そうに首を傾げる。
 彼女にしてみれば、普段通りの行動を取っただけ、である。…何処がどう釈然としなかったのか、雪姫が問いたい事は何なのか。考えてはみるが、何だか見当が付かない。

 まぁ、アイスバー自体は好評そうなので、そこは良かったのだけれど。
 …決着が付けられなかったのは――雪姫ちゃんの氷像を手に入れられなかったの事の方は、ちょっと残念。



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 登場人物紹介
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■PC
 ■8537/アリア・ジェラーティ
 女/13歳/アイス屋さん

■NPC
 □雪姫(@東京怪談過去イベント「雪姫の戯れ」)